こんにちは、シングメディア編集部です。
マーケティングの参考にSNSごとの利用率や男女比が知りたい、アクティブユーザー数や満足度はSNSごとにどう違うんだろう・・・。
そんな「SNSごとの利用率が知りたいあなた」は必見です。
SNSと一口に言っても、TwitterやInstagram、Facebookとそれぞれに利用率やユーザー数、年齢層などが異なります。SNSをマーケティングに活用する際には、それぞれの違いを理解した上で、適切なサービスを選ぶことが大切です。
そこで今回は、「2019年におけるSNS(Twitter/Instagram/Facebook)利用率、ユーザー数、年齢層、男女比」をご紹介します。
日本におけるSNS全体の利用率、利用者数は?
コミュニケーションツールや情報発信ツールとしてだけでなく、情報収集のツールとしても多くの人にとって欠かせない存在となっているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。
そんなSNS全体の利用率・利用者数はどれほどのものなのでしょうか。
株式会社ICT総研が発表した「2018年度のSNS利用動向に関する調査結果」によると、日本における2017年末のSNS利用者数は7,216万人だったということです。
2017年末の日本のネットユーザー数は1億12万人であり、SNS利用率は72.1%にあたるとのこと。
さらにSNS利用者数は1ヶ月平均で約26万人も増加し続けているということで、2018年末には7,523万人(SNS利用率は74.9%)、2019年末には7,764万人(SNS利用率は77.0%)、2020年末には7,937万人(SNS利用率は78.7%)へ増加していく見通しだと言います。
SNSの登録者数・利用者数は今や、10代、20代の若年層だけでなく、10代~60代以上まで幅広い年齢層に拡大しているため、今後もどんどん増加していくことになるでしょう。
世界におけるSNS全体の利用率、利用者数は?
当然ながら、SNSの利用率・利用者数が多いのは日本に限ったことではありません。
2022年1月時点における世界のSNSユーザー数は、46億2600万人を超えたというデータがあります。
これは世界総人口である79億5400万人のうち、約58%がSNSを利用しているということです。いかに膨大な数の人がSNSを利用しているかということがわかります。
なおさまざまなSNSがある中でも、世界的にはFacebookの利用者数が最も多く、2022年1月時点の月間利用者数は29億1000万人です。次いで多いのがYouTubeで、25億6200万人となっています。
・参考サイト:DIGITAL 2022: GLOBAL OVERVIEW REPORT | Datareportal
・参考サイト:Biggest social platforms 2023 | Starista
Twitter/Instagram/Facebook……主要SNS毎の利用率は?
2018年の日本におけるコミュニケーションを主な目的とした主要SNS利用率は、それぞれ次の通りです。
- Twitter:42.8%
- Instagram:35.8%
- Facebook:31.2%
各SNSごとの詳細は以下の通りとなっています。
Twitter(ツイッター)
【全体】Twitterの利用率、月間MAU、満足度
- 利用率:42.8%
- 月間アクティブユーザー(MAU):4,500万人
- 利用者満足度:74.9%
【年代別】Twitterの利用率、ユーザー数、男女比
10代
- 利用率:66.6%
- ユーザー数:約396万人
- 男女比(男):45%
- 男女比(女):55%
20代
- 利用率:58.5%
- ユーザー数:約731万人
- 男女比(男):48%
- 男女比(女):52%
30代
- 利用率:42.9%
- ユーザー数:約630万人
- 男女比(男):53%
- 男女比(女):47%
40代
- 利用率:40.5%
- ユーザー数:約761万人
- 男女比(男):56%
- 男女比(女):44%
50代
- 利用率:35.8%
- ユーザー数:約572万人
- 男女比(男):55%
- 男女比(女):45%
60代
- 利用率:22.5%
- ユーザー数:約385万人
- 男女比(男):56%
- 男女比(女):44%
Twitterの現状は?
リスキーブランドが生活意識調査「MINDVOICE(R)」について、2011年~2018年のデータを分析して発表した「SNSユーザー動向」によると、Twitterのアクティブユーザー数は年々増加傾向にあり、とくに10代、20代の若年層の利用率は半数以上になっています。
そのためSNSで若年層に向けたアプローチを行うなら、Twitterがおすすめです。
またTwitterはスマホアプリで日本独自の取り組みとしてニュースコーナーを設けたことにより、30代以上のユーザー数も増加していると言われています。「ツイートをしなくてもニュースをチェックするために使える」という点が、ユーザー数の増加につながったようです。
男女比についてはどの年代を見てもそれほどの差はなく、バランスがとれていると言えるでしょう。
なおTwitterの活用用途の割合としては、情報発信用途が27%、連絡用途が35%、趣味情報用途が49%、ニュースチェック用途が31%だということです。
Instagram(インスタグラム)
【全体】Instagramの利用率、月間MAU、満足度
- 利用率:35.8%
- 月間アクティブユーザー(MAU):2,900万人
- 利用者満足度:78.5%
【年代別】Instagramの利用率、ユーザー数、男女比
10代
- 利用率:55.9%
- ユーザー数:約323万人
- 男女比(男):40%
- 男女比(女):60%
20代
- 利用率:42.7%
- ユーザー数:約536万人
- 男女比(男):39%
- 男女比(女):61%
30代
- 利用率:38.0%
- ユーザー数:約558万人
- 男女比(男):39%
- 男女比(女):61%
40代
- 利用率:28.5%
- ユーザー数:約535万人
- 男女比(男):48%
- 男女比(女):52%
50代
- 利用率:25.6%
- ユーザー数:約409万人
- 男女比(男):50%
- 男女比(女):50%
60代
- 利用率:12.6%
- ユーザー数:約215万人
- 男女比(男):56%
- 男女比(女):44%
Instagramの現状は?
リスキーブランドが生活意識調査「MINDVOICE(R)」について、2011年~2018年のデータを分析して発表した「SNSユーザー動向」によると、Instagramのアクティブユーザー数は2015年から2018年にかけて急激に増加しているということです。
とくに15歳~24歳という若年層のアクティブユーザー率は8.0%から32.0%にまで急増しています。
またInstagramユーザーの特徴は、圧倒的に女性が多いということ。
「インスタ映え」という言葉もあるように、10代~20代の女性ユーザーにとってはInstagramでいかに魅力的な写真を投稿するかが重要となっており、Instagramの活用が日常生活の一部になっていると言える状況です。
そのため10代~20代の若年層、とくに女性ユーザーを狙ったアプローチには最適だと言えるでしょう。
なおInstagramユーザーの活用用途の割合としては、情報発信用途が26%、連絡用途が36%、趣味情報用途が49%、ニュースチェック用途が13%となっています。
Facebook(フェイスブック)
【全体】Facebookの利用率、月間MAU、満足度
- 利用率:31.2%
- 月間アクティブユーザー(MAU):2,800万人
- 利用者満足度:64.5%
【年代別】Facebookの利用率、ユーザー数、男女比
10代
- 利用率:24.3%
- ユーザー数:約144万人
- 男女比(男):58%
- 男女比(女):42%
20代
- 利用率:35.4%
- ユーザー数:約444万人
- 男女比(男):49%
- 男女比(女):51%
30代
- 利用率:38.8%
- ユーザー数:約570万人
- 男女比(男):49%
- 男女比(女):51%
40代
- 利用率:35.8%
- ユーザー数:約673万人
- 男女比(男):54%
- 男女比(女):46%
50代
- 利用率:38.1%
- ユーザー数:約608万人
- 男女比(男):61%
- 男女比(女):39%
60代
- 利用率:31.1%
- ユーザー数:約531万人
- 男女比(男):58%
- 男女比(女):42%
Facebookの現状は?
リスキーブランドが生活意識調査「MINDVOICE(R)」について、2011年~2018年のデータを分析して発表した「SNSユーザー動向」によると、Facebookのアクティブユーザー数は2015年あたりから2018年にかけて徐々に減少しているということです。
とくに15歳~24歳の若年層におけるFacebook離れは顕著で、2013年のアクティブユーザーが28.0%だったのに対し、2018年では10.7%にまで減少しています。
ただし45歳以上のユーザー層は依然増えている状況です。年齢別の割合を見ても、他のSNSとは異なり、30代~60代の割合が多くなっています。
男女比は40代~60代では男性のほうが多くなっている状況です。
そのためビジネスマンや中高年ユーザーを狙ったアプローチには、Facebookが有効だと言えるでしょう。
なおFacebookユーザーの活用用途の割合としては、情報発信用途が23%、連絡用途が61%、趣味情報用途が27%、ニュースチェック用途が17%となっています。友人・知人との連絡手段として利用している人が多いようです。
その他のSNSの利用率は?
YouTube、LINE、TikTokの利用率・月間アクティブユーザー数・満足度・年代別の利用率についても見ていきましょう。
YouTube
Googleが公表している国内の月間アクティブユーザー数は、2022年10月時点で7000万人を突破したとのこと。
また2022年にICT総研が実施したアンケート調査では、YouTubeの利用率は62.0%という結果でした。
同アンケート調査によるYouTubeの利用者満足度は81.9ポイントと高く、多くの利用者が満足していることがわかります。
年代別の利用率は、10代が96.5%、20代が97.2%、30代が94.0%、40代が92.0%、50代が81.2%、60代が58.9%だということです。なお利用者の性別は男女で半々くらいとなっています。
・参考サイト:2022年度SNS利用動向に関する調査 | ICT総研
・参考サイト:YouTubeが人気な理由とは | Think with Google
LINE
LINEが公表している国内の月間アクティブユーザー数は、2022年12月時点で9400万人です。
また2022年にICT総研が実施したアンケート調査によると、LINEの利用率は79.5%で、利用者満足度は79.3ポイントという結果でした。
年代別の利用率は、10代が95.2%、20代が94.9%、30代が91.6%、40代が84.3%、50代が83.6%、60代が79.6%ということです。利用者の性別は10代~40代までは男女で半々、50代、60代では女性のほうが若干多くなっています。
・参考サイト:2022年度SNS利用動向に関する調査 | ICT総研
・参考サイト:【公式】LINE広告-9,400万人に届く | LINE for Business
TikTok
アプリ調査データなどを提供しているAppAnnieの発表によると、TikTokの国内における16歳以上の月間アクティブユーザー数は、2021年8月時点で約1700万人だということです。(AppAnnie調べによる)
また2022年にICT総研が実施したアンケート調査によると、TikTokの利用率は19.7%とのこと。利用者満足度は非常に高く、82.4ポイントという結果でした。
年代別の利用率は10代が57.7%、20代が28.6%、30代が16.0%、40代が11.7%、50代が7.7%、60代が6.0%となっており、利用者が10代に集中していることがわかります。性別はどの年代でも男女ほぼ半々くらいです。
・参考サイト:2022年度SNS利用動向に関する調査 | ICT総研
まとめ
「SNSごとの利用率が知りたい」という方のために、2019年におけるSNS(Twitter/Instagram/Facebook)利用率、ユーザー数、年齢層、男女比をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
SNSによって利用率が異なるのはもちろん、年齢や性別などユーザー層も異なっていることがおわかりいただけたかと思います。
効果的にSNSをマーケティング活用するためには、自社のターゲット層とSNSごとのユーザー層を比較し、最適なものを選ぶようにしましょう。
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