こんにちは、シングメディア編集部です。
動画制作をするのに使えるプロ向けの高品質な映像素材・動画素材サイトはどこだろう、無料で使える素材サイトを複数知りたい・・・。
そんな「映像素材・動画素材サイトについて知りたいあなた」は必見です。
映像・動画制作をする際に重宝する映像素材・動画素材サイトですが、サイトによって無料のものと有料のもの、ロイヤリティフリーとそうでないものなどが存在します。サイトによる違いを踏まえて、上手に活用することが必要です。
そこで今回は、「プロ向けの有料映像・動画素材サイトと無料で使える映像・動画素材サイト」をご紹介します。
映像素材・動画素材を利用するメリットは?
映像・動画制作を行う際に役立つのが、プロの制作した映像・動画素材。
映像・動画素材を利用するメリットは、自分で必要な映像・動画を撮影する手間や時間を削減できるということです。もちろん撮影に伴う費用も抑えることができます。
プロの制作した映像・動画素材は安価で高品質なため、有料の素材を購入したとしても自分でイチから撮影するよりコスパがいいのです。
「こういうカットが欲しいけど、今から撮影している時間がない」「ちょっとしたワンショットを撮影するのに大きなコストをかけるのはムリ」というときに役立ちます。
また映像・動画素材には無料のものと有料のものがありますが、有料素材のほうが圧倒的に高品質で種類が豊富。
まずは無料の映像・動画素材サイトで探してみて、求めるものが見つからなかったら有料の映像・動画素材サイトで購入するという方法もあります。
なおロイヤリティフリーの映像・動画素材なら、著作者のクレジットを表記する必要がないので使いやすく便利です。
映像素材・動画素材の「ロイヤリティフリー(RF)」とは?
映像・動画素材における「ロイヤリティフリー(RF)」とは、一度購入すれば知的所有権に関する使用料を追加で支払うことなく、あらかじめ定められた使用許諾の範囲内なら何度でもさまざまな用途で使用できる素材ということです。
無料で使える素材という意味ではないので注意しましょう。
素材作品を使用する権利を一度購入すれば、使用するたびに料金を支払う必要がなく、使用回数や目的、期間を問わず一律の料金で使用できるということなので、映像・動画制作を定期的に行う方にはとても便利で安心です。
なお自由に使用できるというのはあくまで「使用許諾範囲内なら」ということ。具体的な使用許諾範囲は、使用する素材サイトの利用規約をよく確認することが大切です。
映像素材・動画素材サイトを選ぶときのポイント
映像素材・動画素材サイトを選ぶ際には、使える動画素材が豊富にあるかどうかをチェックしましょう。
単純に素材数が多ければよいというわけではありません。素材がいくら多くても、使えない素材ばかりでは意味がないため、自分にとって使いやすい素材が多いサイトを選ぶのがコツです。
有料サイトの場合は、料金がどの程度かをチェックするのもポイント。料金については買い切りのケースと定額制のケースがあります。
買い切り動画素材の相場は、10秒程度のフルHD動画の場合で1本9000円程度~となり、4K動画の場合は1本20000円程度~となります。
単発で使いたい場合は買い切り、複数の動画素材を定期的に使う場合は定額制を選ぶのがおすすめです。
またサイトに信頼性はあるかを見極めることも大切。サイトを運営している会社を調べて運営基盤がしっかりしているか確認してみましょう。
「Beta」と書かれたサイトはテストサイトで正式公開前なので、サービスが終了してしまう恐れもあるので注意。安定して長く使えるサイトを選びましょう。
利用規約が日本語で読めるかどうかもサイトを選ぶ際のポイントです。サイトによって、商用利用不可、著作者情報の記載が必要などの制約があります。
日本語であれば見落とす可能性は低いですが、不慣れな言語のサイトだと細かい規約を見落とす恐れもあるため、自分がしっかり読める言語のサイトを選んで利用しましょう。
プロ向け! 高品質で商用利用可の映像素材・動画素材サイト6つ
まずはプロ向けとして使える、高品質かつ商用利用が可能な映像・動画素材サイトをご紹介します。
PIXTA
動画素材・映像素材から探す|商用でも安心、4K素材もご提供 PIXTA
『PIXTA(ピクスタ)』は、高品質な映像・動画素材が豊富にそろった素材サイト。その数はなんと2,610,000点以上。しかも1点1,620円からという低価格も魅力です。
ロイヤリティフリーなので、一度購入すれば何度でも使用することが可能。商用利用ももちろんOKなので、CMやTV番組、MV、Webサイトなど幅広い用途で活用できます。
映像・動画素材は5サイズ展開。目的に合わせてサイズを選べるのも嬉しいポイントです。
また単品購入だけでなく、定額制プランも用意されています。
日本の企業が運営しているサイトなので、日本語でキーワード検索ができるのも安心ですね。
なお無料で使えるフリー動画素材も毎週更新されています。
法人でアカウント登録をすると、請求書払い・口座振替で支払いが可能です。
iStock
『iStock(アイストック)』は、世界各国にデジタルコンテンツを提供するアメリカの企業『ゲッティイメージズ』が運営する動画・写真・イラスト・音楽素材配信サイト。
ロイヤリティフリーで豊富な映像・動画素材を使用することができます。海外の映像・動画素材が多いですが、日本のものも増えています。
高画質でリーズナブルかつ自由な料金制度が特徴。画質は素材によって異なりますが、最大で6サイズから選べるため便利です。
料金は4Kの素材が6,200円から購入でき、定額制だと月額4,000円で10点まで利用できます。1点あたり400円になるので、大変お得です。
またオーディオ(曲・効果音)素材もダウンロードできるので、映像・動画制作に重宝します。
Aflo
広告・WEBサイト向け映像素材ならアフロ | 写真素材・ストックフォトのアフロ
『Aflo(アフロ)』は日本の企業が運営する、世界最大級の動画素材サイト。500万点以上の高画質な動画素材が低価格で購入できるのが特徴です。
商用利用できるロイヤリティフリー素材が多数あるので、幅広いシーンで利用することができます。
スローモーションやCGなどジャンルやシチュエーションも豊富。VR映像や空撮、ドローン映像、4K映像、さらにデジタルサイネージで使えるタテ動画も多数揃っているのが強みです。
料金はロイヤリティーフリーの動画素材はSDなら4,500円~、HDなら6,300円~、Full HDなら8,100円~、4Kなら27,000円~購入できます。
Shutterstock
動画素材・ロイヤリティフリーHD・4K動画クリップ | Shutterstock
『Shutterstock(シャッターストック)』は、アメリカの企業が運営する動画・写真・音楽素材サイト。14,000,000点以上の4K、HD動画素材がそろっています。
特徴は素材の品質と素材の数。品質の高さと素材数の多さは圧倒的です。
「とにかく高品質なロイヤリティフリーの動画素材がほしい」「探している動画素材がなかなか見つからない」というときに重宝します。
運営しているのはアメリカの企業ですが、日本語のキーワード検索経度も優れているので安心。使い勝手の良さもポイントです。
料金は7,300円~。複数の動画素材をまとめて購入すると割引になります。
MotionElements
動画素材, AEテンプレート, 音楽素材, 動画編集の為のロイヤリティフリー素材 – モーションエレメンツ
『MotionElements(モーションエレメンツ)』は海外の企業が運営する、クリエイター参加型の動画・画像・音楽素材サイト。300万以上の素材が揃っています。
特徴は、CG動画素材やAfter Effectsテンプレートなどが豊富に揃っていること。
プロ向けの商用利用OKでクオリティの高い動画素材を購入できるほか、無料で使える動画素材も豊富。有料素材、無料素材ともにロイヤリティフリーで安心です。
定額制プランは「スタート」と「プロフェッショナル」の2つがあり、スタートプランは月2,980円で3ダウンロードが可能。プロフェッショナルプランは月8,980円で10ダウンロードが可能となっています。
少々高めですが質は高いので、映像・動画のクオリティにこだわるプロにおすすめです。
シングストック
シングストック|映像素材・動画素材のストックフッテージ販売サイト
私たち映像制作プロダクションTHINGMEDIA株式会社(シングメディア)が運営する、映像・動画素材のストックフッテージ販売サイトです。
個人カメラマンが撮影した素材ではなく、映像プロダクションが実際の映像制作案件で撮影した素材が随時追加されていきます。
カリフォルニアやオーストリア・ウィーン、香港などの海外の風景、街並みも豊富に揃っています。
高品質なストックフッテージをロープライス(¥8,000〜)で購入可能。またすべての動画素材でRAWデータをダウンロードできるのが特長です。
無料・フリーで利用可能な映像素材・動画素材サイト11つ
続いて無料・フリーで利用できる映像・動画素材サイトをご紹介します。
※2019年5月時点の情報です。利用規約は変わることがありますので、利用する前に必ず各サイトの利用規約をご確認ください。
Pexels Videos
Free stock videos · Pexels Videos
『Pexels Videos』は、すべて無料で使用することができる動画素材サイト。短い動画が多数登録されています。
商用利用ができるので、個人利用の目的だけでなく幅広い目的で利用が可能。
著作者のクレジット表記が不要というのも特徴で、使い勝手の良さはピカイチ。
キーワード検索で欲しい動画素材が簡単に見つかります。
vidsplay
Totally Free Stock Video Footage – Vidsplay.com
『vidsplay』は、完全無料の映像素材サイト。毎週新しい映像素材が追加されています。
高解像度の短編動画が多数登録されているのが特徴です。
個人利用も商用利用もOKですが、使用する際には著作者のサイトへのリンクかクレジット表記が必要になるので注意しましょう。
Mazwai
Free Stock Video Footage HD Royalty-Free Videos Download
『Mazwai』は、高画質で完成度の高い動画素材が豊富なサイト。
自然・風景の動画素材が豊富であることと、クオリティの高い動画素材が豊富であることが特徴です。
ほとんど加工しなくてもそのまま使用できる高品質な動画素材ばかりなので、プロの使用にもおすすめ。
商用利用も可能。ただし使用時には著作者のクレジット表記が必要です。
NHKクリエイティブ・ライブラリー
『NHKクリエイティブ・ライブラリー』は、NHKが番組用に撮影した映像素材を無料で提供しているサイト。
NHKキャラクターの映像や年代ものの映像、風景、生物、乗り物などの動画が揃っているほか、音楽・効果音も無料でダウンロードできます。
ただし商用利用・政治利用は不可。個人利用に限定されるので注意しましょう。
また映像素材を利用する際には著作者のクレジット表記をする必要があります。
ニコニ・コモンズ
『ニコニ・コモンズ』の素材ライブラリーは、映像クリエイターの創作活動を支援するという目的の動画素材サイト。
12,000点以上のさまざまな動画素材が投稿されており、中でもエフェクト系の素材が多いのが特徴です。
利用許可範囲と営利利用が可能か不可かについては動画素材ごとに異なるので、使用したい素材ごとに確認しましょう。
ライフィンマテリアル
[ライフィンマテリアル:LifeinMaterial]無料ムービー・動画素材集 自作の結婚式プロフィールビデオなどに
『ライフィンマテリアル』は、プロのクリエイターによるハイクオリティな動画素材を提供するサイトです。
使い勝手のいい背景素材が豊富に揃っているのも特徴。結婚式用のビデオに利用できる動画素材もたくさんあります。
無料で使用できますが、個人利用限定です。商用利用は禁止となっているので注意しましょう。
ハイビジョン映像素材集
『ハイビジョン映像素材集』は、ハイビジョンカメラや4Kカメラ、8Kカメラで撮影した映像素材が多いサイトです。
自然の風景に特化した映像が多く、高画質なのが特徴。画質の良い映像素材を無料で使用できます。
Mixkit
『Mixkit』は、動画素材のテンプレートを配布しているサイトです。登録をしなくても無料で使用できます。
動画の素材だけでなく、音楽素材も多いのが特徴で、BGMが欲しいときにも便利です。
配布されている素材は編集がおこないやすいデザイン、アングルのものが多く、使いやすいのも魅力となっています。
Motion Elements
『Motion Elements』は、動画クリエイター向けの動画素材を提供しているサイト。
基本は有料素材の販売をおこなっているサイトですが、無料素材もあり、メールアドレスの登録で毎週30本の無料動画素材を手に入れることが可能です。ただし商標利用は不可となります。
4Kの高画質な素材や3Dモデルなど種類も豊富。クリエイターのコミュニティ機能があるのも特徴です。
Pond5
『Pond5』は、1億5,000以上もの本数を誇る無料動画素材サイトです。
圧倒的な素材数で、中には写真や音声もあるため、豊富な素材の中から使いたいものを選べます。
Lab01
『Lab01』は、結婚式用の動画素材に特化したサイト。結婚式に使用するムービーを制作する際におすすめです。
オープニングやプロフィールムービー、エンドロールなど用途に合わせて検索できるのが便利。素材もシンプルで使いやすいものが多くなっています。
無料の映像素材を利用するときの注意点
無料の映像素材を提供しているサイトはたくさんありますが、利用の際にはサイトごとに利用規約を確かめることが大切です。
特に商用利用できるか、クレジット表記が必要か、動画を改変できるかといった点はサイトごとに異なるため、都度確認することが必要になります。
規約に違反した方法で利用すると罰せられることもあるため注意しましょう。
企業が利用規約に違反してしまうと、会社の信頼やイメージを失墜させてしまうことにもなりかねません。
また無料の動画素材サイトは、有料のものに比べて素材ごとに画質にばらつきがあるため注意。画質のばらつきがある素材を使用して動画を制作すると、動画のクオリティが下がってしまいます。
まずはサンプルなどで画質をチェックし、使用する素材の画質にばらつきがないか確認することが大切です。
画質の良い素材を使用したい場合は、有料のものを利用することも検討してみるといいでしょう。
まとめ
「映像素材サイトについて知りたい」という方のために、プロ向けの有料動画・映像素材サイトと無料で使える動画・映像素材サイトをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
映像・動画素材を上手に利用すれば、自分で制作した動画・映像作品のクオリティをアップさせたり、制作にかかる時間や費用を抑えたりすることができます。
映像・動画素材サイトを利用する際は、それぞれの利用規約をよく確認し、規定に沿って正しく利用してくださいね。
最適で最善で最高な「BBBプロデュース」を提供します
THINGMEDIAでは、ゲーム特化の映像制作「Chunee」、Web/アプリ・SaaS特化の映像制作「CX BOOST」、オンラインイベント・配信番組プロデュース「SNATCH」など、映像にまつわる幅広いサービスを提供しています。
ぜひ一度、当社のサービスをご覧ください。