動画マーケティング

動画マーケティングのメリット・デメリットと成功させるためのポイント5つ

こんにちは、シングメディア編集部です。

動画マーケティングにはどんなメリット・デメリットがあるんだろう、動画マーケティングを成功させるにはどうしたらいいんだろう・・・。

そんな「動画マーケティングについて知りたいあなた」は必見です。

動画マーケティングは世界的に注目されているマーケティング手法で、活用する企業も急増しています。

そこで今回は、「動画マーケティングのメリット・デメリットと成功させるためのポイント」をご紹介します。

動画の視聴環境が整備されたことにより動画マーケティングが注目されてきている/動画広告の市場規模は年々拡大している/動画1分でWebの3,600ページ分に相当するなど動画のメリットは多い

「動画マーケティング」とは?

動画マーケティングとは

動画マーケティングとは、動画を企業や商品・サービスのマーケティングに用いる手法です。

動画を自社サイトに掲載したり、YouTubeやTwitter、Facebookなどに公開・配信したりしてマーケティングを行います。

これまではWebサイトでマーケティングを行う場合、テキストと画像という組み合わせで広告を出すことが一般的でした。

しかし最近では「テキスト+画像」という組み合わせ以上に情報量の多い動画を用いることが多くなっています。

スマホなどのモバイルデバイスが普及したこととインフラが整備されたことによって動画を見る人が急増したこともあり、動画マーケティングは今後ますます注目される手法となっていくでしょう。

動画マーケティングが注目されている理由は?

動画マーケティングが注目されている理由

動画マーケティングは2017年あたりから急激に注目度が高まり、さまざまな企業が力を入れるようになりました。

ではなぜ最近になって動画マーケティングが注目されているのでしょうか?

動画マーケティングが注目されている理由を見ていきましょう。

1. 動画の視聴環境が整備されたから

動画マーケティングが注目されるようになった理由としてまず挙げられるのが、動画の視聴環境が整備されたことです。

通信インフラが整備され、通信料金が定額制になったり格安SIMが普及したりしたこと、そしてスマートフォンやタブレットなどのデバイスが急激に普及したことから、ユーザーはデータ通信料を気にせずモバイルデバイスで動画を視聴することができるようになりました。

動画はファイルサイズが大きいこともあり、これまでは視聴が躊躇われるものでしたが、こうした視聴環境の整備によって多くの人が快適に動画を視聴できるようになったのです。

動画を視聴するユーザーが激増したことにより、企業側も動画を使ったマーケティング戦略をとらざるを得なくなったということになります。

2. 動画再生メディアの種類が増えたから

YouTubeなどの動画配信プラットフォームに加え、InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSが普及したことも動画マーケティングが注目されるようになった要因です。

またTiktokなど動画再生ツールの種類も急激に増加。特に若い世代を中心に爆発的な人気となっています。

SNSなどの普及により、動画がユーザーによって拡散されるようになりました。動画を見たユーザーの興味を引くことができれば、そのユーザーが勝手に動画の情報を他の人にも広めてくれるような時代になったのです。

そのため企業は拡散も狙って動画マーケティングに力を入れるようになったと言えます。

3. 効果が出やすいから

動画マーケティングが注目されるようになったのは、効果が出やすいからということもあります。

人は動いているものに目がいきやすく、静止画よりも動画のほうがクリックされやすいのです。

また文章を読むよりも動画を再生するほうがユーザーにとってもラクなことなので、従来の広告よりも動画広告のほうが多くの人の目に触れる機会があると言えます。

多くの人の目に触れる=認知度が上がるということなので、広告効果も出やすいということです。

動画マーケティングが重要なワケ。動画広告の市場規模は?

動画広告の市場規模

動画をマーケティングに取り入れる企業も増え、ますますの盛り上がりを見せる動画市場。

動画広告の市場規模はどんどん成長しており、『株式会社サイバーエージェント』と『株式会社デジタルインファクト』が共同で行った調査によると、2018年の動画広告市場規模は1,843億円(2017年対比で134%)にもなるとのこと。

将来的な見通しとしては、2020年には2,900億円に、2024年には4,957億円にもなるとの見込みを発表しています。

サイバーエージェント、2018年国内動画広告の市場調査を実施

特にスマートフォンによる動画市場規模がPCに比べて圧倒的に大きくなっています。

今やスマートフォンと共に動画コンテンツは私たちの生活において欠かせないものとなっていますから、それも納得ですね。

多くのユーザーにとって動画広告は非常に身近な存在となっているので、企業としても動画マーケティングへの投資は重要だと言えます。

情報量はWebの3,600ページ相当? 動画マーケティングのメリット

動画マーケティングのメリット

動画マーケティングにはメリットも多く存在します。

では企業が動画コンテンツを用いたマーケティングを行う上でどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

1. 伝えられる情報量が非常に多い

動画コンテンツを使ったマーケティングでは、伝えられる情報量の多さが従来の広告に比べて圧倒的に多いです。

その情報量の多さは、動画1分でWebの3,600ページ分に相当すると言われているほど。

テキストだけではわかりにくい情報も、映像やテキスト、ナレーションなどがついた動画にすることで明確に伝わるようになるのです。

2. 視聴者の記憶に残りやすい

伝えられる情報量が多いという点にも関わってきますが、わかりやすい情報になることで視聴者の記憶にも残りやすくなるというメリットがあります。

たとえば企業の職場の雰囲気を紹介する際、テキストと写真だけの場合に比べて動画の場合のほうがリアルにその場の雰囲気が伝わり、視聴者の印象・記憶に残りやすくなります。

商品の使い方の説明にしても、テキストと写真だけの場合に比べて動画のほうがよりわかりやすくなるので、視聴者が「これなら使ってみたい」と思うようになるのです。

視聴者の記憶に残るということは認知度が高まるだけでなく、その後の検討・購入というアクションにもつながりやすくなると言えます。

3. 拡散によって高い宣伝効果を発揮する

動画コンテンツはクリックされやすいこともありますが、SNSなどによって拡散されやすいというメリットもあります。

動画を見たユーザーが「この動画おもしろいからみんなにも教えたい」「この動画に感動したから広めよう」などと心を動かされれば、あっという間に拡散されていくのです。

そのため人の心を動かすような動画を作ることができれば、爆発的に拡散されていく(バズる)ということに期待できます。

4. 検索結果で上位表示されやすくなる可能性がある

ユーザーの需要にあった情報を動画で提供することによって、SEO評価が上がりやすくなるというのもメリットです。

ユーザーが知りたい情報について検索し、出てきたサイトで求めていた情報と一致する動画があった場合、Googleからそのサイトは「ユーザーの役に立つサイト=コンテンツの質が高いサイト」と評価されます。

Googleからコンテンツの質を高評価されると検索結果で上位表示されやすくなり、サイトへの訪問者数もグンとアップすることになるのです。

クオリティの高い動画制作が難しい? 動画マーケティングのデメリット

動画マーケティングのデメリット

動画マーケティングの重要性やメリットを理解しても、「じゃあさっそくうちも動画マーケティングを始めよう!」と動き出せる企業ばかりではありません。

なぜなら動画マーケティングにはデメリットも存在するからです。

ではどのようなデメリットがあるのか、一つひとつ見ていきましょう。

1. 質の高い動画制作を行える人材がいない

いざ動画マーケティングを始めようと思っても、一般企業では社内や自作でクオリティの高い動画を制作することが難しい状況にあります。

動画制作ができるだけの知識や技術を持った人材がいないためです。

それに動画で宣伝効果を狙おうと思えばクオリティの高さも求められますから、一般企業では動画制作がハードルの高いものとなってしまいます。

2. 動画制作には時間とコストがかかる

動画を内製するにしてもクオリティの高い動画を制作しようと思ったら、それなりに時間とコストがかかります。

動画を内製できない場合は、外注で制作してもらわなければなりません。

外注で制作してもらう場合には制作会社とのやり取りや修正指示などもしなければならないため、その分の手間もかかります。

場合によっては動画制作にかかる時間とコストを考えると、費用対効果が悪いという結果になることもあるのです。

また内製でも外注でも、動画マーケティングによる効果を検証する必要がありますが、そのためには動画を一定数用意する必要もあります。

そうなるとますます手間がかかりますから、動画マーケティングに踏み出せないと考える企業が出てきてしまうのも仕方がありません。

3. ユーザーの閲覧環境によって伝えられる情報量が減る

動画マーケティングのメリットとして情報量の多さを挙げましたが、ユーザーの動画閲覧環境や状況によってはこのメリットが十分に発揮できないこともあります。

たとえば音を消した状態で視聴している場合、ナレーションなどの音による情報が伝わらなくなってしまうのです。

動画は映像と音声、テキストなどが組み合わさってできており、それらが合わさった状態で視聴してもらうことを踏まえて作られていますから、どれか一つが欠けた状態では本来の宣伝効果が発揮できないということになります。


動画マーケティングにはこのようなデメリットも存在しますが、プロに制作を依頼することで得られるメリットはそれ以上に大きいものがあります。

シングメディアでも動画制作を行っていますので、「社内で内製できない」「クオリティの高い動画を制作してもらいたい」「どこへ動画制作を依頼したらいいかわからない」という場合には、ぜひお気軽にお問合せください。

下記はシングメディアの動画制作実績となります。

シングメディアの動画制作実績(一部)

顧客体験を今よりもっと特別に。「KARTE for App」/「KARTE Datahub」
新しい顧客体験の可能性を開きましょう。「KARTE Datahub」
今日を彩るボイスメディア「Voicy」
This is MY VOICE パーソナリティの想い「Voicy」
楽しくいられる場であるために「やきとん木々家」
訪問看護ステーション「デライト」
強靭な起業家コミュニティ「千葉道場」
COCON Group Mashup Meeting「ココン株式会社」

動画マーケティングを成功させるためのポイント5つ

動画マーケティングを成功させるためのポイント

動画マーケティングを成功させるためには、ただ動画制作を行うだけではダメ。

効果を出すために意識すべきポイントがいくつかあります。

そこで動画マーケティングを成功に導くポイントを5つご紹介します。

1. 目的やターゲットをハッキリさせる

動画マーケティングを行う目的やターゲットは企業によって異なります。

企業の認知度を高めたいのか、商品やサービスへの理解を深めてもらいたいのか、売り上げを伸ばしたいのかなど、その目的と誰に情報を届けたいのかを明確にした上で動画制作を行う必要があります。

ターゲットについては性別や年齢などを細かく設定するようにしましょう。

目的やターゲットをハッキリさせて動画制作を行わないと内容がぼんやりしてしまい視聴者に刺さらず、効果が出ないこともあります。

2. 動画の種類や掲載場所を目的に合わせて選ぶ

目的などを考慮した上で、動画マーケティングの種類と掲載場所を選ぶことも大切なポイントです。

たとえばYouTubeなどの動画配信サイトに動画広告を出稿するのか、企業のWebサイトで商品説明などの動画を掲載してSEO対策を行うのか、Facebookなどのソーシャルメディアに流してブランディング効果を上げるのかなど。

目的やターゲットとなるユーザーが訪れる機会の多い場所などを考慮し、最適なものを選びましょう。

3. 目的に合わせて動画制作会社を選ぶ

動画制作を外注する場合、映像・動画制作会社に依頼することになります。

制作会社の数は多く、それぞれにさまざまな特徴がありますから、自社の目的・ニーズをハッキリさせた上で、それに応えてくれる制作会社を選ぶことが重要です。

たとえば企画・制作から配信まで関わってほしいのか、動画制作だけ行ってほしいのかなど、制作会社に求めることを明確にしておきましょう。

依頼にかかるコストや時間についても考慮しておくといいでしょう。

また制作会社によって得意分野も異なりますから、過去の制作実績を見たり問い合わせを行ったりすることも必要です。

4. 動画のサイズや尺にも考慮する

スマートフォンで動画を視聴するユーザーが増えたことにより、最近では縦長の動画サイズが急激に増えています。

縦長の動画はスマートフォンの画面を独占することができるため、ソーシャルメディアのタイムラインに流れたときに注目されやすくなるというメリットがあります。

そのため動画制作を行う際にはソーシャルメディアなどで流れることを考え、動画サイズを縦長や正方形にするというという選択もおすすめです。

また注意したいのが動画の尺について。動画を作り慣れていない人が制作すると、つい「あれも入れたいこれも入れたい」となってしまい動画の尺が長くなってしまいがち。

しかしソーシャルメディアで動画配信することを考えている場合は、尺をなるべく短くすることを心がける必要があります。

ソーシャルメディアのユーザーはストーリー性のある動画をじっくり見るということをしない傾向にありますから、短い尺で伝えたいことをパッと伝えられる印象に残りやすい動画を制作することが大切です。

長い尺の動画を制作したとしてもソーシャルメディアで流す際は、それを再編集して短くすることと、ユーザーの次のアクション(拡散や企業サイトへの遷移、商品購入など)につながる要素を入れることを心がけましょう。

5. 動画配信後には必ず効果測定を行う

動画マーケティングは動画を制作して配信したら終わり、ではありません。

動画が集客や売り上げアップなどの目的において効果を発揮しているのかどうか、きちんと効果測定を行う必要があります。

再生数や視聴維持率、CVRなどを見て効果を測定し、結果を分析、修正点があれば修正を行い、また効果を検証してみるというようにPCDAをまわすことが大切です。

効果が出なければ動画マーケティングを行う意味がありませんから、効果測定は必ず行うようにしましょう。

さっそく実践! 動画広告の種類と出稿する方法

動画広告の種類と出稿する方法

動画広告の種類と出稿方法については『「動画広告」の種類と特徴、市場環境と効果測定方法。YouTube TrueViewが主流?』の記事で詳しく解説していますが、動画広告の種類として代表的なものは以下の5つとなっています。

  • インストリーム動画広告
  • インバナー動画広告
  • インリード動画広告
  • インフィード動画広告
  • インターステイシャル動画広告

中でも主流となっているのが、YouTubeなどの動画サイトでユーザーが視聴しようとしている動画の前や途中、最後に流れる「インストリーム動画広告」です。

課金方式は動画が再生されてから30秒が経過した時点で課金となる「CPV課金」となっていることが多く、無駄に料金が発生しないようになっています。

また動画広告を出稿する方法としては以下の7つの出稿方法があります。

  • YouTube TrueView
  • アドネットワーク
  • DSP
  • Twitter広告
  • Facebook広告
  • GYAO!広告
  • ネイティブ広告

中でも主流となっているのが、YouTubeの動画広告配信枠で動画広告を流す「YouTube TrueView」。

ターゲティングの種類が多く精度が高いという点や、30秒以上の動画広告の場合は30秒が経過した時点で課金されるという仕組みが特徴となっており、ブランディング活用する企業が多くなっています。

その他の動画広告の種類や出稿方法についての詳細は下記の記事で解説していますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

「動画広告」の種類と特徴、市場環境と効果測定方法。YouTube TrueViewが主流?

動画マーケティングの効果を測るには?

動画マーケティングの効果を測るには

動画マーケティングの効果測定を行うには、以下の指標を使うことが多いです。

  • ユニーク再生数(何人のユーザーが再生したか)
  • 再生回数(全部で何回再生されたか)
  • ユーザー1人当たりの平均視聴時間(総視聴時間÷ユニークユーザー数)
  • 1回当たりの平均視聴時間(総視聴時間÷総再生回数)
  • 再生率(再生回数÷PV数)
  • 視聴率(再生回数÷PV数)
  • 再生完了率(動画を最後まで再生した回数÷総アクセス数)
  • サイト訪問率
  • 問い合わせ率 など

またGoogleが提供する『Google Adwords』やYouTubeに配信した動画の効果測定ができる『YouTubeアナリティクス』、Facebook広告の効果測定ができる『Facebookオーディエンスインサイト』といった効果測定の解析ツール・サービスを利用するのも便利です。

これらを利用すれば、動画を視聴したユーザーの属性やその後のアクションなども詳しく知ることができます。

動画マーケティングの効果測定方法については、さきほども紹介した下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

「動画広告」の種類と特徴、市場環境と効果測定方法。YouTube TrueViewが主流?

まとめ

「動画マーケティングについて知りたい」という方のために、動画マーケティングのメリット・デメリットと成功させるためのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

近年、どんどん盛り上がりを見せている動画マーケティング。目標設定を明確にして動画を制作し、出稿後は効果測定をしっかり行い修正・改善をしていくことが成功のカギです。

モバイルデバイスから動画を快適に視聴できる環境が整った今、企業にとっても動画マーケティングは見過ごせないものとなっています。

「始めてみようかな」と思っている担当者・経営者は、この機会にぜひ動画マーケティングについての知識を深め、実践してみてくださいね。

WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。