こんにちは、シングメディア編集部です。
「ゲームのユーザー数を増やすにはどんなプロモーションが効果的なのだろう?」
「ゲームのプロモーションに動画を活用するとどんなメリットがあるのだろう?」
「効果的なゲームのプロモーション用動画を制作するにはどうすればいいのだろう?」
などの疑問をお持ちの方はいませんか?
動画のプロモーションにはさまざまな手法がありますが、中でも特におすすめなのが動画です。動画は他のプロモーション方法よりも優れた効果を発揮するため、多くの企業が取り入れています。
そこで今回はゲームのプロモーション担当者に向けて、「効果的なゲームのプロモーション方法や動画を活用するメリット」などをご紹介します。
効果的なゲームのプロモーション方法
さっそく効果的なゲームのプロモーション方法を6つご紹介します。自社の目的やターゲット、予算などに応じて最適なものを考えましょう。
広告
ゲームに限らず、プロモーションと言えば真っ先に思い浮かぶのが広告を出すという方法でしょう。それくらい広告出稿はメジャーなプロモーション方法の1つです。
広告と一口に言ってもその種類はさまざまで、交通機関や商業施設などに掲載するデジタルサイネージやポスターといったリアルの広告や、SNS広告やバナー広告などのWeb広告があります。
中でもWeb広告は低コストから出稿できるため検討する担当者が多いと思いますが、他社のゲームより優先表示させるためにはやはりコストが必要になるというのが正直なところです。
また新規ユーザーを獲得するのに広告は非常に効果的ですが、広告のみのプロモーションに頼ってばかりいるのはNG。なぜなら同じプロモーション手法ばかり繰り返し使っていると、ターゲット市場が取りつくされてしまうからです。
新たなユーザーを獲得したいのであれば、広告によるプロモーションだけでなく、他の方法も取り入れてみましょう。
SNS
単なるコミュニケーションツールとしてだけでなく、情報収集の場としても利用されているSNS。そのため集客コンテンツとして、SNSで公式アカウントの運用を行う企業も増えています。
SNSをゲームのプロモーション方法として利用すると、10代~20代の若い世代にアプローチできるのが魅力。
ゲームアプリのアップデート情報や限定イベントの告知などにも使うことができ、リアルタイムで情報発信することも可能です。
またSNSは一方的に発信するだけでなく、双方向のコミュニケーションがとれるツールでもあるため、ユーザーの生の声も集めやすいという特徴があります。
「ここが良くなかった」「もっとこうしてほしい」「〇〇がおもしろくない」などユーザーのリアルな声を聞けるので、ゲームアプリの改善などにも役立ちます。
インフルエンサーの協力
宣伝したいゲームに親和性の高いインフルエンサーとタイアップするのもプロモーション効果が高いと言えます。
人気のインスタグラマーやYouTuber、ブロガーなどでゲーム実況などをしている人を探し、協力してもらいましょう。
インフルエンサーにゲーム実況をしてもらうことで、インフルエンサーのファンを取り込めるのはもちろん、ゲームの内容を詳しく紹介できますし、インフルエンサーのリアクションもユーザーの興味や購買意欲を刺激するのに重要な要素となり、プロモーションに効果的です。
また最近はゲームプロモーションの一環で、Vtuberとタイアップしているところも多いのが特徴。VtuberとはバーチャルYouTuberのことで、YouTuberとして活動しているように見える、イラストや3DCGなどでできたアバターのことです。
Vtuberは熱狂的なファンが多く、ゲームの課金率が高いことでも知られています。そのためゲームのプロモーション起用にはピッタリな存在と言えるでしょう。
口コミ
ゲームのプロモーション方法として、口コミも忘れてはならない方法です。みなさんもゲームに限らず、何か商品を試してみよう、購入してみようと思ったときに口コミ・レビューを参考にすることがあるでしょう。
口コミは企業側で操作できない部分ではありますが、多くの人にプレイしてもらい話題にしてもらうためにできることはあります。
SNSでフォロワーとのコミュニケーションを大事にして、運営との一体感を生み成功した例として、ゲームアプリ『共闘ことばRPG コトダマン』が挙げられます。
このアプリでは、SNSでのユーザーとのコミュニケーションを「開発会議」と見立てて、ゲームの事前登録者やフォロワーを「開発協力者」と呼んでいました。
またフォロワーからゲームのキャラクター名の案を募集するなど、リリースまでユーザーと積極的にコミュニケーションを取り、ユーザーを運営サイドへ迎え入れていたのです。そしてゲーム内のクレジットにはフォロワー全員の名前を表示。
こうした試みが功を奏し、多くのフォロワーが「自分も開発に関わった」ことを前置きし、SNSでこのゲームアプリの推奨メッセージを投稿したのです。
大々的なプロモーションも行わず、キャラクターデザインの派手さやバトルアクションなど派手な要素もないにも関わらず、この口コミがきっかけとなり、大きなヒットとなりました。
このように口コミの効果は絶大です。口コミを書くとポイントを与えるなどの方法もありますから、積極的に利用してみましょう。
リアルイベント
ゲームのプロモーションには、リアルイベントを開催するという方法も効果的です。
1社でのイベント開催が難しい場合は、複数社で開催するリアルイベントへの参加も効果が高いので考えてみましょう。
複数社が開催するイベントであれば、他社ゲームのコアなゲームファンに実際にプレイしてもらう機会にもなり、新たなユーザーを獲得するチャンスにもなります。
YouTube
ゲームのプロモーションには、YouTubeで動画を配信するという方法もあります。
YouTube公式アカウントの運用を行うことで、既存ファンとつながり素早く情報発信できるほか、新規ユーザーの獲得、ファン化を狙えます。
公式チャンネルに配信する動画では、ゲームの紹介や実況、新キャラの紹介、声優が出演するバラエティなど、できることが多くあります。
YouTube広告やSNS運用とあわせて運用すれば効果もアップするので、ぜひ利用してみましょう。
ゲームのプロモーションに動画広告を活用するメリット
ゲームのプロモーションには、さまざまな表現が可能になる動画広告をぜひとも活用したいものです。動画広告をゲームのプロモーションに活用するメリットにはどのようなものがあるのかご紹介します。
実際にプレイするイメージを持ちやすい
ゲームのプロモーションに動画広告を活用すると、実際にプレイするイメージを持ちやすいというのが大きなメリットとなります。
ゲームの世界観の表現やクオリティの高さを伝えるのに、実際の使用イメージがわかる動画はぴったりなのです。
静止画ではゲームの世界観やクオリティの高さ、雰囲気といったものは伝わりづらいですが、動画であればそのゲームでどのような体験ができるのかを直感的に伝えることができます。
動画によってゲームプレイの疑似体験をすることで、ユーザーの「実際にプレイしたい」という意欲をかき立てることも可能です。
短時間で魅力が伝わる
動画は視覚、聴覚の両方に同時に訴えることができ情報量が多いため、短時間ですぐにゲームの魅力をわかってもらうことができるのも大きなメリットです。
また自分でテキスト情報を読まなければならないテキストの広告よりも、自然に目に飛び込んでくる動画広告のほうが見られやすいという側面もあります。
同じ情報量をテキストや静止画だけで伝えようとすると長文のテキストと大量の静止画が必要になってしまい、ユーザーにとっても大きな負担となりますが、動画であればゲームの機能やストーリー、世界観も一目瞭然です。
ゲームに興味を持ったユーザーにとっても、理解するための負担が軽いことは大きなメリットと言えるでしょう。
そして理解するための負担が軽いということは、それだけ多くの人の目に触れる機会があるということでもあります。動画広告は視聴のハードルが低いため、たくさんの潜在顧客にリーチできる可能性も持っているのです。
SNSでシェアされやすい
ゲームのプロモーション動画広告は、SNSでシェアされやすいというのもメリットです。
みなさんもSNSで友人や知人が動画広告をシェアしているのを見かけたことがあるでしょう。SNSでは特にゲーム専用のアカウントを持っているユーザーも多く、ゲームファンにリーチするには絶好の場と言えます。
そのためYouTubeやSNSの公式アカウント、SNS広告に動画を配信すれば、ユーザーが自発的に自分の興味を持った動画を拡散してくれる可能性が高いです。
動画をシェアしてくれた人のフォロワーもゲーム好きである可能性は高く、ゲームをプレイしてくれる可能性が高い層にリーチすることが可能になります。
ただしシェアされるためにはユーザーに「おもしろい」「みんなにも伝えたい」と思ってもらえることが条件。動画を視聴したユーザーの興味を引ける、かつゲームの魅力がしっかり伝わる動画広告を作る必要があります。
ゲームのプロモーション動画を制作するポイント
ゲームのプロモーションに動画を活用する場合、押さえておきたい動画制作のポイントをご紹介します。
ゲームの魅力を端的に見せる
まずゲームの世界観や、どのようなゲームであるかの概要を短時間でわかるようなものにする必要があります。
実際のプレイ画面を見せながらどのような内容のゲームであるかを紹介し、ゲームの魅力、売りを端的に表現する工夫をしましょう。
また冒頭で視聴者が離脱してしまえば最後まで見てもらえないため、最初の5秒で視聴者の心をつかむことを目標にしたいものです。
そのためにはたとえば、動画にストーリー性をもたせて続きを見たくさせる、共感を持ってもらえるようにする、「えっ、どういうこと?」と思わせるような違和感を持たせるなどの手法があります。
複数パターン用意する
動画広告の場合では特に、1つの動画内で伝えられることには限りがあります。尺がある程度決まっているという他、いくつもの訴求ポイントを1つの動画に盛り込んでしまうと内容が薄くなり、印象に残らなくなってしまうためです。
伝えたい内容を変えた動画広告を複数用意して配信することで、1つ1つの動画内容が印象的になりますし、より多くのユーザーの獲得が見込めます。
また複数パターンの動画を用意して配信することで、どのパターンが最もユーザーの反応が良いかというテストを行うこともできます。
その結果によって今後の広告クリエイティブの方向を決められたり、ユーザーが何を求めているかを探ったりすることが可能です。
ゲームのプロモーション動画の事例
実際にどのような動画が制作されているのか、ゲームのプロモーションに動画を使った事例を2つご紹介します。
にゃんこ大戦争
こちらは、キモかわいいキャラクターで話題のゲーム『にゃんこ大戦争』のリリース6周年記念で作られたテレビCM用の動画広告です。その不思議なキャラクターでユーザーの興味を引くことに成功しました。
前半はキャラクターのインパクトの強さで視聴者の興味を引き、後半は実際のプレイ画面を見せることで、ゲームの雰囲気や世界観、内容を伝えています。
広告クリエイティブは効果検証をしてPDCAを回しており、ターゲットごとに最も効果的な訴求軸を探り、それを優先的に制作したということです。
また公式YouTubeチャンネルも動画が豊富に投稿されており、ファンを飽きさせない工夫がされています。
デスティニーチャイルド
こちらは事前プロモーションに注力し、2か月で300万DLを達成したスマホゲーム『デスティニーチャイルド』です。動画を見ると、映像の美しさやテンポの良さ、ストーリー性の豊かさなど高いクオリティのゲームであることがわかります。
リリースの3か月前からプロモーションをスタートし、YouTuberなど動画インフルエンサーとのタイアップを行ったことも成功のポイントです。
発売後にはテレビCMやWeb広告を展開。ゲームのコアファン以外の新規層の取り込みにも注力したことで、大幅に新規ユーザーの獲得に成功しました。
ゲームの世界観を動画で効果的に訴求!
ゲームの世界観や概要、魅力は動画でこそ伝わるものが多いです。
テキストや静止画では表現しきれない部分も動画であれば簡単に伝えることができます。
ユーザーの興味を引ける動画を制作し、適切な媒体で配信して多くのユーザーを集めましょう。
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