映像制作

商用利用に適した動画配信プラットフォーム! Vimeoの特徴を徹底解説

こんにちは、シングメディア編集部です。

Vimeo(ビメオ)は2004年にアメリカで設立された動画共有サイト。高品質な動画を配信可能で、ビジネスに活用できるのが大きな強みとなっています。そんなVimeoについて、次のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

「Vimeoにはどんな動画公開規約があるのだろう?」
「Vimeoにはどんな機能があるのだろう?」
「YouTubeとVimeoではどんな違いがあるのだろう?」
「Vimeoを利用するメリットとデメリットが知りたい」

そこで今回は、Vimeoを商用利用したいマーケティング担当者や経営者、クリエイターの方などに向けて、「Vimeoの特徴や商用利用の方法、利用するメリット・デメリット」などを詳しく解説していきます。

オシャレな動画が多い? Vimeoとは

Vimeoの特徴

Vimeoには映像が美しく、オシャレな動画が多いといわれています。また動画の設定が細かくできるのもポイントです。そんなVimeoについて、特徴を詳しく解説していきます。

映像が綺麗で見やすいデザイン

Vimeoはまず映像の質の高さとシンプルなデザインが特徴的です。

Vimeoの映像は他の動画配信プラットフォームと比較して、綺麗だといわれています。

それは、Webサイトを構築する際に使用するHTML5をVimeoが動画プレーヤーに採用しているから。

映像の美しさはネット環境によって変わってしまうものですが、Vimeo はHTML5を使用しているため、ほかの動画配信プラットフォームよりも動画の読み込みが早く安定感もあるのです。

またVimeoは動画再生の画面がシンプルでわかりやすいデザインになっているのも特徴。会員サイトを埋め込む際のデザイン設定が細かくできるのも便利な点です。

こういった映像の綺麗さや見やすいデザインは、クリエイター向けのサービスならではと言えるでしょう。

動画活用に役立つ機能が豊富

動画を活用する際に役立つ機能がたくさんあるのもVimeoの特徴です。

Vimeoの便利な点は、動画のURLを変更せずに動画の差し替えができること。

公開中の動画を修正したり差し替えたりしたいときも、動画のURLだけでなく、これまでの統計データやコメント、いいね数といったものまで残したまま、動画の差し替えができるのです。

元の動画は、新しい動画をアップロードしている間も視聴可能。アップロードが完了すると視聴できなくなります。

ほかの動画配信サイトのように、動画を差し替えたらURLが変わってしまったという困った事態を防げるため、安心して修正・差し替えが可能です。

またVimeoは動画ごとの公開範囲を制限することも可能。

公開する範囲を自分のみ、フォロワーやパスワードを持っている人に限定するなど、プライバシーオプションの種類は複数あります。このように必要に応じて公開範囲を選べるのは大変便利です。

動画内にさまざまな表示を行うインタラクション機能も豊富に用意されています。

たとえば動画が終了したときの画面に、テキストや画像、動画を表示できたり、動画内に関連するコンテンツへ移動できるリンクを表示できるカード機能があったりします。

こうしたインタラクション機能は、リードの獲得やコンバージョンアップにも有効なため、上手に使いたいものです。

さらにアップロードした動画を、用意されたテンプレートに当てはめることで動画サイトをお手軽に作成できるといった便利な機能もあります。

Vimeoで細かい設定を行いたいのであれば、無料版ではなくVimeo Plus(月額700円)にアップグレードするのがおすすめです。

厳しい動画公開規約がある

動画公開規約の厳しさも、Vimeoの特徴として知っておきたい点です。

そもそもVimeoというサイト名は、「Video(ビデオ)」と「me(私)」という言葉を組み合わせてできたもの。つまり、Vimeoという名前には、自分が作ったビデオ専用サイトという意味があります。

そのためVimeoでアップロードが許可されているのは、自分で作成したオリジナルの作品のみ。自分で作成した、というだけでなく、その作品に対する著作権も持っていなくてはなりません。

ただし作品に深く関わっているディレクターや音楽家、俳優、編集者などであれば、自分自身で動画を作成していなくてもアップロードは許可されます。その代わり、動画の説明文の中で、自分がどのように動画に関わったのかを明記する必要があります。

またネットワークビジネスや不動産紹介、製品プロモーションといった、お金稼ぎを前面に押し出したビデオは許可されません。

ただし制作会社やアーティスト、作家、音楽家、俳優など特定の立場の人には作品のプロモーション動画のアップロードが許可されています。

これらの規約が守られなければ、動画が削除される恐れもあります。

このようにVimeoの動画公開規約が厳しいのは確かですが、厳しい公開規約のおかげでコンテンツが厳選されるのです。

オシャレでクオリティの高い動画がVimeoで多い理由は、この厳しい動画公開規約が一因と言えるでしょう。

使い勝手のよいVimeo Create

Vimeoを使うのであれば、動画作成ツールのVimeo Createは押さえておきたいポイントの一つです。

Vimeo Createは、 Pro、Business、Premiumプランのユーザーが使用可能。Vimeo Createを使用することで、オリジナリティのある動画をお手軽に作成することができます。

Vimeo Createでは、最長10分の動画が作成可能。テンプレートが豊富にあるので、まずは自分のビジネスに近いものを選択、そこからカスタマイズしていくことによって、自分にあったものを用意することが可能です。

また動画や写真をVimeo Createにアップロードし、人工知能エンジンに映像の分析をさせる機能もあります。

YouTubeでは無理? Vimeoの商用利用について

Vimeoの商用利用について

動画配信プラットフォームといえば、YouTubeが有名です。しかしYouTubeでは商用利用ができないということを知っているでしょうか? そこでこの段落では、Vimeoの商用利用について解説していきます。

VimeoとYouTubeの違い

動画配信プラットフォームと言えば、真っ先に思い浮かぶのがYouTubeだと思いますが、VimeoとYouTubeはどう違うのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

まずYouTubeでは、YouTubeへのアクセス自体を販売すると規則違反となります。たとえば、有料の会員のみに限定して動画の閲覧を許可するといったことができないのです。

そもそもYouTubeは限定公開自体があまり得意ではありません。

YouTubeの公開設定は公開、限定公開、非公開の3種類しかなく、限定公開は仕様に穴があり、使い勝手が悪いです。

一方、Vimeoであれば公開する範囲やサイトを細かく設定できます。動画に対するパスワード設定も可能ですし、特定のサイト以外の埋め込みを拒否することもできるため、動画がコードコピーによって転載されることも防げます。

またVimeoは商用コンテンツをアップロードすることがガイドラインで認められているのも、YouTubeと異なる点。ただしビジネス利用するのであれば、無料版ではなく有料プランを使わなくてはなりません。

Vimeoであれば有料会員登録が必要なWebサイトでも動画を公開できますし、公開を許可していない人にまで動画が視聴されてしまうといった危険性もないため、商用利用に向いているのです。

商用利用するためのプラン

Vimeoには、「Basic」「Plus」「PRO」「Business」「Premium」という5つの料金プランが用意されています。「Basic」は無料版、「Plus」は月額700円の安いプランです。

動画を販売するなど商用利用したいのであれば、5つのプランのうち、月額2000円の「PRO」プラン以上を選ばなくてはなりません。

PROより上のプランとしては、月額5000円の「Business」、月額7500円の「Premium」があり、プランが上になるほどプレーヤーのCTA機能や無制限のライブイベントなど、使える機能が充実する仕組みです。

またプランによって動画をアップロードできる容量も違います。

「PRO」プランは1週間で最大20GBまでです。その上の「Business」は総容量5TB、「Premium」は総容量7TBまでアップロード可能となっており、「PRO」プランまでには存在する、1週間ごとのアップロード制限がありません。

一般ユーザーであれば「PRO」プランで十分かもしれませんが、本格的に商用利用するのであれば、「Business」や「Premium」も選択肢に入るでしょう。

動画を有料配信する方法

Vimeoで動画を有料配信するオーソドックスな方法としては、お金を支払ったユーザーに対して、Vimeoにアップした動画の共有リンクを発行し、送信する方法があります。

またVimeoにアップした動画を登録制にしたり、パスワードが必要な会員サイトに埋め込んだりするといった方法もあります。

指定したドメインのサイト以外には埋め込みができないという設定で、セキュリティを強化することも可能です。

なおこれらの方法を取るのであれば、オンライン決済システムは別で導入する必要があります。

Vimeoにあるオンデマンド機能を使用し、会員登録、オンライン決済、動画閲覧までの流れを一括で管理してもらう方法も便利でおすすめです。

ただしオンデマンド機能は便利な分、手数料が1割ほど必要になるので、一般的なオンライン決済システムよりは割高になる点に注意が必要となります。

注意点も有り! Vimeoのメリットとデメリット

Vimeoのメリットとデメリット

Vimeoは魅力的な動画配信プラットフォームであることは確かですが、知っておかなければならない弱みもあります。そこでこの段落では、Vimeoのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

メリット・デメリットを踏まえて納得した上で利用するようにしましょう。

メリット

Vimeoを利用するメリットとしてまず挙げられるのが、Vimeo Createを使えば質の高いソーシャルメディア動画を簡単かつ手早く作成できるという点。クオリティの高い動画が制作できるため、マーケティング活用にも有効です。

また有料プランが700円から利用でき、お手軽という点もメリット。この価格であれば気軽に利用ができます。

そして大きなメリットとも言えるのが、広告表示がなく快適に使用できる点。Vimeoは動画投稿者から利用料金を受け取って運営しているので、動画に広告を表示する必要がありません。そのため視聴者にとっても快適な視聴が可能です。

さらにYouTubeなどではインターネットにつながなければ動画を視聴できませんが、Vimeoはダウンロードの設定をしておくことで、オフラインでも動画を見ることが可能となっています。

Vimeoは限定動画に関する機能が豊富にあるので、会員向けのサービスや有料コミュニティを運営している人や企業におすすめです。

デメリット

Vimeoのデメリットとしては、無料利用のプランはあまり使い物にならないということが挙げられます。

無料であるBasicプランは1週間でアップロード可能な容量制限が500MBまでとなっており、総容量も5GBまでです。

この容量ではほとんど使えないため、動画を継続的に配信したいのであれば、有料プランに入らざるを得ないでしょう。

また有料プランにしたとしても、PlusプランとPROプランの場合は1週間の動画アップロード容量に限度があるという点も注意が必要です。

短期間で一気に動画をアップロードする人は、必然的にPROより上のアップロード容量の制限がないプランが必要になりますから、その分コストもかかります。

さらに広告の宣伝効果自体はYouTubeなどよりも劣るというのもデメリットの一つ。Vimeoの視聴者は限られているので、特別なスキルがない人が注目されるのは難しいといえます。

クリエイターにぴったり! 商用利用もできるVimeoがおすすめ

商用利用もできるVimeoがおすすめ

Vimeoは動画配信プラットフォームとして必要な機能が十分に揃っており、ユーザーインターフェースもシンプルでわかりやすいのが特徴です。

何より、YouTubeとは違い、商用利用できるのが大きなメリットといえます。

広告宣伝をするのであればYouTubeのほうが優れていますが、優れた映像作品で勝負したいクリエイターにとってはVimeoが最適です。

有料会員向けに動画をアップしたい方や企業、自分の映像作品で収入を得たいクリエイターは、Vimeoの利用も検討してみましょう。


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WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。