さあ始まりました。シングメディア大賞。

今回は2019年上半期ってことで、1月〜6月までに公開された映像が候補になってます。

第1回目の2018年度「シングメディアCMセレクション」もいい感じだったからね。

あれから半年の間に2人メンバーが増えました。

はい出ました、大本命。3人同時1発録り。溢れ出るクラフトマンシップ。最後のPマークが決まった瞬間のなんともいえない爽快感がたまりません。やっぱり「若者×挑戦＝青春」という構図は、自分ゴトの純度が高い。あとこれメイキングも公開されてて、そっちも最高です。

ひと昔前にミシェルゴンドリーがディレクションした秀逸なMVがありまして（Cibo Matto – Sugar Water）、それを彷彿とさせますね。青春と若者と汗とポカリはよく似合うなあって、よく考えるとものすごい長い年月をかけたブランディングですね。あとは「縦動画の合わせ技は横に３つおけば１６：９」というような最適解を教えてもらった気がきます。

なにそれ。

有村架純がかわいい。とくに腹筋のシーン。

樽みたいな腹してるもんね。

とにかく夏来たぞってことで、さらにSHISHAMO×広瀬すず、素敵です（SHISHAMOの「君と夏フェス」が大好きです）。あと渋谷駅もジャックしてて、それもすごかった。これは言わずもがな「NHKの18祭」に心打たれた私にとって最高な企画「合唱」ですね。18祭については第一回目のシングメディアセレクションでも触れましたけど、僕は「合唱」ってほんとどれだけ汗をかいてるかで見てます。その汗に心打たれる。その昔、新垣結衣さんのソニーのウォークマンのCM「Play you」シリーズがありましたけど、あれもよかったなあ（まじでコピーも秀逸だったなあ、「歌え、10代。」）。

この夏はポカリも10-FEETとコラボしてやってますし、音楽は偉大なんです。あーフェスに行かなきゃ。

まあ分かるけど、うーん、広瀬すずがいる意味がよくわからん。

怖い。

店長の言う通り、嶋田久作さんがハマり役すぎ。

その昔、docomoが渡辺謙さんでやってたCMを彷彿とさせますね、ただ速度制限を擬人化するってなかなか直接的ですけどすごいですね。ほんとこんな人「忘れてやるか」って言葉がぴったりですよね。ただただ嶋田久作さんが素敵すぎますね、目元にメイクしちゃってますやん。その昔、めちゃくちゃ小さい頃に嶋田久作さん主演の映画「帝都物語」って観たことがあってまじでこの人はバケモノだって思ってたけど、自分がやらせていただいた乃木坂４６のMVにも出ていただきましたが、ほんとに素敵な肩ですね（あっこのCMで嶋田さんの肩幅が広かったので）。

珍しくつまんないっすね。

素晴らしいの一言。砂漠にいるはずのない魚が、乾いた空中を遊泳する光景が美しすぎる。そして考え続けた挙句、選んだのは「保存しない」。やられました。

語彙力だいじょうぶ？

これインタビュー物の新しい形だなと思ったんですよね（これとは別でインタビュー物もあるので、それも合わせて見るとより旨味が増す）。

これはかなりシングメディア大賞に近いかもしれないですね。みんなに刺さってる。

ここ数年よく見るマクロの表現なんですが、明らかにそのすべてを凌駕する美しさです。かつてここまで肌を綺麗に撮ったカメラマンがいたでしょうか。そしてここまで人間の肌を美しく描いたディレクターがいたでしょうか。

BENが思考停止してる。

中国だけにね。

二人の男女の水を浴びながら絡み合う中での、心情表現として、東京湾でとにかくもがき泳ぐくらい、君と一緒にいたいんだ的な何かを感じました。

やっぱり瑛太は強い。最高の離婚ばりの名演技です。クロちゃんもいいなあ。

あらためてタレントCMのエンタメを味わいました。コメディってほんと強い。割れない刑事シリーズもほんと好きです。

俺のやつに勝手に乗っかってんじゃねーよ。

まず曲が良すぎ。潮が満ち引くようなオケと、幾重にも重ねられたボーカルによって、まるで海の中にいるような不思議な感覚に陥ります。そして1サビの上パンからのバンク（傾き）。Beatlesの「A day in the life」を聞いたときに似た、頭がぐわーんと持ってかれるような衝撃がありました。映画の本編を見てないからなんとも言えないのですが、独特なのに愛着が湧く絵柄が、曲の艶かしさをより強調してます。逆もまた然り。

ものすごい個人的な見解なんですが、「新海誠×RADWIMPS」＝「君の名は」が世の中に出たインパクトは、映画業界、アニメ業界、音楽業界にとってものすごかったんだなと。ある意味、言いすぎかもですが、これからのすべてのアニメ映画は「君の名は」以前と以降にわかれるなと。どうしても個人的には、それぞれが追い越せ追い抜け的な意味を感じてしまう中で、「五十嵐大介×米津玄師」＝「怪獣の子供」という掛け算の答えとしては、どうなんでしょうか。……映画観てないから、答えが出せず、、、。音楽、MVはとにかく素敵ですね。

シングメディアの品位が下がるからやめて。

これ僕がプロデューサーとして入らせていただいて、ディレクターは超お世話になってる黒柳さんっていう素敵案件でした。レーザーにマーブリングにカラーライトにコンテンポラリーダンスという、どこに着想を得たのかわからないくらい攻めた撮影を経て、これまた攻めたカラコレを経て完成した、過去に類を見ないMVになってます。こういったカルチャーホリックな攻めた表現は、今後もずっと突き詰めていきたいです。

同期黒柳のかっちゃんから話もらいまして、お互い会社辞めても仕事ができるって最高だなと思った。なので、このMVは最高。

お？

店長が壊れた。かわいい。

BENもたまになるもんな。

（こいつらもうダメかもな）

かわいすぎてつらい。

やっぱプラトニックなお昼デートって良いですよね。あえての明るいうち解散ね。いいですね。うん。

なんで女子目線なんだよ。

出てたら面白かったなあ。

BEN、なんか怖い。

僕はワイモバだとこっちの方がガツーンきました。

ただ表と裏じゃないですけど、両面どっちも派手なことしてるのがすごいなと。キャスティングバランスが秀逸だなと思いました。マスはマス向けなバランス、WebはSNS向けなバランス、そしてそれぞれのクリエイティブ。ほんとすごい。

トーンの綺麗な暗めの絵って良いですよね。広告仕事じゃなかなか挑戦できない色なので、これから仲良しのカメラマン川口さんと色々チャレンジしていきたいなと思いました。

そのカタコトは流石にキャラ作りバレてるよ。

IWGPとかGTO見て興奮してた世代の人たちはこのCM好きなんじゃないかなあ。ワンピースの実写化っていうめっちゃ叩かれそうなクリエイティブに果敢に挑戦して、全く嫌味を残さないというバランス感。脱帽。それにしても斎藤工さんは相変わらず無双してますね。

indeedのマスメディア戦略とそれを可能にするビジネスモデルは、ほんとすごいなと思い、考えさせられました。

BENはマジンガーZ役だね。

アニメ違うやん。

ちょこちょこタクシーに乗ったことある人なら一度は遭遇したことがあるでしょう。最近めっちゃ流れてます。これ、ボブサップverも好きだったなあ。堤真一さんは相変わらず好感度も実力も圧倒的で、安定感ある上になんか新鮮、という素敵存在感を発揮してます。ただWebでB→DASHって調べても、あっちしか出てこないんだよね。

タクシー広告は「アド・ハラスメント」って言葉がにわかに叫ばれておりますが、僕も乗るときはしっかり顔認証されて、ターゲットにされてるんでしょうか、このCMはほんとよく遭遇します。疲れてるときとかにふと流れてると、導入したいなと思ってしまいました。

大野さん、こうゆうの本当に上手いなあ。ちょっとファニーなやつ。

ほんとこれぞクラフト。あえて思うところは、もっと皮肉的でもいいなと思ったりもした。いや。思いません。その昔、風を擬人化した海外の名作CMがあって、それを思い出しました。興味ある方はぜひ観てほしいす。

これ、RIRI, KEIJU, 小袋成彬 のコラボした『Summertime』っていう曲が元なんですけど、良すぎて。MVの方も是非見て欲しいです。めっちゃ良い。ただただ良い。

顔はもうR＆Bしてるよね。

これどうやってんだろ。8Kで撮ってあとでトラッキングしてクロップしてるとか？　わからん。けど良いクリエイティブ。映像としても新鮮だし、商品も印象に残るし。

なんで途中からフリースタイル始めたんだよ。

すごいなあ、編集ってほんと観たことのない世界を見せてくれるんだなと。これ観たあとにすげえなあって思ってて、ふとツイッターを見ててこのツイート見かけて、なんかものすごい幸せな気持ちになったんですよね。

銭湯絵師を演じてる勝海麻衣さんが可愛いと思ってググったら、リアルに銭湯絵師だったっていう。可愛いだけで価値になるこの時代に、可愛いという軸以外のところでなんか出来るって素晴らしいですよね。

気持ちい？

出ました。フィンチャー先生によるずっとラッシュ。もう映像の暴力。1フレごとになんか起きるっていう血と汗の滲む編集地獄。

店長の方がよっぽどやばそう。

安枝も言ってる「映像の暴力」って結構ぴったりくる言葉だなと。そんなに深い話でもないんですが、人ってSとMの両面を必ず持ってると思ってて、デビット・フィンチャーの作り出す映像の前には、そのSとMの魂を呼び起こす何かがあって、だからただの痛々しい暴力ってことじゃなくて、人の根底にあるそういった荒ぶる何かを呼び覚ます的なことが、人間にはときには必要だよなと。そう思ったりします。

かずきもだいぶサイコだもんね。

うんこしたあと手洗わないですからね。

アイスクリームうまそう。あと大変なこと起きてるのに。音楽聞いてて気付いてないくだりってお約束的によくありますけど、なんか良いっすよね。なんかね。

ハリーポッター、ファンタスティックビースト好きにはたまらん。

みんな結局こうゆうの大好きだよね。

加藤英美里さんの演じ分けがすごすぎて、本当に声優さんって選ばれし者なんだなーって思いました。なれるのって1万人に1人とかだから、そう考えると当然なんだけど。シンプルに次の展開が気になる良い広告。

ホルモンが日清と仲良くなってから、イカれ具合に拍車がかかった気がしてて（カルチャー味が増しましになったなと）、なので、ハラペコの僕にとっては、素敵だなと。

みんな、野菜も食べよーね。

ジブリのあとはワンピースですか。どんだけ思い切るねん日清食品さん。チョッパー帽子だけやん、とか、ウソップただのモブキャラやん、とかツッコミどころがあるのも面白いポイント。映像自体は絵のトーンも音楽もカットの割り方も全てが素晴らしくて、相変わらず柳沢さんはセンスが爆発し続けていらっしゃいます。

これは、うえとはまた違って、HUNGRY DAYSシリーズの展開として、そこくるかーって感じがして、驚いた。いわゆる同人誌的な発想だと思うんですよね。アンソロジー的な。やれそうでやれないことを、叶えるってところに震える。

支えてるスタッフが凄いってのは本当に思う。

戦友であり、ライバルだと勝手に思ってるBABEL LABELの作品。BABEL LABEL代表やまきゅーと居酒屋で飲んでるときにふと「これを聞いてくれ」とiPhoneとイヤホン渡されてこのMV観ましたけど、めちゃくちゃ染みた。「前略とりあえず未来 お前がいるから楽ができない」

世界中の映像作品の中で秒速５センチメートルが最も優れてると密かに思ってる身としては、この新作映画ほどワクワクさせられるエンターテイメントはありません。子供の頃に見たもののけ姫より、14歳の時に聞いたハイロウズより、29歳の時に見た天気の子がベストインタラクティブだった！　って死ぬ時に言えるんじゃないかってくらい、期待してます。

こなだいテレビで「君の名は」やったときのCMとか、新聞とか、粋な広告を作りまくって、期待値は、とにかくぶち上がりまくってますが、このスペシャル予報、観た時、ほんと震えた。とにかく映像としてもめちゃくちゃ良くできている。紡いできた世界、そしてその先へ。これこそがThis is予告編です。

「天気の子」絶賛公開中です！

良いですねえ。体験として刻み込まれたこの案件は、未来永劫ぼくらシングメディアのベンチマークとして輝き続けることでしょう。てなわけで、これがベストシングリー！

制作秘話記事で、この作品に対してたくさんの想いは書いたのでそちらもありつつ、たくさんの素敵な映像についてあーだこーだ言ってきましたが、僕たちシングメディアのつくりだす映像って、なんか素敵だよね、って言われるように、必死でがんばっていきます。

みんな大丈夫かって思ったけど、意思は一つのようだね。

2018年上半期のシングメディア大賞は、木々家で異議なしですか？

異議なし！

え？