動画マーケティング

動画を制作会社に依頼した場合の流れ! 理想通りの動画を作るには?

こんにちは、シングメディア編集部です。

「企業PRの一環で動画制作を制作会社に依頼したいけれど、動画はどんな流れで出来上がるのだろう?」
「理想通りの動画を作るには、制作会社にどう依頼すればいいのだろう?」

などの疑問やお悩みはありませんか?

動画制作経験がない場合、どのように動画が出来上がるのかわからないかもしれません。制作会社に依頼する場合でも、動画制作の流れを知っておくことは大切です。

そこで今回は「動画制作の一般的な流れ」をご紹介します。

動画制作を依頼する前の準備

動画制作を依頼する前の準備

動画制作を映像制作会社へ依頼する際には、いくつか準備しておくべきことがあります。スムーズに制作をお願いできるよう、準備しておくべきことを見ていきましょう。

予算、目的、納期を決めておく

まずは動画制作をおこなうための予算を決めましょう。予算によって使用できる素材や表現方法、撮影方法、撮影場所などが変わります。

そして動画を制作する目的を決めることも重要です。誰に何を伝えたいのかを明確にしておくことで、成果の出せる動画を制作できるようになります。

また動画をいつまでに納品してほしいかという納期も決めておきましょう。納期を決める際には、修正が出たケースも踏まえておくことが大切です。

納期を伝える際には、なぜその期日までに動画が必要なのか理由も伝えておくといいでしょう。

動画の素材を集めておく

動画制作に使用できる素材(動画素材や静止画素材、音声素材など)があれば、それを集めて準備しておくことも必要です。

素材は制作会社にすべて用意してもらうことも可能ですが、社内で用意できれば費用が抑えられるため、予算が少ない場合には社内で用意しておくといいでしょう。

素材を用意しておくことで予算を抑えられるだけでなく、納期短縮にもつながります。

一般的な動画制作の流れ

一般的な動画制作の流れ

さっそく一般的な動画制作の流れをご紹介していきます。なお内容によりますが、動画の総制作期間は1ヶ月〜2ヶ月程度となりますので、余裕を持って依頼しましょう。

ヒアリング

まずは制作会社との打ち合わせで、「どのような動画を作りたいか」を明確に伝えます。

あらかじめ「動画の目的」「ターゲット」「伝えたいメッセージ」「だいたいの予算・納期」「どの媒体で配信したいか」などをある程度まとめておくと、スムーズに打ち合わせが進み、制作会社も動画の方向性をイメージしやすくなります。

まだ詳細が決まっておらず、よくわからない場合でも、制作会社はプロなのでヒアリングの中でいろいろな提案をしてくれますので、意見を出し合いながらじっくり打ち合わせを行いましょう。

なおヒアリングは電話やメールでも行えますが、細かいニュアンスなどが伝わりにくくなってしまうため、担当者と対面で打ち合わせを行うことが大切です。

企画提案・見積もり

ヒアリングの次は、企画提案・見積もりです。ヒアリング内容を踏まえて、制作会社側から動画の目的を達成するための企画概要が提案されます。

映像の内容や制作期間、制作費用を細かく記載した見積書が提出されるので、撮影や編集、企画構成・演出が入っているか、スケジュールが明確に提示されているか、費用には修正費用や素材・ナレーション料金も含まれているのかどうかなどを確認しましょう。

また会社にもよりますが、この段階ではまだ本契約はしていないことが多いので、数社に企画提案と見積もりをしてもらい、比較検討してみるのがおすすめです。

契約・発注

企画提案や見積もりを見て、納得した上で依頼を決めたら契約をしましょう。

契約内容はよく確認することが大切です。たとえば「その費用内に含まれている制作会社の役務はどこからどこまでか」「どのような場合に追加費用がかかるのか」などはしっかり確認しておきましょう。

また打ち合わせなどを経てから新たに「こうしてほしい」といった要望が発生した場合は、必ずこの段階で報告するようにします。

あとでトラブルにならないよう、少しでも気になったところは確認しておきましょう。

動画の設計

契約・発注が完了すると、制作会社から企画提案してもらった内容を詳細に詰めていきます。制作会社が構成やシナリオまで落とし込んでいく作業です。

動画の内容がラフや絵コンテとして作成されるので、これを確認して、要望があれば伝えましょう。会社によってはラフをベースにビデオコンテを作成してくれることもあり、ビジュアルがイメージしやすくなります。

撮影が始まってから内容を大きく変えるとスケジューリングに影響が出てしまうため、この段階でしっかり納得するまでイメージのすり合わせを行い、内容を詰めておくことが大切です。

撮影・制作

動画の設計に納得し内容が確定したら、いよいよ実際の撮影、アニメーションの場合は制作に入ります。

制作会社によって撮影場所の調整やロケハン、キャストやカメラマンなどの人の用意、機材の用意、香盤表の作成などもろもろの準備が行われた上で、決められた日に撮影が実施されます。

なお撮影の際には依頼主側が立ち会うこともあり、その際には実際の映像を一緒に確認しながら撮影が行われていきます。立ち会いをする場合は撮影の様子を見ながら、認識の違いがないかどうかをしっかり確認しましょう。

編集

撮影が完了したら、制作会社は撮影した素材をチェックしながら、必要なシーンを繋ぎ合わせていく編集作業に入ります。ただストーリーに合わせてシーンを繋いでいくわけではなく、わかりやすさやデザイン性なども意識して編集を行ってくれます。

また映像の編集だけでなく、ここでBGMやナレーションを入れたり、テロップを入れたり、イラストやCGなどを入れたりといった作業も行われます。ただし、初稿の段階ではどこまで作りこむかはクライアントと協議して決められるため、事前に要望を伝えましょう。

編集まで終わって完成したものは初稿として提出されてくるので、しっかりチェックをし、修正の必要があれば依頼などを出します。

納品

修正が反映されたことを確認し、クライアント側からOKを出すと、制作会社はDVDやWeb用の映像データなど指定のフォーマットで動画を納品します。

動画を使用する媒体によっても最適なフォーマットは異なりますから、制作会社にどんな媒体で使用する予定なのかを伝えておくことが大切です。

クライアント側は納品された動画を最終確認し、何か気になることがあれば制作会社に連絡をします。最終確認の際は、再生環境によって見え方が若干異なる場合もありますから、なるべく配信予定の環境で再生してどう見えるかを確認しましょう。

アニメーション動画制作の流れ

アニメーション動画制作の流れ

アニメーション動画を制作する際の基本的な流れは「企画」→「素材・イラスト制作」→「アニメーション制作」→「MA」→「納品」となります。

それぞれの内容を一つずつ詳しく見ていきましょう。

企画では、アニメーション動画を制作する目的・目標、ターゲットを明確にして、動画の尺の長さ、アニメの種類、スケジュールや予算、ナレーションの有無、キャラクターをどうするかなどを考えていきます。

それらが決定したら、台本となる絵コンテを作りましょう。絵コンテでは、セリフやナレーションなども盛り込んで動画のイメージを形にしていきます。

絵コンテが完成したら、それをもとにして必要な素材やイラストを制作していきます。

キャラクターや背景、シーンといった素材を制作し、イメージ通りの世界観やテイストになっているかを確認しましょう。

素材やイラストが完成したら、イラストをつなげてアニメーション制作(編集)をおこないます。

素材やイラスト、アニメーションが完成したら、セリフやナレーション、BGMといったMA制作をおこないます。BGMにはテンプレを使うことも多くあります。

アニメーションにMAをつけたら完成。納品をおこないます。

実写動画とアニメーション動画の違い

実写動画とアニメーション動画の違い

実写動画はリアリティがあるため共感を生みやすく、説得力があるのが特徴です。視聴者が自分事として捉えやすいというのもメリットといえます。

そのため会社紹介や採用動画といったものに向いています。

一方アニメーションは、無形サービスについて端的に説明しやすく、使用期間が縛られないというのが特徴です。出演者や撮影場所の選択・交渉、撮影機材などが不要なのもメリットといえます。

仕組みが複雑なサービスをわかりやすく伝えたいサービス紹介動画、長期で使いたい動画に向いています。

また重いテーマのセンシティブな印象を和らげたいとき、実写では撮影が難しい表現をしたいときなどにもアニメーション動画は便利です。

映像制作会社とうまく意思疎通するポイント

映像制作会社とうまく意思疎通するポイント

クオリティが高く、効果がしっかり出る動画を作るためには、映像制作会社としっかりコミュニケーションをとることが大切です。

そのためには、チェックを求められた際は都度、しっかりチェックを行います。後で「やっぱりこうしたい」と言い出してしまうと、手戻りが発生しスケジュール遅延の元になるため、都度チェックを行い、その場その場で修正が必要なら修正を依頼しましょう。

疑問が発生した場合にはうやむやにせず、きちんとその場その場で確認して解決することも大切です。

またイメージが制作会社にきちんと伝わるよう、伝える努力をすることも大切です。

たとえば「温かくほんわかしたイメージで」「ポップで元気なイメージで」「スタイリッシュでかっこいいイメージで」などと動画の目指す雰囲気を伝えたり、最初に「こういう動画を作りたい」と参考動画を見せたりすると、イメージを共有しやすくなります。

依頼する制作会社を選ぶ際に、自社が制作してほしい動画の種類について実績が豊富な会社や、イメージに合った動画を制作している会社を選ぶというのも手です。制作会社の制作実績の中からイメージに合った動画を選び、「こんな感じにしたい」と依頼すると、スムーズに進むでしょう。

動画制作の費用目安

動画制作の費用目安

動画制作にかかるコストは、内製するか外注するかでも変わってきます。

内製する場合、クオリティにこだわると撮影機材や照明器具、編集ソフトなどをそろえるだけで何十万円もかかります。

ただ近年では無料で使える動画編集ソフトや、月額で使える動画編集ツール、画質の良い動画が撮影できるスマートフォンもあるため、そこまで高いクオリティを求めなければ安く制作することも可能です。

動画制作会社に外注する場合にかかるコストは200万円程度が目安ですが、どこまでの工程を依頼するかでも費用は変わります。

企画や構成は自社でおこない、撮影や編集だけを依頼するというケースではコストを安く抑えられるでしょう。

動画を制作するときの注意点

動画を制作するときの注意点

動画制作を外注する場合には、動画の著作権や使用権に気を付ける必要があります。

契約書で二次利用が禁止されているのにも関わらず、定められた用途以外で動画を利用してしまうといったことがないようにしましょう。

動画の出演者に契約期間がある場合は、その期間を過ぎたら動画を使用することができません。使用権の侵害になるので注意しましょう。

またコストを抑えるためにも追加の撮影はないようにしておくことも大切です。一度で必要な素材をすべて撮影できるよう万全の準備をして臨みましょう。

制作期間や費用は事前によく確認することも大切。必要のない作業まで依頼してしまわないよう、自社でできることとできないことをしっかり見極めることも必要になります。

短期間で動画を制作してもらう方法

短期間で動画を制作してもらう方法

動画制作にはさまざまな工程があり、納品までには時間がかかるものです。しかし事情があって、「どうしても納期を短くしたい」というケースもあるでしょう。そんなときにはどうしたらいいか、短期間で動画を制作してもらう方法を3つ紹介します。

簡易アニメーション動画にする

1つめは、簡易アニメーション動画を制作してもらうという方法です。

実写動画の場合、キャスティングやロケハン、撮影などがあるためどうしても日数がかかってしまいます。撮影場所が屋外の場合、天候などにも左右されるためより時間がかかってしまうことも。

そのため実写ではなく簡易アニメーションにすることで、制作日数を短くすることができるケースもあります。

ただしアニメーションの種類や内容、尺によっては実写動画より日数がかかってしまうケースもあるため、制作会社に短期間で制作できるアニメーションはどのようなものか相談してみるといいでしょう。

既存の素材で対応する

2つめは、既存の素材で対応するという方法です。

撮影にはさまざまな工程があり、日数がかかってしまうと前述しましたが、撮影をなくすことによって、制作にかかる日数を大幅に短縮することができます。

そのためには、既存の動画素材や静止画素材、音声素材などを利用するのがおすすめ。利用できる素材が多ければ多いほど撮影の工程を減らすことができ、納期短縮とコストの削減にもつながります。

音入れでスタジオを使わない

3つめは、音入れでスタジオを使わないという方法です。

一般的に、編集後は録音スタジオを借りてナレーションやBGMなどの音声を入れる作業があります。

その音入れの工程を省くことで制作日数を短縮できるため、スタジオ収録が必要ない素材を使うようにしてみましょう。

動画の目的やイメージをしっかり持って制作会社とやりとりしよう

動画の目的やイメージをしっかり持って制作会社とやりとりを

良い動画をスムーズに制作するには、依頼段階で動画の目的やターゲットなどの必要情報を社内でしっかり固めて明確にし、制作会社に伝えられるようにしておくことが必要です。

そして各工程で都度、確認を行い、制作会社とのイメージの共有を怠らないことも大切になります。工程が進んでから「やっぱりあの部分を変更してほしい」などということになると、手数がかかってしまう上、納品日が遅れてしまったり料金が余計にかかってしまったりすることにもなりかねませんから注意が必要です。

最初に信頼できそうな制作会社を選ぶというのも重要なことですから、提案の的確さや見積もりの明確さ、担当者が信頼できそうかなどで信頼性を判断した上で、本契約をしましょう。


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WRITTEN BY
シングメディア編集部

映像・動作制作を手掛けるTHINGMEDIA株式会社のメンバーで構成しています。制作現場で得た映像・動画の知見をお伝えしていきます。