映像制作

視聴者に響くインタビューのコツは6つ! 魅力的な動画にするポイントも紹介

こんにちは、シングメディア編集部です。

動画マーケティングを導入するにあたり、まずは制作が比較的容易なインタビュー動画から始めてみようと考えている企業も多いのではないでしょうか? しかしインタビュー動画は質問・回答や編集が的確でないと、単調で訴求力の低い内容になりやすいものです。

そこで今回は、インタビュー動画の制作を考えている方に向けて、「視聴者の興味をひく上手なインタビューのコツや魅力的な動画を制作するためのポイント」などをご紹介します。

インタビュー動画の使い方とメリット

インタビュー動画の使い方とメリット

インタビュー動画と一口に言っても、インタビューの相手(インタビュイー)と動画のターゲットによってその用途はさまざまで、いろいろなシーンで活用が可能です。

たとえば商品やサービスを実際に使用した顧客の感想をインタビューすれば商品のPR動画になりますし、自社従業員へ仕事のやりがいなどをインタビューすれば採用動画になります。また経営者へ企業理念などのインタビューをすればブランディング動画になります。他にもインタビューする相手や内容によって、さまざまな使い方ができるのです。

そんなインタビュー動画は、実際に商品を使用した人やその企業で働いている人の表情や生の声を視覚的に訴えることが可能。企業や商品の魅力がダイレクトに伝わりやすいので、信頼を得やすい、購入意欲を高めやすいといったメリットがあります。

さらにインタビュアーとインタビュイーがいれば動画を撮影できるためコストが低く、技術的にも制作しやすいのもメリットです。

インタビューを成功させる6つのポイント

インタビューを成功させる6つのポイント

インタビューはその場の思い付きで質問しても、視聴者の心に響く有益な情報は引き出しにくいものです。そこでインタビューを成功させるために必要な6つのポイントをご紹介します。

1. インタビューの準備を徹底する

インタビューの成否は事前準備にかかっていると言っても過言ではなく、徹底した準備が必要不可欠です。

事前準備がおろそかだと、当日撮影ができなくなったり、インタビュイーから期待したような情報を引き出せなかったりして失敗する可能性があります。そのため事前準備を徹底的に行っておきましょう。

事前準備として具体的にしておきたいことは、まず動画の用途を明確にし、目的に応じた質問を練ること。質問内容は多いほど良いです。

目的が明確になったらインタビュイーを選定します。質問の幅を広げるため、相手についての調査も徹底的にしておくことが大切です。相手についての情報収集はインターネット検索や本人のSNS、メディアの情報、新聞、書籍、関係者などを通して行います。

相手に対して「ファンになる」「同じくらいの知識を身に付ける」というほどの気持ちで調査を行い、情報や価値観をしっかり確認しておくと良い関係が築けますし、的確な質問ができて有益な情報を引き出すことにもつながります。

また事前準備として機材や撮影場所の確保などハード面の準備も必要です。動画の基本設計や撮影当日のスケジュールも決めておくとスムーズに進められます。

2. アイスブレイクで緊張感をほぐす

インタビューを成功させるためには、いきなりインタビューを始めるのではなく、アイスブレイクを入れることも大切なポイントです。

アイスブレイクとは、初対面の人同士が顔を合わせたときの緊張を和らげる手法のこと。インタビューはお互い初対面ということが多く、緊張感から話がスムーズに進まないケースも多いので、アイスブレイクが大切です。

インタビュー前に自己紹介や雑談、インタビューを行う目的や意図の説明、ちょっとした軽食を楽しむ時間などアイスブレイクの時間を設けると、お互いにリラックスして話しやすい雰囲気になります。

ただし時間は限られており、アイスブレイクに時間をかけ過ぎるとインタビューの時間が短くなってしまうので程々にしましょう。

3. インタビュイーとインタビューの内容を共有する

インタビューを成功させるには、インタビュイーとインタビューの内容を共有しておくことも大切なポイントになります。

当日急に質問するとインタビュイーが答えにくいこともあるため、質問内容は事前に伝えて共有しておくようにしましょう。

その際、インタビューの質問内容だけを共有するのではなく、インタビューの目的や時間なども伝えておくと、インタビュイーも回答を考えやすいです。結果、進行もスムーズになり、効果的な回答を得やすいというメリットがあります。

なお質問が多い場合は、絶対に聞きたいことと時間があれば聞きたいことに分け、優先度の高いものから回答を考えてもらうことが大切です。

インタビュー内容も自然な流れになるよう、起承転結の流れに沿って組み立てておくといいでしょう。

質問内容に関しては、貴重な時間を使ってインタビューに答えてもらっているため、インターネットで調べればわかるような浅い質問は避け、インタビュイーにしか答えられないような深みのある質問をするのがおすすめです。

4. オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンを使う

質問形式には、オープン・クエスチョンとクローズド・クエスションの2種類がありますが、インタビューを成功させるには、このオープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンを使うこともポイントとなります。

オープン・クエスチョンとは、インタビュイーの判断に任せて自由に回答してもらう質問のことを指します。たとえば、「〇〇の映画を観てどう思いましたか?」や「△△が4月から開始しましたが、この仕組みの開始について意見をお聞かせください」などの質問です。

オープン・クエスチョンは直感的で多様な意見を引き出しやすいですが、質問の仕方次第で曖昧な回答になることもあります。的確な回答になるよう、ある程度前提条件を整理して意図が伝わりやすくなるように質問することが大切です。

一方、クローズド・クエスションとは、「好きか嫌いか」「AとBどちらか」などのように回答が限定的な質問のことを指します。相手は明確に回答しやすいですが、情報量が少なく単調なインタビューになりがちです。

インタビューの際は、クローズド・クエスションで会話をコントロールしつつ、オープン・クエスチョンで話を掘り下げるなど、2つの質問方法を織り交ぜながらバランス良く使うのがおすすめになります。

5. 大きなリアクションで反応する

インタビューを成功させるポイントとして、大きなリアクションで反応することも大切です。

みなさんも経験があると思いますが、話をしているときに相手の反応がないと、話しているほうは「ちゃんと聞いてくれているのかな?」「自分が言っていることがきちんと伝わっていないのかな?」「興味がないのかな?」などと不安になってしまいがちです。

相手にそのような不安を抱かせないためにも、大きめのリアクションでしっかり反応するようにしましょう。

ただしあまりにオーバーリアクションだと不自然になり、逆に相手を不安にさせたり不快にさせたりする可能性もあるため、注意が必要です。

なお撮影時にインタビュアーの相づちなどが入ると邪魔になるため、頷きや表情でリアクションを返すのが基本になります。

インタビュイーが考え込んでいるときは、リアクションをすると焦らせてしまったり思考の邪魔になってしまったりするため、静かに待つことも必要です。

インタビュー中は、相手の話をしっかり聞いている、興味深く受け止めているということがきちんと伝わるようリアクションをとりながら、相手が安心して気持ちよく話せる雰囲気作りを行いましょう。

6. 会話を深堀りする

インタビューを成功させるには、会話を深掘りすることも重要なポイントになります。

インタビュイーの回答が曖昧だと、動画の視聴者は商品や企業の魅力などを実感しにくくなってしまいます。「もしかして言わされてるだけなのでは?」と思われてしまうことも。

それを避けるためには、話を深掘りして具体的かつ多くの情報を引き出すことが大切になりますが、そのために必要なのが「5W1H」を意識した質問です。

5W1Hとは、「When(いつ)」「Who(だれが)」「Where(どこで)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」のことで、これを押さえることで話が具体化します。

たとえば、自社商品を愛用してくれているユーザーが商品について「これを使い始めてから調子がいいんですよ」と答えた場合、次のような質問で深堀りができます。

「そうなんですね! どのように調子がいいんですか? 使用前と後でどんな点が変わりましたか?」
「いつから使い始めて、どれくらいの期間使っていますか?」
「いつどこでどんな風に使っていますか?」など。

なお視聴者が混乱しないよう、過去・現在・未来どの時点での話なのか、時間軸を明確にすることも大切です。

魅力的なインタビュー動画を制作するためのポイント

魅力的なインタビュー動画を制作するためのポイント

インタビュー動画は制作しやすいのがメリットですが、何も考えずに制作しても視聴者の心には響きません。ではどんなポイントを意識すればいいのか、魅力的なインタビュー動画を制作するためのコツを3つご紹介します。

インタビュー動画の目的・ターゲットを決める

魅力的なインタビュー動画を制作するためには、まず動画の目的・ターゲットを明確に決めることが重要です。当然ながら、なんとなく誰かに刺さればいいというような考えで制作しても意味がありません。

またできるだけ多くの人に見てもらいたいからといって、万人受けする動画にするのもNG。ターゲットが絞られていない動画は内容が薄くなりがちで、期待したようなマーケティング効果を得られない可能性もあります。

そのためまずは動画の目的とアプローチしたいターゲット層を明確にし、ターゲットに有益な内容のインタビューを行うようにしましょう。

ターゲットはアバウトに性別や年代だけを設定するのではなく、仕事や趣味、居住地などターゲット像が明確になるようペルソナを設定するとイメージしやすくなりますし、チーム全体でもイメージを共有しやすくなります。

動画の内容については、企業が伝えたいことではなく、ターゲットが知りたいこと、喜ぶことなどを意識した視聴者目線で考えましょう。

なお動画配信プラットフォームには複数種類があり、無料のものだと「YouTube」や「Dailymotion」などがあり、有料のものだと「MOOGA」や「ULIZA」などがあります。

それぞれに動画の時間や料金などに差があるため、自社のニーズに合うプラットフォームを選ぶことも大切です。

撮影位置とカメラの台数に注意する

魅力的なインタビュー動画を制作するためには、撮影位置とカメラの台数にも注意することが必要です。

インタビュイーを撮影する際、真正面からカメラ目線で話をされると、視聴者は圧迫感や不自然さを感じやすくなります。

インタビューで一般的なのは、インタビュアーとインタビュイー、カメラで三角形を作る位置で撮影する「三分割法」と呼ばれる手法です。これだとインタビュイーを斜めから撮影する形になり、目線がカメラから外れるため、会話をしている人を近くで眺めている自然な印象になりやすいという特徴があります。

なおカメラが1台だと単調な動画になり、編集も行いにくいのが欠点。複数台のカメラで撮影すると編集時にアングルを切り替えられるため違和感が少なく、動画にもメリハリをつけられます。

インサートカットやテロップを活用する

魅力的なインタビュー動画を制作するためには、インサートカットやテロップを活用することも効果的です。

インタビューの様子をただ流しているだけでは視聴者が飽きやすく、話が聞き取れないなどして理解しにくいこともあります。

視聴者の興味をひき、内容を理解しやすくするためには、インサートカットやテロップを活用してサポートするのがおすすめです。

インサートカットとは、動画の中に別途写真やイラストを表示する編集手法のこと。話の内容の具体化・補足に役立ちます。

テロップは話の内容や重要なポイントなどをテキストで動画に表示する編集手法です。テロップを入れれば、視聴者が音声を流した状態で動画を視聴できない場合や、聞き逃した場合などにも内容を理解できます。

上手なインタビューで動画マーケティングを成功させよう!

上手なインタビューで動画マーケティングを成功させよう!

インタビュー動画は動画制作のノウハウがなくても撮影しやすく用途も幅広いものですが、肝心のインタビューが不十分では効果が期待できません。

今回ご紹介したインタビュー動画制作のコツを押さえた上で、魅力的なインタビュー動画を制作し、マーケティングに役立てましょう。


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WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。