動画マーケティング

ハウツー動画(HowTo動画)のメリットや制作するときのポイントは? 事例も紹介!

こんにちは、シングメディア編集部です。

ハウツー動画とは一体どのようなものだろう、ハウツー動画を制作するにはどうすればいいんだろう・・・。

そんな「ハウツー動画について知りたいあなた」は必見です。

レシピ動画や商品マニュアル、メンテナンス動画などさまざまなシーンで活用されているハウツー動画。商品やサービスについてわかりやすく説明できるということから、たくさんの企業が取り入れています。

そこで今回は「ハウツー動画(HowTo動画)のメリットや制作するときのポイント、事例」をご紹介します。

ハウツー動画(HowTo動画)とは?

ハウツー動画とはなにか

ハウツー動画(HowTo動画)とは、商品やサービスについての使い方やノウハウをわかりやすく、具体的に説明・紹介する動画のことを指します。

ハウツー動画は社内のスタッフに自社商品やサービスについて理解してもらうために活用されるだけでなく、消費者向けに活用されることも多いです。

たとえば商品やサービスを購入しようか迷っている新規顧客に、その商品やサービスをどのように使うのか動画でわかりやすく説明してあげることで、購入後の不安要素を減らし、購入意欲を高める効果が狙えます。

ハウツー動画を見て使い方がわかれば、「これなら家でも使えそう」「こういう場面で利用すると便利なのね」などと納得してもらうことができるためです。

また動画ならではの「細かいニュアンスまで伝えることができる」という強みを活かし、商品やサービスの使い方マニュアル・取り扱い説明書代わりにハウツー動画を活用している企業も増えています。

スマホの急激な普及によって、人々の「知りたい」という欲求がインターネット検索機能でいつでも満たせるようになった現代において、ハウツー動画の需要も高まっていると言えるでしょう。

圧倒的な情報量! ハウツー動画のメリットは?

ハウツー動画のメリットとは

ハウツー動画を活用するメリットにはどのようなものがあるのか、ご紹介していきます。

多くの情報を伝えられる

テキストや写真だけの情報に比べ、動画には圧倒的に多くの情報量があります。

2014年4月、アメリカの調査会社である「Forrester Research」のJames L. McQuivey博士が発表した研究結果によると、1枚の写真に1,000文字の情報量があるとした場合、1分間の動画には1,800,000文字もの情報量があるということです。

動画ではそれだけ多くの情報量を伝えることができるため、商品やサービスの使い方、作り方、操作方法などのハウツーにしても、テキストと写真による説明よりも細かいニュアンスまで伝えることができ、わかりやすいものとなります。

また動画であれば商品のサイズ感や使い心地といった感覚的なものも伝わりやすくなります。

参考:A Video is Worth 1.8 Million Words

コンテンツとして価値が高い

ハウツー動画自体がコンテンツとして高い価値も持つというのもメリットの一つです。

動画は先述したようにテキストや写真よりも表現の幅が広く多くの情報を伝えることができます。

そのため動画コンテンツはユーザーにわかりやすく役に立つ情報を届けることができ、人を惹きつける効果があるのです。

またユーザーが「商品名 使い方」などのキーワードでネット検索した場合、動画はユーザーの目に留まりやすいという特徴もあります。

ユーザーが欲している情報をわかりやすく提供できるということでも、ハウツー動画はコンテンツとして高い価値があると言えるのです。

また編集の仕方やストーリー性などでハウツー動画に付加価値がつくと、多くのユーザーがそれを視聴してくれたり、SNSでシェアしてくれたりすることもあります。

SNSでシェアされると、より多くのユーザーに拡散される可能性にも期待ができます。

消費者の購入意欲を高められる

消費者はその商品やサービスを購入した後の姿や使っている姿をリアルにイメージすることで、商品やサービスに「購入する価値がある」と判断します。

商品やサービスがいくら魅力的だとアピールされても、購入後の姿がイメージできないと、どうしても購入まで至らないケースが多いもの。

だからこそハウツー動画で消費者に商品やサービスを購入した後の姿をイメージさせることで、購入意欲を高めることができるのです。

見込み客の不安要素を軽減させることができる

初めて目にする商品やサービスの場合、消費者は不安を抱いてしまいがち。

特に扱い方が難しそうな商品やこれまで使ったことのない商品には、不安を感じることが多いでしょう。

そういった不安を抱える見込み客のためには、ハウツー動画で商品の操作方法や使い方、組み立て方、メンテナンスの仕方などを伝えてあげることが有効。

ハウツー動画を視聴した消費者は「これなら大丈夫そう」「難しそうと思ったけど案外簡単そう」と思うことができ、不安要素を軽減できるのです。

均質な情報を伝えられる

業務でわからないことがあったとき、上司や先輩などに質問する人が多いと思いますが、その際、聞く人によって返ってくる答えが違った、同じ人に同じ質問をしたのに前と言っていることが違った、なんて経験をしたことがある人もいるでしょう。

人が人に何かを伝えようとした場合、毎回必ずピッタリ同じことを伝えられるとは限りません。

伝え方にちょっとした差が出てきてしまうのは仕方のないことですし、受け取り手側が間違ったニュアンスで受け取ってしまうこともありえます。

そうした伝わる情報の誤差を防ぎ、常に均質な情報を届けてくれるのが動画です。

ハウツー動画であれば、いつどこで視聴しても、均質な情報を伝えることができます。

カスタマーサポートへの問い合わせが減る

商品に同封されている説明書を読んで、「ああ、もうわからない!」とイライラした経験がある方も少なくないでしょう。

実際、企業のカスタマーサポートには、「商品の使い方がわからない」「操作方法がわからない」といった問い合わせが多く寄せられるものです。

それだけ文章と写真だけの説明書では十分な情報が伝わり切っていないということ。

しかしハウツー動画であれば、細かい部分までしっかり映像で伝えることができるため、わかりやすさはバツグン。

そのためハウツー動画を企業のホームページなどで公開しておけば、カスタマーサポートへの問い合わせも減り、スタッフの負担も軽減することに期待ができます。

ハウツー動画を制作するときのポイントは?

ハウツー動画を制作するときのポイント

商品やサービスの紹介ツールとしてさまざまなメリットを持つハウツー動画ですが、ただ制作すればいいというわけではありません。

メリットをしっかり活かすためには、ポイントを押さえて制作する必要があります。

ではハウツー動画を制作する上でどのようなポイントを意識すればいいのか、ご紹介していきましょう。

視聴者の目線に立って制作する

ハウツー動画を制作する上で一番大切なのは、視聴者の目線に立って「視聴者が知りたいことは何なのか?」「視聴者が求めている情報は何なのか?」を考え、そのニーズに合った動画を作ることです。

たとえば家具の販売を行っている企業であれば、家具の組み立て方をハウツー動画にする、化粧品の販売企業であれば、化粧品の上手な使い方や応用術を提案するハウツー動画にする、家電の販売企業であれば、操作方法やメンテナンス方法をハウツー動画にするなど。

ターゲットである視聴者=消費者の目線に立ち、まずは消費者の悩みを分析し、それを解決できる動画を制作しましょう。

視聴者のニーズを知るためには、事前に調査をしっかり行うことも大切です。

とにかくわかりやすいものにする

ハウツー動画は視聴者へのわかりやすさを追求することが大切です。

企業が制作する場合、その道のプロとしてハウツー動画を作るケースが多いと思いますが、そうなると「これくらい知っているだろう」「ここの説明は常識だから飛ばしていいだろう」という意識が働いてしまい、視聴者にとってわかりにくいものになってしまいかねません。

視聴者の視点に立ち、イチから商品やサービスを説明・紹介するという意識が必要です。

その際、芸術性を高めたりドラマチックな演出をしたりしてクリエイティブにこだわる必要はありません。

情報をわかりやすく伝えられるようテロップやアニメーションを入れたり、複雑な部分はスローモーションで紹介したりなどといった工夫が必要です。

誰でも理解できる言葉で、その商品やサービスを初めて使う人でも簡単に理解できるようなハウツー動画を制作しましょう。

台本を作る

ハウツー動画を制作する際には、いきなり撮影を始めてしまうのではなく、まずは台本を作るという工程も必要です。

必要な情報のピックアップやテロップが必要な個所、ゆっくり説明すべき部分、1カットの時間配分などを台本に書き込み、何度も読み返して「これで視聴者にうまく伝わるか?」「わかりやすいものになっているか?」を確認しましょう。

短い尺で複数の動画に分ける

1つの商品につき1本のハウツー動画としてまとめたくなってしまうかもしれませんが、そうすると長くなってしまい、視聴者に対して不親切です。

1本の長い尺のハウツー動画では、自分が知りたい情報までたどり着くのに疲れさせてしまいます。

1つの商品でも、手順ごとやポイントごと、テーマごとに動画を分け、短い尺の動画を複数用意するようにしたほうが、視聴者のニーズにピンポイントで応えることができて親切です。

複数の動画を制作するのには手間とコストがかかるという場合には、テンプレートを用意するのがおすすめ。

動画のクオリティを維持することを心がければ、テンプレートを使用して制作したとしても、安っぽさや素人っぽさを感じさせません。

動画を見つけてもらいやすい工夫をする

認知度アップや販売促進を狙うのであれば、制作した動画を消費者に見つけてもらいやすくする工夫も必要です。

自社サイトでハウツー動画を配信するのに加え、YouTubeでの配信やSNSでの投稿も実施しましょう。

ハウツー動画を多くの人の目に触れさせることが大切です。

なおYouTubeでは、動画のシリーズごとに再生リストを作成して、ユーザーが関連している動画を次から次へと視聴できるような環境を作ることも有効になります。

検索で見つけてもらいやすいよう動画SEOを実施する

消費者は何か解決したい問題があった場合、ネット上で検索を行います。その際、検索結果の上位に表示される情報ほどよく見られる傾向が強いため、動画SEOを実施しておくことがおすすめです。

GoogleやYouTubeで自社のハウツー動画が検索結果の上位に表示されるようにするためには、タイトルや動画の説明、タグ、サムネイルなどといったメタデータを最適化することが必要となります。

適切なメタデータを設定することで、動画の内容がわかりやすく正確に視聴者へ伝わるため上位表示されやすくなり、多くのユーザーに視聴してもらえるようになる可能性が高いです。

参考にしよう! ハウツー動画の事例集

ハウツー動画の事例

では実際にどのようなハウツー動画が制作されているのでしょうか?

ハウツー動画の事例をいくつかご紹介します。

顧客体験を今よりもっと特別に。KARTE for App

シングメディアにて制作した、株式会社プレイドが提供する「KARTE for App」のハウツー動画です。

KARTE for App」は、アプリを利用している顧客の行動をリアルタイムで解析し、一人ひとりの行動に合わせてプッシュ通知やアプリ内メッセージを配信できる、アプリ版のCX(顧客体験)プラットフォーム。

文章や静止画だけでは伝わりにくいその複雑な仕組みを、アニメーションを使った動画でわかりやすく紹介しています。

新しい顧客体験の可能性を開きましょう。KARTE Datahub

シングメディアにて制作した、株式会社プレイドが提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」のオプション機能の一つ「KARTE Datahub」のハウツー動画です。

基幹システムや外部サービス、Webサイト、モバイルアプリなどバラバラになっているデータを統合して管理し、活用できるプラットフォーム。

こちらも文章や静止画だけで仕組みを解説するのは難しいですが、アニメーションを使った動画にすることで、誰にでもわかりやすい内容となっています。

WOVN.io ご紹介

シングメディアにて制作した、ウェブサイトやアプリをさまざまな言語に多言語化できる翻訳ソリューション「WOVN.io」のハウツー動画です。

新しいサービスについて説明するにも、文章より動画のほうがおすすめ。アニメーションで説明することにより、誰でも直感的にわかりやすいものとなっています。

【AQUOS SERIE mini SHV33】マナーモードの設定方法

auのスマートフォン「AQUOS SERIE mini SHV33」のマナーモード設定方法を説明したハウツー動画です。

スマートフォンの画面で実際に操作する映像とテロップやナレーションで説明が出るため、操作方法がとてもわかりやすくなっています。

説明書を読んでもわからないという方でも、このハウツー動画ならよくわかるでしょう。

No Closet: Solve It In a Snap by IKEA

IKEAによる「No Closet」をコンセプトにしたハウツー動画です。

クロージングラックなどの商品を使い、部屋に散らかった衣類がスピーディーに片付いていく様子を動画にしており、クローゼットがなくても省スペースでたくさんの衣類をあっという間に整理できると伝えることに成功しています。

まとめ

「ハウツー動画(HowTo動画)について知りたい」という方のために、ハウツー動画のメリットや制作するときのポイント、事例をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ハウツー動画は幅広い表現方法によって、文章や写真だけでは伝わり切らない細かいニュアンスまで伝えることができ、企業では認知度アップや潜在顧客の抱え込み、販売促進、人気獲得などさまざまな目的で活用されています。

紙による取り扱い説明書やマニュアル、パンフレットなどでの商品・サービスについての解説に限界を感じている企業の方は、ぜひハウツー動画を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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シングメディア編集部

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