動画マーケティング

販促に動画は有効的? 活用方法と事例を紹介

こんにちは、シングメディア編集部です。

動画を活用した販促は効果的なのだろうか、販促動画の優れた点や活用方法にはどんなものがあるのだろうか・・・。

そんな「販促動画について知りたいあなた」は必見です。

動画を販促にうまく活用できれば、売上アップにつなげることができます。

そこで今回は、「販促に動画が有効な理由と活用方法・事例」をご紹介します。

74%の消費者がインストア動画が「購買への後押しになる」と回答した/販促動画の利点は情報量の多さやイメージを伝えやすいこと/販促動画はWebやSNS、店頭で活用できる

動画を活用した販促は有効的?

動画を活用した販促は有効的か

スマートフォンの普及と大容量通信が高速で行えるようになったこと、YouTubeをはじめとする動画サービスの広まりなどを背景に、近年ではスマートフォンから動画を視聴する人の数が急増しています。

『ニールセン デジタル』が発表した2018年5月の「年代別スマートフォンの利用状況」によると、スマートフォンからインターネットを利用している人の数は6,752万人とのこと。そして全世代平均の1日あたりのスマートフォン使用時間は3時間を超えるということです。

さらに18歳~34歳においては、スマートフォンを使用する時間の中で、1日あたり8%の時間をYouTubeに使っていると言います。

出典:50歳以上のスマホの利用者数は1年で27%増加、全体の37%を占める ~ニールセン 年代別のスマートフォン利用状況を発表~

これだけ多くの人がスマートフォンから動画を視聴するようになった今、企業の販促にも動画を活用することが有効と言えるのです。

また動画を活用した販促は、YouTubeなどの動画サービスサイトやアプリを使ったものだけにとどまりません。

ショップのインストア動画(店舗内動画)も販促に有効です。

消費者は買い物をする際、商品についてできるだけ多くの情報を得たいと思うもの。そこで役立つのがインストア動画です。

インストア動画は、商品の仕様や実際の使用シーンなど、消費者が知りたいと思う多くの情報をわかりやすく伝えることができます。

2013年にアメリカとカナダで行われた「店舗での消費者心理」の調査によると、74%もの消費者がインストア動画(商品のデモンストレーション動画)について「購買への後押しになる」と回答したということです。

しかも「購買には結び付かない」と回答した人の中でも、3人に1人が「動画を見たことを覚えている」と回答したと言います。

たとえ購買につながらなかったとしても、動画によって商品を認知した、理解を深めたということが伺えるでしょう。

出典:Exploring the Reality of the Digitally-Enabled Store

この調査結果からも、動画は販促において有効なものであると言うことができます。

情報量の多さやイメージを伝えやすい! 販促動画の優れた点

販促動画の優れた点は?

動画を販促に活用することで得られるメリットには、多くの情報量を伝えられる、イメージを伝えやすいなどがあります。

具体的に販促動画のどんな点が優れているのか、一つひとつ見ていきましょう。

(1)多くの情報量を伝えられる

テキストだけ、テキストと静止画だけ、音声だけという手段で商品やサービスについて紹介する場合に比べて、動画で紹介する場合のほうがはるかに伝えられる情報量が多くなります。

動画であれば商品やサービスを使っている様子、実際に利用した人の声、ターゲットに合わせたメリットや使用例など、さまざまな情報を素早く伝えることができますから、企業側にとっても消費者側にとっても有益なものとなるのです。

(2)理解が深まりやすい

動画は視覚・聴覚の両方から訴えられるため、消費者に商品やサービスを理解してもらいやすいというメリットもあります。

人は視覚だけ、聴覚だけで得た情報よりも、その両方から得た情報のほうが記憶にも残りやすく、理解も深まりやすいのです。

また商品やサービスを利用している人の声を集めたインタビュー動画は、消費者の商品・サービスへの理解を深めるとともに信頼感を与えることにも有効。

お客様の声をテキストの口コミだけで見るよりも、実際にどんな人がどんなシーンで利用しているのかを映像と本人の声で伝えてもらったほうが信頼できますし、安心感にもつながり、購買にも結び付きやすくなります。

(3)イメージを伝えやすい

イメージや印象というものは、なかなかテキストだけでは伝わりにくいもの。

しかし映像と音声を組み合わせた動画であれば、そうした抽象的なものについても簡単に伝えることができます。

たとえば文字だけでただ「このファンデーションは肌につけた途端、水のような質感に変わる新感覚なファンデーションです」「肌がみずみずしく潤います」と説明しても、いまいちピンときません。

しかしファンデーションのテクスチャーや実際に肌につける様子、肌につけた後の様子などを映像と音声、音楽をつけて紹介すればイメージが明確になって説得力があり、消費者は「なるほど」と理解を得たり興味を持ったりすることができるでしょう。

(4)低予算で広告を出せる

キー局でテレビCMを出稿しようとすると多くの予算が必要になり、放送期間も限定されてしまいますが、YouTubeなどで動画広告を出稿する場合は低予算で長期にわたって公開することが可能になります。

参考:
YouTube動画広告(TrueView)の種類3つ! 費用の決まり方は?
YouTubeマーケティングのメリットと有効性は? 成功させるためのポイント6つ

また商品・サービス紹介動画を自社サイトやブログ、SNSなどでも公開することができます。

一度動画を制作してしまえばさまざまなシーンで活用することができるため便利です。

効果的な販促動画を制作するためのポイントは?

効果的な販促動画を制作するためのポイントは?

販促動画を制作する際に必要なポイントは、目的とターゲットを明確にすることです。

販促動画によって商品・サービスの認知度をアップさせたいのか、企業のファンを獲得したいのか、自社サイトへ誘導したいのかなど、動画を制作する目的を明確にしておきましょう。

目的が明確になったら、ターゲットについても明確にしておく必要があります。ターゲットによって、制作する動画の内容が変わってくるためです。

女性向けなのか男性向けなのか、年代はどれくらいの層なのか、どんな趣味嗜好を持った人を狙いたいのかなどを明確にし、ペルソナを作ることでより効果的な販促動画を制作することができるようになります。

また動画の最初の5秒を工夫することも大事。多くの視聴者が動画を見始めて5秒程度で「この動画の先を続けて見るかやめるか」を判断していると言われています。

そのため最初の5秒で視聴者の興味を引き、心を掴むような工夫をすることが求められるのです。

たとえば冒頭で商品・サービスのメリットを簡潔に伝える、どんな人に視聴してもらいたいのかターゲット像を伝える、続きが見たくなるような仕掛けを作る、視聴者の目をくぎ付けにするインパクトある映像や音楽を入れるなど。

冒頭は非常に大事な部分だということを理解し、ターゲットユーザーが離脱しない工夫を考えましょう。

なお動画の長さについても意識して考えておきたいところ。長すぎる尺の動画は視聴者を飽きさせ、最後まで見てもらえない可能性があります。

内容やターゲットによっても最適な動画の長さは異なりますが、一般的には30秒~2分程度におさめておくのがいいでしょう。

Webや店頭で! 販促動画の活用方法

販促動画の活用方法は

販促動画はどのように活用することができるのか、具体的にご紹介していきます。

Web媒体で活用する

販促動画をWeb媒体で活用するというのは、YouTubeなどの動画配信サイトや自社サイトなどで商品・サービスのプロモーションに動画を活用するという方法です。

Web上で販促動画を公開すれば、多くの人に視聴してもらえる可能性があります。日本国内だけでなく全国の人が視聴可能になるため、それだけ多くの人の目に触れ、販促につながる機会も増えるのです。

商品の使い方や活用方法などのハウツー動画を配信すれば、説明書代わりにもなりますし、購入後のイメージが明確になるため顧客満足度も上がるでしょう。

なお動画に購入への導線をわかりやすく設置することも大切。

商品ページから動画を視聴できるようにする、動画に商品ページへのリンクを入れるなど、商品と動画へ相互に誘導できる導線をわかりやすくつくることが、消費者の購入というアクションに結び付けやすくなります。

参考:動画プロモーションを成功させるためのポイント7つ! メリットや活用事例も紹介

店頭で活用する

販促動画は店頭で活用するという方法もあります。

店頭のモニターで商品・サービスの紹介や消費者の興味を引く動画を流すことによって、顧客を店内に誘導することが可能になります。

また消費者の中には、店員に話しかけられるのが苦手という人も多くいますから、そういう人へ店員に変わって商品・サービスの説明を行う役割としても動画が利用できます。

店頭で活用できる販促動画の種類としては、商品・サービス解説動画、デモンストレーション動画、製造過程紹介動画、お客様の声紹介動画、メンテナンス法紹介動画などさまざまなものがあります。

消費者にやたらと声をかけて不快な思いをさせることなく、自然に商品・サービスをアピールできるのが魅力です。

なお店頭で販促動画を流す場合は、商品の横に小型モニターを置いてその画面で動画を流すなど、商品と動画をセットで置くことによって、購入への導線がわかりやすくなり、購入されやすくなります。

消費者へ動画に注目してもらったり他社との差別化を図ったりするためには、POPを作って動画が流れるモニターに飾るなどの工夫をすることも有効です。

SNSで活用する

販促動画を自社サイトやYouTubeだけに掲載するのではなく、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSでも掲載しましょう。

SNSで販促動画を活用すれば、視聴したユーザーによって動画が拡散され、さらに多くの人に視聴してもらえる可能性があります。

販促動画を制作したら1箇所だけで配信するのではなく、必ず複数のメディアで配信することが大切です。

なお拡散されやすいようなハッシュタグを使うなど、他社との差別化を図る工夫も行いましょう。

参考:SNS動画広告のメリットや制作するときのポイントと主要SNS(Facebook / Twitter / Instagram / LINE)のスペックまとめ

マーケティングの参考に! 販促動画の事例

では実際に販促動画にはどのようなものがあるのか、事例をいくつかご紹介します。

販促動画制作やマーケティング活用の参考としてご覧ください。

お客様の声を紹介した販促動画事例

上記の動画は「キットオイシックス」のSNS用プロモーション動画です。

商品を利用している顧客目線でリアルな声を紹介する内容となっており、消費者の信頼感を得ることに成功しています。

また商品を利用した後のイメージを持ちやすいのも特徴です。

店頭のインストア動画(デモンストレーション動画)事例

こちらは店頭で流れているインストア動画。「水で消せるマッキー」という商品についてのデモンストレーション動画です。

マジックと言うと一度書いたら消せないというイメージがありますが、こちらの商品はマジックでも「水拭きすれば消える」ということをアピールするために、利用シーンを提案した実演動画にすることで、商品への信頼感と購買意欲を高めることに成功しています。

製品づくりの裏側を伝える販促動画事例

こちらは「職人が教えるランドセルの選び方」というテーマで、ランドセルを実際に制作する職人さんが登場し、商品のこだわりポイントを紹介している販促動画です。

職人さんが登場して自ら製品づくりのこだわりポイントや選び方を語ることと、普段は見ることのできない製造工程を見せることにより、消費者の高い信頼を得ることに成功しています。

また丁寧な仕事の様子を公開することにより、自社ブランド・製品のイメージアップや興味喚起にもつながります。

店頭でのサイネージ用販促動画事例

こちらは昭和シェルの九州店舗給油機サイネージ用に制作された販促動画です。ガソリンスタンドで給油をしている顧客に向け、店頭のデジタルサイネージで流されています。

給油をしている間に洗車をしたり、併設するコンビニエンスストアを利用したりすることで、給油中の待ち時間を有効活用できますよというメッセージが込められており、給油から洗車やコンビニの利用へつなげることに成功しています。

ポップでカラフルなアニメーションにすることによって人目を引き、具体的な利用シーンを提案することで顧客に行動を起こさせやすくしているのが特徴的です。

まとめ

「販促動画について知りたい」という方のために、販促に動画が有効な理由と活用方法・事例をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

動画は多くの情報量をわかりやすく、ターゲットに合わせて伝えることができ、低予算で制作・配信できることが特徴です。

目的やターゲットに合わせた効果的な動画の種類と配信方法を選び、積極的に販促に活用していきましょう。

WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。