THINGMEDIAの「人」

大手企業で事務職しかしてこなかった超保守的人間がベンチャー企業に転職したワケ

はじめまして。海谷沙世と申します。名字の読みは「カイヤ」です。

よく「ウミタニ」さんや「カイタニ」さんと間違えられます。

突然ですが私は、新卒で入社した大手CM制作会社を、まもなく6年目というタイミングで辞めました。

  • 保守的
  • 安定志向
  • 人と話すの苦手

そんな内向型な私がシングメディアに参戦した経緯をちょっとだけお話させてください。

事務作業オンリーの5年弱

CM制作会社勤務といえば、長時間労働、寝る時間ない、体力キツそう、みたいなイメージが少なからず先行していると思います。

ですが私は事務職としての勤務だったためそんな過酷な生活とはほど遠く、9時出社・17時半退勤のスケジュールで働いていました(もちろん日によっては残業もありましたが)。

コロナ禍になってからは週2、3で在宅勤務日も設けられ、ますます仕事とプライベートの調整が取りやすい状況に。

上司にも同期にも恵まれていたので、人間関係もこれといった悩みはなし。

唯一の不満といえば、仕事内容に対しての充実感のなさでした。

毎日私が何をしていたかというと、電話や来客の対応、備品の発注、請求書の処理など、いたって普通の事務作業。

何か特別なスキルが上がるかといえばそんなことはなく、ただただ毎日同じことの繰り返し。

もちろんバックオフィスは会社にとって非常に重要。

だけど自分がしたい仕事かと問われると、自信を持って頷けない。

できるかじゃなくて、何がしたいのかを考えた結果

じゃあ転職だ! と思ってはみるものの、事務作業しかしてこなかったのに、他にできることある?

やっとの思いで入社した会社を自分から出ていく?

安定した環境を自分から手放す?

と後ろ向きな自分が常にいました(この自問自答の末、けっきょくいつも転職には至らずに終わる)。

でもそんな御託は一旦置いて、自分が何をしたいかだけをシンプルに考えたとき、映像編集を仕事にできたらいいなという漠然とした思いがありました。

大学で映像専攻の学科にいたこともあり、もともと映像編集は好きでした。

大したスキルや知識があるわけではなかったですが、もし挑戦できる環境があるのなら私は映像編集がしたい!

と強く思い始めたのが、社会人5年目も半ばを過ぎようとしたときでした。

シングメディアなら挑戦できそう

転職のきっかけはひょんなことでした。

もともと同じ会社で、今はフリーの映像プロデューサーとして働いている先輩と久しぶりに再会したときです。

そのときは先輩の仕事の活躍ぶりが本当にうらやましくて、

「私も編集の仕事とかやってみたいなー」

と何気なくつぶやいていました。

後日、私がそんな話をしていたということが、その先輩を通じてたまたまシングメディア側に伝わり、一緒に働かないかと誘いを受けました。

そのときはバックオフィスとして採用したいという話でしたが、これはきっとチャンスだ! とワクワクしたのを覚えています。

「事務も経理もやります。でも映像編集も挑戦させてほしい」

正直私はまわりから見ても、保守的で突飛出たことなどできるタイプではないです。

そんな私がなぜ、安定した大手の会社から創業4年目のベンチャー企業へ転職を決意できたのか。

実務経験もスキルもまったくない私だけど、シングメディアならそれを受け入れた上で挑戦させてくれそう

そんな漠然とした期待と信頼からでした。

いつもの私なら転職するかどうか1か月はじっくり熟考していたと思いますが、なぜかこのときは「できる気がする。やってみよう!」という前向きな感情しかなかったです。

今考えても不思議ですが、あのとき勇気を出してくれた自分にありがとうと思います(笑)。

ちなみに私の運命を変えたともいえるその先輩は、三原和志さんです。

楽しい、ワクワクを忘れない

転職を決意したのが、2021年10月下旬。

シングメディアに入社したのが、2022年2月1日。

おおげさな言い方ですが、約3か月で人生が一気に変わりました

私って実は転職という大きな決断をできる人間だったんだなと少し驚いています。

実際に入社するまでは本当に自分にできるだろうかと不安でいっぱいでしたが、新しい出会いもたくさんあり、今は毎日が新鮮でワクワクしています。

仕事は楽しいだけでは成り立たないですが、楽しいを忘れてしまうのもよくない。

オンとオフの切り替えを大事にしていきたいです。

と、入社して約3週間目の私はこんなことを考えているのでした。

海谷でした。がんばります。

WRITTEN BY
海谷沙世

THINGMEDIA株式会社 総務・経理担当。山形出身。パン屋巡りが趣味だったけど太ったからやめました。好きなものはお絵かきとカラオケと怖い話です。