THINGMEDIAの「取り組み」

「無謀」と「勇敢」は違う。でも、難しいほうを選ぶ。【映像ベンチャー創業日記#002】

「髪型セットする時間って無駄だな。なんのレバレッジもかかってねえ」と思って最近坊主にしました。しなきゃよかったです。

どうも、シングメディアの田中です。

ちょうど先月、2019年の2月で創業から1年が経ちました。現在絶賛決算中です。

ずっとブログは書きたかったけど、ちょいと忙しすぎて無理でした。というか今が一番忙しいんですけど、勢い余って書いています。

気づけばあっという間にシングメディアには、かわいい女の子へのアンテナが異常に高い安枝くんと、元テレビマンで元ガールズバー店長のSHOGOさんと、埼玉と中国のハーフのバイリンガルBENの3人が仲間に加わりました。

リンモチ麻野さんの「THE TEAM」という本が発売されましたが(実はシングメディアで101冊買いました)、シングメディアは「THE ZOO」って言ったほうがピッタリな感じです。

こんなにかわいくはない

直近ではなぜか創業初期に即決したコンテンツ東京「映像・CG 制作展」というものに出展してきたりもしました。(ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました)

おかげさまで大盛況で終わりまして、ありがたいことにさらに忙しくなったりしております。

毎日楽しく、そしてみんな帰らないので臭くやっています。


仲間が増えて嬉しい反面、当然ながら一気にバーンレートは上がりました。

そして7月末には(再開発該当地域のため)現在のオフィスを出ないといけないので、さらにキャッシュアウトとバーンレートが上がります。

30万円のお給料を払う場合、一人あたり利益で毎月60万円以上を生まないと会社は赤字です。

会社のキャッシュフローのことが頭から離れることはないし、胃は常にキリキリしています。

佐藤も言っていますが、オフィスもそうですし、他にも決断しなくてはいけないことが多くあります。

勇気はあったほうがいい。それは間違いない。

ただ、「無謀」と「勇敢」は違います。

勝算もなくただ闇雲に突っ込むのは、ただの無謀。

ときには堅実に賢く判断することも必要です。

時期尚早の拡大で死ぬことは多々あるし、固定費(主に人件費、家賃)を増やすのは会社のリスクを高めます。

その他の支出は止められるけど、固定費の出血は止められない。

「無謀」と「勇敢」は違う。

普通は、堅実に身の丈に合った選択をするべきだと思います。

でも、ただ、その判断は、次のステージに行くチャンスを逃すものかもしれない。

失敗はしないかもしれないけど、飛躍するチャンスを逃す判断かもしれない。

正直、どっちを選んだらどうなるのか、全然わからない。

未来はわかんない。

じゃあそんなとき、僕たちシングメディアの判断基準は何か。

「迷ったら難しいほうを選ぶ」

どんな結果になっても、最後は俺が責任を負う。

最悪、最後の最後は、俺が一生働いて借金を返せばいい。

その覚悟は会社を作ったときからできてます。

おじいちゃんになって死ぬ間際に、ベッドで俺は何を思うか。

ビビって挑戦しなかったことを後悔するのか、無謀に挑戦したことを後悔するのか。

俺は挑戦しなかったことを絶対に後悔する。

みんな、やってやろうぜ。

WRITTEN BY
田中博之

THINGMEDIA株式会社 代表取締役。スケートボードがスキ、デスマッチがスキ、富士そばの冷やしたぬきうどんがスキ、でもやっぱり仕事が一番スキ。