動画マーケティング

YouTubeマーケティングのメリットと有効性は? 成功させるためのポイント6つ

こんにちは、シングメディア編集部です。

YouTubeマーケティングにはどんな効果やメリットがあるんだろう、YouTubeマーケティングを成功させるにはどうしたらいいんだろう・・・。

そんな「YouTubeマーケティングについて知りたいあなた」は必見です。

圧倒的な利用者数を誇るYouTubeは、今や企業にとっても見逃せないマーケティングツールの一つ。効果的に利用するためには、YouTubeマーケティングについて詳しく知る必要があります。

そこで今回は、「YouTubeマーケティングのメリットと有効性、成功させるためのポイント」をご紹介します。

YouTubeマーケティングはテレビCMと比べ、手軽さやファンの獲得など多くのメリットがある/YouTubeの利用者数は「Yahoo Japan」「Google」に次ぐ第3位で6,276万人(2018年調べ)/YouTubeマーケティングを成功させるためのポイントを6つ紹介

「YouTubeマーケティング」とは

YouTubeマーケティングってなに?

私たちの生活においてもはや欠かせない存在となった動画共有サービス『YouTube』。そんなYouTubeを活用して行うマーケティング手法のことを、YouTubeマーケティングと呼びます。

具体的にどのようなマーケティング手法があるのかというと、たとえばYouTubeに企業が独自のチャンネルを作成し、そこで動画を使ったPR活動をしていくという手法があります。

普段はテレビを視聴しない層にもアピールすることができますし、企業のファンを増やすことにもつながります。

また多くのファン(視聴者)を持つ人気YouTuberなどのインフルエンサーを活用するという手法も。

インフルエンサーに自社の商品やサービスを使用してもらう様子を動画配信してもらったり、タイアップを組んだりして知名度や購買促進を目指すのです。

さらに多くの企業が取り組んでいるのが、YouTube広告(TrueView)の導入。YouTubeに動画広告を配信し、自社の商品・サービスをアピールします。

YouTubeマーケティングでは、主にこれら3つの手法を用いることが多くなっています。

YouTubeマーケティングは有効? ユーザー数は圧倒的!

YouTubeマーケティングは有効か

インターネットを利用する人であれば、誰もが一度は視聴したことがあるのではないかと言えるほど社会に浸透しているYouTube。

そんなYouTubeの利用状況は実際のところどのようになっているのでしょうか。

マーケティングリサーチ会社であるニールセンが発表している「2018年 日本におけるトータルデジタル利用者数 TOP10」によると、YouTubeの利用者数は『Yahoo Japan』『Google』に次ぐ第3位で、6,276万人とのこと。

TOPS OF 2018: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2018年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~

動画メディアとしては圧倒的な利用者数の多さを誇っています。

では社会における動画メディアの利用状況についてはどうなっているのでしょうか。

総務省が発表している「平成29年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を見てみると、平成29年の平日におけるテレビ系動画の平均視聴時間は175.9分であるのに対し、ネット系動画の平均視聴率は18.3分でした。

平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省(PDF)

テレビの視聴時間のほうがネット系動画の視聴時間よりも依然多い状況ではありますが、注目すべきはそれぞれの伸び率です。

前年である平成28年に行われた同調査では、平日におけるテレビ系動画の平均視聴時間は185.5分、ネット系動画は14.7分でした。

平成29年のデータと比較してみると、テレビの視聴時間は9分程度減っているのに対し、ネット系動画の視聴時間は4分程度増えています

さらにさかのぼった調査結果と比較してみても、テレビの視聴時間が伸び悩んでいるのに対し、ネット系動画の視聴時間はどんどん増加している傾向にあるのです。

特に10代、20代の若い年齢層ではその傾向が著しく、平成29年の平日におけるネット系動画の平均視聴時間において、10代では38.6分、20代では39.8分となっています。

同調査におけるネット系動画の中でもYouTubeに限定した利用率を見てみると、全年代では72.2%となっており、10代が93.5%、20代が94.0%、30代が87.4%、40代が80.4%、50代が64.0%、60代が32.2%です。

このことからネット系動画=YouTubeと捉えることもでき、若い層を中心にYouTubeの利用率・時間が増加傾向にあると言うことができます。

またYouTubeで動画を配信しているYouTuberは今や中高生から絶大な人気を誇る職業ともなっており、その影響力は絶大です。

2019年4月現在におけるYouTubeチャンネルの登録者数は、『はじめしゃちょー』が1位で781万6930人にもなります。

一度にこれだけ多くのユーザーに影響を与えられるというのは、YouTubeならでは。人気YouTuberを活用したマーケティングがいかに有効であるかがわかります。

これらの事実からも、動画メディアことYouTubeにおいてはその利用者数や影響力がどんどん増加していることがわかり、企業にとってYouTubeマーケティングは大変有効であると言えるのです。

テレビCMとの違いは? YouTubeマーケティングのメリット

YouTubeマーケティングのメリットは?

企業が自社の商品やサービスについて映像でPRする手法としてテレビCMが真っ先に思いつきますが、YouTubeによるマーケティングに力を入れている企業も増えています。

ではテレビCMにはないYouTubeマーケティングならではのメリットとは一体どのようなものがあるのでしょうか?

一つひとつ詳しく見ていきましょう。

1. 安く手軽に始められる

テレビCMを出稿しようと思うと、枠によっては多くの費用がかかりますし、広告代理店を通したやり取りなども発生します。そのため時間もコストもかかってしまうのです。

一方YouTubeマーケティングであれば、時間もコストもそれほどかかりません。

動画投稿は無料で行うこともできますし、広告を配信する場合でも予算に合わせて出稿が可能です。

また広告代理店などを通さずに自社で動画投稿・広告配信を行うこともできます。

「テレビCMは予算的にもハードルが高い」という企業でも、YouTubeであれば気軽に始めることができるでしょう。

2. ユーザーの次の行動を促すことができる

テレビCMでは映像を流すのみで、そこから直接的に視聴者へ次の行動を促すことはできません。

しかしYouTubeには動画に関連するリンクを埋め込んだり、画面上に文字を表示したりする「アノテーション機能」というものがあります。

たとえば動画の最後に「詳細はWebで!」「詳しくはこちら」「続きはこちら」などという文字と自社サイトのURLを挿入しておけば、動画に興味を持ったユーザーを自社サイトへ誘導することができ、購買などといった行動につなげることもできるのです。

ユーザーは自分の意思でリンクをクリックしてサイトへ訪問しますから、商品・サービスへの関心が強いと言えます。ゆえに購買行動へつながる確率も高くなると言えるのです。

なおこの機能は無料で利用することができるため、大いに活用できます。

3. チャンネル登録でファンを獲得できる

テレビCMの場合、視聴者が自ら特定の企業のCMを選んで見るということはなかなかできません。

しかしYouTubeであれば企業の動画を掲載することができる「YouTubeチャンネル」を利用して、ユーザーに無料で購読してもらうことができます。

ユーザーは自分が興味・関心のある企業のYouTubeチャンネルを購読することによって、YouTubeにログインするとそのチャンネルにクイックアクセスすることができたり、更新された情報をチェックすることができたりするのです。

そのため企業は自社の商品・サービスに興味・関心の強いユーザー=ファンを獲得しながら効果的にPR活動ができることになります。

4. アクセス解析でユーザーの動向を分析できる

テレビCMでは、CMを視聴してくれたユーザーの動向を探ることはできませんが、YouTubeマーケティングであれば可能です。

YouTubeが無料で提供しているアクセス解析サービス「YouTubeアナリティクス」を利用すれば、どのくらいのユーザーが広告をクリックするなどのアクションを起こしたかなども知ることができます。

動画の再生数や再生継続時間、再生維持率、流入元などさまざまな指標も得ることができますから、ユーザーのニーズや心情を知り、動画マーケティングに生かしていくこともできるのです。

5. 検索に強い

YouTubeマーケティングは、通常のWeb検索にも大きな影響を与えてくれます。

動画の再生維持率や評価が高く、キーワードとの関連性が高い場合、Googleから「価値のあるコンテンツ」と評価され、Web検索結果ページで上位表示されるのです。

テキストだけのコンテンツに比べ動画コンテンツは評価されやすく、特に「〇〇する方法」といったキーワードや、商品名、レビューなどの動画コンテンツは上位表示されやすい傾向にあると言われています。

そのためSEOを意識して動画コンテンツを制作することにより、YouTubeマーケティングはより大きな効果をもたらすことになるのです。

6. シェアによる拡散効果に期待ができる

YouTubeマーケティングでは、シェアによる拡散機能を利用することも可能です。

動画コンテンツを視聴したユーザーがそれを「友達にも見てほしい」「他の人にも教えたい」などと思えば、TwitterやFacebookなどといったSNSで簡単に共有することができます。

一人のユーザーが友人や知人などに動画コンテンツをシェアすることでどんどん拡散されていき、話題になるということも珍しくありません。

YouTubeを利用したマーケティングでは、こうしたシェアによる拡散効果にも大いに期待できるのです。

YouTubeマーケティングの方法3つ

YouTubeマーケティングの方法は?

YouTubeマーケティングには、「自社のYouTubeチャンネルを開設・運営する」「YouTuber(インフルエンサー)を起用する」「YouTube動画広告を活用する」という主に3つの方法があります。

それぞれにどのような特徴・効果があるのかを見ていきましょう。

1. 自社のYouTubeチャンネルを開設・運営する

企業が開設・運営するYouTubeチャンネルは、いわばホームページのようなもの。自社のプロモーション・ブランディングにはピッタリです。

商品やサービスに関連する情報、ユーザーが楽しめるコンテンツなどを動画で配信することにより、ユーザーに興味を持ってもらったりファンを増やしたりする効果に期待ができます。

ユーザーにチャンネル登録をしてもらえれば、ユーザーに最新の動画をいち早くチェックしてもらうことが可能になり、ユーザーとより密接な関係を築くことができるようになります。

2. YouTuber(インフルエンサー)を起用する

YouTuberは今や社会的にも大きな影響力を持っており、インフルエンサーとしても注目されています。

そのためチャンネル登録者数の多い人気YouTuberに自社商品やサービスを紹介してもらうことにより、たくさんのユーザーへアプローチすることができるのです。

特に自社の商品・サービスと関連する情報を配信しているYouTuberに紹介を依頼すれば、そのYouTuberのチャンネルに登録しているユーザーは企業にとってのターゲット層とも一致しますから、より効果的にアプローチすることができます。

YouTuberを起用する際の流れは、商品・サービス紹介の依頼→YouTuberによる動画企画・制作→YouTuberのチャンネルでの動画配信となります。

お目当てのYouTuberを企業が自ら探して依頼することも可能ですし、企業とYouTuberのマッチングサービスを利用する、『UUUM』などYouTuberが所属するプロダクションに依頼するなどの方法もあります。

3. YouTube動画広告を活用する

「TrueView」と呼ばれるYouTube動画広告は、商品やサービス、企業自体の認知度をアップさせたりブランディングをしたりするのに効果的。

YouTube動画広告には主に2種類があり、一つはYouTube内でユーザーが視聴しようとしている動画の前や途中、最後に動画広告を配信する「インストリーム広告」、もう一つはユーザーの動画検索結果うあ関連動画に表示される「ディスカバリー広告」です。

これらを利用することで、テレビCMではリーチできなかった層へのアプローチや、新たな層へのアプローチができるようになります。

また動画広告の配信は、ユーザーの興味関心や居住地域、年齢、性別など属性を細かく設定して行うことができるため、企業が狙う層へピンポイントで広告を出せるという点でも大きなメリットがあります。

YouTubeマーケティングを成功させるためのポイント6つ

YouTubeマーケティングを成功させるためのポイントは?

「YouTubeマーケティングを始めてみよう」と思ったら、いくつかの押さえるべきポイントがあります。

きちんと結果を出して成功させるためには、次の6つのポイントを意識して行いましょう。

1. ターゲットを明確にする

YouTubeには膨大な数のユーザーがいます。しかしそのすべてをターゲットにするのは非効率で現実的ではありませんよね。

効果的にYouTubeマーケティングを行いたいのであれば、自社の商品やサービスをどんなユーザー層にアピールしたいのか、これを明確にすることが大事です。

たとえば性別や年齢層、職業、居住地域、動画を視聴する時間帯、ライフスタイルなどできるだけ細かく設定してターゲティングを行いましょう。

情報を届けたいユーザー層に的を絞ることで、効率良くアプローチができるようになります。

2. 目的の設定を行う

ターゲットとなるユーザー層が明確になったら、続いてユーザーが動画を視聴した後にどのようなアクションを起こしてもらいたいのかを決めましょう。

たとえば今まで商品について知らなかったユーザーに、動画を視聴することで商品を認識してもらい、興味を持ってもらった上で自社サイトへアクセスして商品を購入してもらいたいのか、企業のYouTubeチャンネルに登録してもらいたいのかなど、最終的に期待するユーザーの行動を考えるのです。

ユーザーにどんな行動を起こして欲しいのか、その目的を設定することで動画の内容もどのようなものにすればいいのかがわかってきます。

3. 複数のメディアと連携する

YouTubeマーケティングのメリットとして外部メディアと連携できるということがありますが、それをすることによって高い効果を生むことができます。

たとえばYouTube動画広告やYouTubeチャンネルで動画を配信する際には、動画内に自社サイトへのリンクやランディングページへのリンクを埋め込むなどしておくと、動画を視聴した後のユーザーの行動を促すことが可能です。

複数の外部メディアと連携して、ユーザーのアクションを促しましょう。

4. コアバリューを定める

コアバリューとは核となる価値観のこと。YouTubeチャンネルを開設する際には、自社のコアバリューを定めることが大切です。

コアバリューが定まっていれば、動画コンテンツでどんな価値観をユーザーに提供していくべきなのか、提供していきたいのかが明確になり、コンテンツの内容にまとまりや意味が出てきます。

コアバリューが定まっていないとコンテンツの内容がブレてしまい、ユーザーにうまくアプローチできなくなってしまいかねません。

企業としての特色を出すためにも、コアバリューは明確にしておきましょう。

5. ユーザーに楽しんでもらえる動画を配信する

YouTube動画広告にしてもYouTubeチャンネルにしても、企業側が伝えたいことだけを一方的に伝えるだけの動画ではユーザーに興味を持ってもらうのは難しいでしょう。

商品やサービスの説明だけをしても、ユーザーにとってはあまり興味が湧くものではありません。

大切なのは、ユーザーに楽しんでもらうこと。ユーザーに興味関心を持って動画を視聴してもらうためには、工夫が必要です。

たとえば商品やサービスを利用することでどんなメリットがあるのかにスポットを当てるというのでもいいですし、Web限定ムービーを作る、ドラマ仕立てにする、インパクトのある映像・音楽にする、自社サイトと連動した企画を作るなどもいいでしょう。

動画コンテンツを作る際にはユーザーの視点になって、「どのような内容なら楽しんでもらえるか」を考えましょう。

6. こまめに投稿する

YouTubeチャンネルを開設した場合、動画の投稿頻度も大切になってきます。

投稿が1ヶ月に1回だけなどとなると、せっかく興味を持ってチャンネル登録してくれたユーザーも離れて行ってしまいかねません。

「クオリティの高い動画を投稿しなくちゃ」ということで投稿頻度が少なくなってしまう気持ちもわかりますが、そんなに高いクオリティを求める必要はありません。

それよりも1日1本の動画を投稿するなどこまめに投稿したほうがユーザーの興味を引くことができ、PVも伸びます。

YouTubeチャンネルはユーザーとのコミュニケーションの場でもあるので、飽きられないようできるだけこまめに投稿するようにしましょう。

まとめ

「YouTubeマーケティングについて知りたい」という方のために、YouTubeマーケティングのメリットと有効性、成功させるためのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

YouTubeマーケティングにはテレビCMとは異なるさまざまなメリットがあり、中でもユーザーの次の行動を促せる点やユーザーの行動分析ができる点、細かいターゲティングができる点などは企業にとって大変魅力的です。

YouTubeマーケティングなら予算的にも安く気軽に始められますから、興味を持った方はぜひ行ってみてくださいね。

WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。