THINGMEDIAの「取り組み」

学び、拡張する社内勉強会「THING ZONE」開催レポート

シングメディアでは、定期的に各分野のスペシャリストを講師として招き、社員の専門性を高める社内勉強会「THING ZONE」を開催しています。

本記事では、これまで開催したTHING ZONEの要点をまとめ、参加して感じたことや学びをレポートします!

学び、拡張する社内勉強会

「THING ZONE」は、決して強制参加ではない社内勉強会としてはじまった企画です。有志のみが集まり、社員同士や自らの拡張を目的に実施されています。

講師には社外のスペシャリストを迎えるほか、社内メンバーからも専門知識を共有するなど、ノウハウをシェアして自主的に学び、高め合う取り組みとして開催されています。

“制作だけ”に止まらない、動画マーケティングで必要な知識

THING ZONE第1回は、CONTINUEのプロデューサー・三原から「YouTubeマーケティング入門編」と題して開催しました。三原は大手映像制作会社を経てシングメディアに参画したメンバーです。

シングメディアでは、映像を“制作するだけ”で完結させるのではなく、制作前後のマーケティング戦略も重要だと考えています。そこで、三原からは当日、その手法の1つにもなるYouTubeの活用方法について、大きく5つのトピックからレクチャーしました。

  • YouTubeを戦略的に配信するための基礎知識
  • PDCAの回し方
  • YouTube配信の落とし穴
  • 大ヒット動画から何を学ぶか
  • YouTubeにおけるマネタイズ戦略

動画がより多くの方に届くためには?とこれまで試行錯誤したことはもちろん、サムネイルの設定やタイトル付け、書籍からの学びなどをシェア。数字で分析し、PDCAを回す必要性を伝えました。

信頼を獲得し、受け身から攻めの姿勢へ

THING ZONE第2回目は、ホワイトフィルム代表の川口雄介氏が登壇。カメラマンとして活躍する彼から、みんなが知っておいて損がない「営業戦略」についてレクチャーされました。

とはいえ、カメラマンの営業戦略と聞くと、こんな疑問も生まれます。

  • そもそもカメラマンに営業戦略って必要?
  • 良い画を撮れば、それだけで次に繋がるのでは?

もちろんこうした考え方は間違いではありません。ただ、仕事を獲得するだけではなく、より質や単価の高い仕事を獲得するためには、受け身ではなし得ない「価値の発揮」が必要になる、と川口さんは語ります。

では「価値を発揮」するには?

ここで、重要なのはクライアントからの信頼を獲得することだ、と気付いたそうです。さらに、獲得した信頼をもとに、質の高い・価値のある提案・仕事をしていくことが、さらにその次に繋がるアクションの1つとして捉えられるようになったんだとか。川口さんからは、むやみやたらに謙遜はせず、自信を持って相手と向き合い、自分の価値を高める必要性が力説されました。

そして、攻めの姿勢として有効な手法として、「営業戦略」が紹介されました。どの業界で戦うか、どんな実績があればニーズが高まるかを考え抜くこと。川口さんの場合は、あえて既存の業界から外れた戦略で攻め続け、質の高い案件を獲得できるようになったと話しました。

拡張し、新しいものをつくり出す必要性

シングメディアは、2025年に映像業界のニュースタンダードを作り出すことを目指しています。THING ZONEはそのヒントを得る機会としても、新しいことを生み出す機会としてもよいキッカケになるよう、今後も開催していく予定です。

レポート記事などは今後も公開予定ですので、ぜひお楽しみに!

採用情報

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WRITTEN BY
田ケ原恵美

1994年生まれ、滋賀県出身。大学在学中、学内で開催されたミスコンテストで準グランプリを受賞。SNSのマーケティングスキルを活かしタレント・インフルエンサーとして活動を開始。卒業後はITベンチャーで広報部の立ち上げを担当。自社PRだけでなく、業界啓蒙やファンベースを生かした広報活動を経験。松竹芸能所属。