こんにちは、シングメディア編集部です。
動画を制作する際に、「とにかくインパクトを出したい!」と考える人は多いのではないでしょうか。実際、動画配信サイトなどで流れている広告動画を見ると、さまざまな工夫がされており、印象に残るものばかりです。
しかしインパクトのある動画といっても、どうやって制作すればいいのかわからないという方も少なくないはず。
そこで今回は、「動画でインパクトを出すことのメリットや、その制作方法」を詳しくご紹介します。
動画でインパクトを出すことのメリット
まずは動画でインパクトを出すことにはどんなメリットがあるのか、詳しく解説していきましょう。
印象に残る
インパクトのある動画は印象に残るというのが大きなメリット。
インパクトのある動画は視聴者に驚きや感動などを与えられますし、イメージが視覚的に飛び込んでくるため、静止画よりも印象に残りやすいのです。
そのため世界観や雰囲気、熱量など言葉では伝えにくいことでも、動画であれば直感的にイメージを伝えられます。
印象に残る動画は人の心を掴むため、何度も見たくなるのもメリットです。
たくさんの情報を伝えやすい
インパクトのある動画は瞬時にたくさんの情報を伝えられるのも大きなメリットです。
視覚と聴覚の両面からアプローチが可能なため、動画はテキストや画像よりも、たくさんの情報をわかりやすく伝えることができます。
動画を見れば1分間で約180万文字に相当する情報が得られるとも言われており、その情報量の多さは圧倒的です。
拡散されやすい
インパクトのある動画は、SNSなどで拡散されやすいというのもメリットの一つです。
インパクトのある動画を見ると人は誰かに教えたいという気持ちが働き、SNSなどでシェアをしたくなります。
特に日常的にSNSを利用している若い層には、その傾向が強くあります。そのため若い層に支持を受けると、口コミで爆発的に広がる可能性があるのです。その結果、多くの人の目にとまることになり、高い費用対効果を生むことにも期待ができます。
なおSNSでは製品やサービスを詳しく解説した情報よりも、視覚的にインパクトがある動画の方が支持されやすく、拡散されやすいです。
短くわかりやすくがポイント! 動画でインパクトを出す方法とは
動画でインパクトを出せばメリットがあるのはわかりますが、その方法に悩む人も多いでしょう。ではどうすれば動画でインパクトを出せるのか、その方法について解説していきます。
最初でしっかり掴む
動画でインパクトを出したいのであれば、とにかく掴みが肝心です。
インパクトのある動画は冒頭から印象的なものが多いのが特徴。動画は最初の3秒が勝負と言われており、最初で心をつかめなければスキップされてしまい、最後まで視聴してもらえなくなる可能性が高くなります。
そのため最後まで見てもらいたいのであれば、冒頭に力を入れるべきなのです。
早い段階で衝撃的な映像を見せたり格好いい音楽を流したりすると、「続きを見たい」と思わせることができ、効果的になります。
コンパクトにまとめる
実はインパクトのある動画ほど短くまとまっているものです。
広告動画は30秒から2分ぐらいのものが多い傾向にあり、SNSでは女性向けの1分動画が流行しています。
本来であれば数分から数十分はかかるメイクや料理などの工程を短い動画でまとめることでインパクトを出しているのです。
短いものであれば15秒ほどの動画もあります。短いからこそ印象に残りやすく、隙間時間で見てもらえる可能性が上がるのです。
インパクトを出すためには、テンポよく、飽きがこない展開で短く言いたいことを伝える動画が望ましいと言えます。
動画の目的を明確にしておく
ただインパクトを追求するだけでなく、動画の目的を明確にしておくことも大事です。
衝撃的な映像を何も考えずに流すだけでは視聴者の心には刺さりません。何のために動画を作るのか、情報を伝えたいターゲットは誰なのかを事前によく検討することが必要です。
目的は多数用意するのではなく、1つに絞り込むようにするのもポイント。短い時間で印象的な内容にするには、何を1番伝えたいのかを決めておく必要があります。
説明やストーリー性にこだわると視覚的なインパクトは薄れるので、目的に合わせて動画の構成を考えましょう。
闇雲にインパクトを出せばよいわけではない? 炎上には注意
インパクトを出そうとするあまり動画の表現が過激になり過ぎ、炎上してしまうというのも時折見かけるケースです。
動画はとにかく注目度が大切。特に広告業界ではその傾向が強いため、炎上したとしてもニュースなどで取り上げられれば、「話題になった」としてメリットがあると感じる人もいるかもしれません。
しかし炎上をしてしまうと、特に企業の場合、商品・サービスについてのイメージが悪くなるのでデメリットが大きいのです。一度炎上してしまうと、その後の動画を見てもらえない可能性も上がってしまうでしょう。
攻めた動画を制作するのはインパクトを与えられていいのですが、「誰かを傷つけないか」「誰かを不快な気持ちにさせる恐れがないか」という視点は常に持っておいたほうがいいです。
インパクトを出しつつ誰も傷つけず不快にさせない動画を制作するというのは難しいことですが、気に留めておくことは大切なこととなります。
研究しよう! インパクトのある動画事例
インパクトのある動画を制作したいのであれば、人気の動画を見て研究するのが一番です。
たとえば、とある自動車メーカーでは、時速100キロに達するのに3.8秒かかるエンジンパワーを宣伝する方法として、3.8秒で動画を制作するシリーズを展開しています。説明どころか車体さえ見せずに、動画の尺だけで車の機能性の高さを伝える手法はとても斬新でオリジナリティが高く、インパクトも強いです。
またドイツの家具メーカーで制作されたユニークな動画として、3人の相撲取りがソファに勢いよく座るアクションによってソファの耐久性をアピールするものがあります。シンプルなだけに、ビジュアルも含めてとてもインパクトがあり、印象に残る映像になっています。言葉を用いていないため、性能の高さを世界中にアピールできているのも特徴です。
接着剤を販売する日本の企業では、アニメを利用しておもしろい動画を制作しています。接着剤ということで、「くっつく」をテーマにしたラブコメディが展開する設定もインパクトが強いですが、有名声優を利用するなど、娯楽アニメに近いクオリティになっている点にも企業の本気度を感じさせ、多くの視聴者にインパクトを与えています。
なお人気動画を見るときには、メッセージを伝える手法や、どういった点がおもしろく斬新なのかに注目しましょう。
印象に残る動画が最高! みんなが気分よく見られるものを目指そう
動画はいかにして視聴者の印象に残るものが作れるかが勝負です。しかし過激すぎる表現は炎上を引き起こすこともあり、逆効果になりかねないので十分に注意しなくてはいけません。
難しい点はありますが、インパクトは出しつつ、誰も傷つけないようなおもしろい動画を作ることができればベストです。
インパクトのある動画を制作するにはアイデアが重要。企業の場合、社内で制作するのが難しいと感じる際には、映像制作のプロに任せることもおすすめです。
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