こんにちは、シングメディア編集部です。
新年の挨拶と言えばハガキなどによる年賀状やメールで行う企業が一般的でしたが、近年では動画で行う企業が増えています。
そんな中で、
「新年の挨拶に動画を活用するとどんな効果やメリットがあるのだろう?」
「新年の挨拶用動画を制作する上でどんな点を意識すればいいのだろう?」
などの疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「新年の挨拶を動画で行うことのメリットや成功させるためのポイント」をご紹介します。
新年のご挨拶に動画を取り入れるメリットとは?
動画で新年の挨拶を行うことにはどんなメリットがあるのか、さっそく詳しく見ていきましょう。
親近感を持ってもらいやすい
新年の挨拶を動画で行うことで、親近感を持ってもらいやすくなるというのがメリットの一つです。
ビジネスにおける新年の挨拶は文面にすると文字列に漢字が多く、堅苦しい印象を与えてしまいますが、映像と音にすることで柔らかい印象になります。
同じ挨拶の言葉であっても、文字で読むのと登場人物から語りかけられるのとでは受ける印象が違うのです。
動画ではスタッフが自分に対して語りかけているような印象を受けますし、音楽やアニメーション、テロップなどをつけることでよりやわらかい印象になり、親しみがわきやすいと言えます。
自社の魅力をアピールしやすい
新年の挨拶を動画ですることで、自社の魅力をアピールしやすくなるというのもメリットです。
文章だけで新年の挨拶を行う場合、ありきたりな表現になってしまい、あまり企業独自のカラーを出すことができませんが、動画にすることによって表現の幅が広がります。
動画なら定型文を使わず独自のカラーを出すことができるため、自社が得意とするものを動画に盛り込んで挨拶することが可能です。
たとえばゲームを制作している企業であれば動画をゲーム風にしてみたり、アニメ関連の企業であればアニメーションにしてみたりすることで、オリジナリティを出せます。
企業の独自色を出すことにより、新年の挨拶をビジネスチャンスとして活かせるのも魅力です。
動画を作成する前にチェックすべきことは?
逆効果となってしまわないよう、新年の挨拶動画を制作する前にどんな点をチェックすべきかをご紹介します。
自社のイメージに合っているか
新年の挨拶動画の制作を始める前にまず確認すべきなのは、動画が自社のイメージに合っているかどうかという点です。
すでに自社のブランドイメージが確立されている場合、イメージに反する動画を配信することはマイナスに働いてしまいます。自社のファンが離れてしまう恐れもあるため、自社のイメージを損なわないように注意することが必要です。
逆効果となってしまわないよう、自社のイメージを知り、何を求められているかを理解した上でイメージを壊さない範囲で動画を作り込んでいくことが大切になります。
自社の取引先や顧客層に受け入れられるか
新年の挨拶動画を制作する前に、挨拶を動画で行うことが自社の顧客層に受け入れられるかどうかを考える必要もあります。
動画で挨拶を公開する企業が増えていると言っても、まだまだ年始の挨拶は直接行うもの、あるいは年賀状で行うものという考えを根強く持っている企業、顧客も少なくありません。
自社の取引先や顧客層はそういった保守的な傾向が強くないか確認した上で動画の制作を行いましょう。
保守的な考えの取引先や顧客層を持った企業が新年の挨拶動画を制作した場合、それが自社の取引先や顧客層に不評で、マーケティングの手段としてマイナスに働く可能性が高いです。
内容によっては受け入れられるのか、手段として動画自体が受け入れてもらえないのかをしっかり確認しましょう。
エンターテイメント業界であれば動画の導入が活発になっていますし、親和性も高いためマイナスに働くことは少ないと思いますが、教育関係や金融関係などの企業では要注意です。
新年のご挨拶動画に必要な3つのポイント
新年の挨拶動画で好印象を持ってもらえるようにするためには、以下の3つのポイントを意識する必要があります。
それぞれを意識すべき理由を詳しく見ていきましょう。
1. 新年の挨拶としてのマナーを遵守する
動画を制作する際にはまず新年の挨拶としてのマナーを遵守することが必要です。
ビジネスにおいて新年の挨拶は重要なものですが、動画であってもそれは変わりません。手段として動画を活用するだけです。年始の挨拶であることが伝わらなければ見てもらえない可能性もあります。
動画を用いることで親しみやすさを演出したい場合でも、砕けすぎてはいけません。「直接出向いて挨拶すべきところを、遠方のため出向けないため年賀状で失礼します」といった本来の年賀状を出す意味を踏まえたものにする必要があります。
新年を祝う気持ちや、これまでお世話になったことに対するお礼、感謝の気持ちなどが年始の挨拶としてきちんと伝わる内容になるよう意識し、ルールを守った作りにしましょう。
新年の挨拶として使ってはいけない言葉を使わない、マナーを守って適切な言葉を選ぶなどを意識して動画を制作することが大切です。
2. すっきりと簡潔にまとめる
新年の挨拶動画は、すっきりと簡潔にまとめることも大切です。
新年の挨拶を交わす期間は短く、相手には多くの企業からの挨拶が集中している可能性もあります。そのため長い動画は迷惑になってしまい、良い印象を与えられません。
相手の迷惑にならないよう伝えたい内容を簡潔にまとめ、できるだけコンパクトな動画にする必要があります。
また動画を公開するプラットフォームによっても最適な尺が異なります。たとえばYouTubeの場合であれば120秒が目安、Facebookの場合であれば60秒が目安、Twitterであれば45秒が目安、Instagramであれば30秒が目安です。
それ以上の尺になってしまうと視聴されない、途中で離脱されてしまう、不快な印象を与えてしまうといった可能性もあるので、それぞれの目安となる尺におさまるよう動画を制作しましょう。
3. 視聴環境を配慮した作りにする
新年の挨拶動画は、相手の視聴環境を配慮した作りにすることも大切です。
視聴者が音を出せる環境で動画を視聴しているとは限りません。たとえばオフィス内や公共交通機関での移動中に視聴しているという可能性もあります。
音を出して再生していても周りの音がうるさくて聞き取れないということもあるかもしれません。
そのため音を出さなくても内容を理解できるよう、字幕やテロップを使用するなどの工夫をして動画を作っておくと親切ですし、見てもらいやすいです。
新年のご挨拶動画のクオリティを上げるテクニック
新年のご挨拶動画のクオリティを上げるためには、いくつかの方法があります。
1つめは、テロップを入れるという方法。音声だけだと聞き逃してしまったり、うまく聞き取れなかったりすることもあるため、テロップを入れると親切です。
また音を出して動画を再生できないような場面でも、テロップが入っていると音声を消した状態でも動画の内容が理解できます。
2つめは、スローモーションなどで映画のような映像にするという方法。時間がゆっくり動いているように見えるスローモーションは、特定のシーンを強調したり、ドラマチックな雰囲気を演出したりすることが可能です。
3つめは、文字を手書き風にしたり、アニメーションにしたりするという方法。文字を工夫することでよりオリジナリティを出すことができ、魅力的な動画になります。
4つめは、写真をまとめてスライドショーにするという方法。1年間の写真をまとめて一つの映像にすることで1年間の流れを紹介していくスライドショー動画は、ご挨拶動画にもぴったり。
BGMを新年にふさわしいものにすれば、より動画の質も高まります。
自社のイメージアップにつながることが重要
せっかく新年のご挨拶を動画で行うのであれば、自社のイメージアップにつながるものにする必要があります。
大切なのは、企業のイメージを壊さずマナーを守った動画にすること、視聴者が気持ちよく快適に視聴できる動画にすることです。
来年は年明けの挨拶に動画を活用したいという方は、視聴者の心をつかめるような新年の挨拶動画を制作しましょう。
マーケティングに活用する動画ほどのクオリティは必要ありませんが、「自社での動画制作は難しい」「どうやって制作すればいいかわからない」という場合には、シングメディアへお気軽にご相談ください。
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