映像制作

大学のプロモーションビデオのメリットとは? 作成方法についても徹底解説

こんにちは、シングメディア編集部です。

大学で新入生を集める際には、動画が効果的と言われています。

しかし注目を集めるような動画を実際に作るとなると、その方法に悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「大学のプロモーションビデオを作成するメリットと作成時のポイント、参考になる大学のプロモーション事例」をご紹介していきます。

大学のプロモーションビデオを作成するメリット

大学のプロモーションビデオを作成するメリット

現在、多くの大学で動画コンテンツが採用されているのはそれだけメリットが多いからです。実際に動画を作成する前に、その内容を理解しておくといいでしょう。

そこでまずは大学のプロモーションビデオを作成するメリットについて詳しく解説します。

短い時間で伝わる

大学のプロモーションビデオを作成する最大のメリットの一つは、短い時間で魅力や伝えたい情報が伝わることです。

大学のことをすべてテキストだけで説明しようとなると、膨大な量になってしまいます。

膨大な量の資料やパンフレットは作成も大変ですし、学生が読むのも大変です。すべて読むのは時間もかかって面倒なため、飛ばし読みをされることもあるかもしれません。

一方、動画であれば視覚、聴覚を利用して効率よく大学の魅力を伝えることが可能です。

ホームページやパンフレットを読むよりも短時間で確認できるため、学生の隙間時間に気軽に見てもらうことにも期待ができます。

正確なイメージを伝えやすい

大学のイメージを正確に伝えやすいというのも大学のプロモーションビデオのメリットです。

ホームページやパンフレットでもテキストや静止画から大学の雰囲気は伝わりますが、イメージが十分に伝わらないことも多いのではないでしょうか。

しかし動画であれば大学内の様子を映すことはもちろん、先生や学生のリアルな声を届けることも可能。

入学を希望する受験生だけでなく、その保護者に対しても大学のイメージを共有でき、その結果、受験生と保護者、両者に対するミスマッチを防げるのもポイントです。

SNSを活用することで宣伝効果が高まる

大学のプロモーションビデオの宣伝効果は、SNSと組み合わせることでより大きくなります。

大学のプロモーションビデオはホームページに埋め込むだけでなく、SNSでも活用可能です。

TwitterやInstagram、Facebookなどは若者が多く利用しているため、大学のプロモーションビデオが注目を浴びれば、新入生の募集に大きな力を発揮するでしょう。

短い時間のコンパクトな動画をSNSでコンスタントに流すことで、学生との接点を増やすことにもつながります。

大学のプロモーションビデオを作成するときのポイント

大学のプロモーションビデオを作成するときのポイント

大学のプロモーションビデオを作成する際には、広報戦略を意識することが大切です。ではどのようなポイントを意識すればいいのか、詳しくご紹介します。

そもそも動画が必要なのかを一度検討する

確かに動画は大学のプロモーションとして有効なアプローチではありますが、本当に必要かどうかは一度検討してみるべきです。

YouTubeやSNSなどの影響で、動画視聴は誰でも気軽にできる世の中になっています。そのため動画コンテンツは現在、溢れかえっている状態です。

深く考えずにただ動画コンテンツを用意するだけでは、たくさんある動画コンテンツの中に埋もれてしまいかねません。

クオリティの高い動画を制作しようとするほどコストがかかる傾向にあるので、費用対効果を意識することも大切です。

毎年、従来の方法で新入生がたくさん集まっていてそこまで宣伝する必要がないのであれば、動画にこだわる必要はないでしょう。それでも動画を作るのであれば、課題や目的を明確にしておくことが大切になります。

ターゲットをはっきりさせる

動画を作成する際には、ターゲットをはっきりさせることも重要です。

大学のプロモーションビデオは誰に向けて作っていて、どうして欲しいのかをよく考える必要があります。

できるだけ多くの学生に大学の名前を知ってもらい、興味を持ってほしいのか、それとも強い意思を持った学生を引き寄せたいのかなどによって、動画の作成方法は変わってきます。

ターゲットが保護者か学生かによってもアピール方法は変わります。

たとえば保護者が対象なのであれば、その学校の強みや特徴をメインで紹介するのが効果的。学生が対象なのであれば、部活動やイベントを紹介するなど楽しい学校生活をイメージできる内容にすると効果的です。

共感してもらえるようにする

人気が出る大学のプロモーションビデオは、学生が共感しやすい内容になっているのが特徴です。

プロモーションビデオで大学のいいところをただ羅列するだけでは、学生の心には響きません。大学視点ではなく、学生視点の方が共感は得やすいのです。

たとえば入学した学生がその大学で成長する姿をストーリー形式で紹介する、学生がその大学で学んでいること、将来の夢をインタビューで紹介するなど、学生が自分事として捉えることができ、魅力として感じられるような内容にしましょう。

学生視点にするためには、プロモーションビデオを作成する際に学生にも協力してもらうことが有効。学生が参加することで、より共感されやすい動画を作れます。

他のコンテンツとの連携も意識

プロモーションビデオで宣伝するだけでなく、他のコンテンツに誘導する工夫も考えると効果的です。

大学の紹介をして終わるのではなく、視聴後に他のコンテンツに誘導するのもプロモーション動画の大切な役目となります。

たとえば大学のホームページに誘導したり、さりげなく資料請求を促したりなど、次の行動につながるような動線を作りましょう。

動画プロモーションビデオとホームページの連携がうまく取れていると、学生の勧誘はスムーズになります。

きっと参考になる! 大学のプロモーションビデオ事例

きっと参考になる! 大学のプロモーションビデオ事例

既に公開されている大学のプロモーションビデオを研究することで、質の高いプロモーション動画を作成するヒントが掴めるため、いくつかの大学の事例を見ていきましょう。

東京大学

「東京大学」では、現役東大生のリアルな学校生活や、一般の人が入れない教育・研究環境などの魅力を紹介するプロモーションビデオが作成されています。高校生に向けて「素顔の東大生」をアピールしており、興味を引く内容となっているのが特徴です。

大阪府立大学

「大阪府立大学」では、学校の良さを学生がコンパクトに紹介したり、就職した卒業生が学校の強みを紹介したりするなど、バラエティに富んだ動画が用意されています。独特なアニメーションで作成されたビデオも印象的です。

早稲田大学

「早稲田大学」では、早稲田大学を目指す学生が実際に大学へ行き、早大生にインタビューをするという構成のプロモーションビデオがあります。さまざまな視点で学生たちが学校の魅力を語る内容となっており、興味を引く構成となっています。

大学のプロモーションビデオはさまざまな種類がありますが、どのビデオも学生が主役で、「この学校に行きたい」と思わせるような構成になっています。

大学のプロモーションビデオは学生の生き生きとした姿が重要

大学のプロモーションビデオは学生の生き生きとした姿が重要

動画は視聴者の記憶に残りやすくSNSで拡散もできるので、大学のプロモーションに適しています。

PRの方法はさまざまですが、基本的には生き生きとした学生の姿を撮影し、受験生への共感を集めることが重要です。

受験生に共感してもらえるクオリティの高いプロモーション動画で、大学の魅力をしっかりアピールしましょう。


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WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。