こんにちは、シングメディア編集部です。
最近よく聞く「企業VP」って何だろう、企業VPを作る意味や目的がわからない・・・。
そんな「企業VPについて知りたいあなた」は必見です。
企業VPを制作することで、企業のイメージや商品・サービスについての情報などを今まで以上に幅広い層へ効果的に伝えることができます。
そこで今回は、「企業VPの意味と制作メリット」をご紹介します。
三行まとめ
- 企業VPとは、企業紹介、商品・サービス紹介、リクルート活動、社内マニュアル、イベント紹介などのこと
- 企業VPは伝えたい情報を伝えたい層にわかりやすく提供し、最大限の効果を発揮することができる
- 企業VPはナレーションも重要
「企業VP」とは?
企業VPとは、企業紹介、商品・サービス紹介、リクルート活動、社内マニュアル、イベント紹介など企業がある特定の目的で使うために制作するVideo Package(ビデオパッケージ)の略称です。
企業VPは映像と音声(ナレーション)という2つの情報を組み合わせて制作されています。そのため文字だけの情報よりもわかりやすくなっており、老若男女問わず幅広い層に訴求することが可能です。
身近なところで言うと、テレビで流れる企業CMやWeb上で流れる企業CM・商品紹介などがよい例となります。
そのインパクト性やわかりやすさ、訴求力などから、近年では企業だけでなく市町村や学校などでも企業VPを制作しているケースが多いです。
企業VPを制作する際は映像制作会社に依頼することになりますが、依頼の際には「誰を対象にしているのか」「何のために企業VPを制作してどのような効果を出したいのか」を具体的に説明することが大切になります。
企業VPと企業PVの違いは?
「企業VP」と「企業PV」は似た言葉で意味も似ているため混同されがちですが、両者の違いは制作される「目的」にあります。
PVとは「Promotion Video」のこと。PVはおもに販売促進や宣伝を目的として制作される動画になります。
VPは販売促進や宣伝に限らず、さまざまな目的で制作されるため、PVはVPに比べると用途が限定的であるといえるのです。
企業VPが注目を集めている背景
企業VPが注目を集めている背景の一つとして、動画配信プラットフォームの規模が拡大したということが挙げられます。
以前は制作した動画を公開できる場所が限られていましたが、現在ではYouTubeをはじめInstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどさまざまな動画配信プラットフォームで公開することが可能です。
また動画の使用目的や視聴方法が多様化したというのも企業VPが注目を集めている背景の一つ。
以前は企業が制作する動画といえば販売促進目的で制作されるプロモーション映像が多かったものの、現在ではそれだけでなく、商品の取扱い方法を説明するマニュアル、サービスの利用手順を説明するマニュアル、新入社員の採用を目的とした動画、新入社員の教育を目的とした動画など幅広い目的で動画が使用されています。
視聴方法についても自社ホームページやSNS、イベントや動画配信サイト、WebCMなど幅広くなっており、より多くの人に視聴してもらえるようになりました。
こうした背景を受けて、スマートに企業情報を伝えられる企業VPの価値が高まっているのです。
企業VPを制作する意味やメリットは?
企業VPを制作することの意味は、伝えたい情報を伝えたい層にわかりやすく提供し、最大限の効果を発揮することです。
文字のみの情報や写真・イラストといった静止画を組み合わせたカタログなどの情報だけでは伝わりにくいことも、映像とナレーションを組み合わせた動画であれば、短時間でより多くの情報を効果的に対象者へ伝えることができます。
たとえば商品の利用方法や社内マニュアルといったものを思い浮かべてみてください。文字だけ・静止画だけの情報よりも、動画のほうがはるかにわかりやすいですよね。
文字だけの情報だと最初から読もうとすら思わない人や、読み始めてもわかりにくさから途中で読むことを諦めてしまったり投げ出してしまったりする人も出てくるでしょう。
しかし映像+ナレーションの動画であれば、苦手意識を持たずに見てくれる人が増えます。その結果、今まで以上に多くの人に情報を伝えることができるようになるのです。
このように企業VPを制作するメリットとしては、「短時間でより多くの情報を伝えることができる」「伝えたい情報を幅広い層へ伝えることができる」ということが挙げられます。
「顧客体験を今よりもっと特別に。KARTE for App」より/制作:シングメディア(THINGMEDIA株式会社)
また企業VPはストーリー仕立てのものや音響を工夫したもの、ナレーションでわかりやすく説明したものなど、その形もさまざま。それぞれの企業の特徴や目的に合わせたプロモーション活動ができるというのも魅力です。
さらにテレビや企業のWebサイトに限らず、SNSや動画配信サイトなどでも配信できるため、より多くの人に視聴してもらえるチャンスが生まれます。
そのためこれまでアプローチできなかった層へのアプローチも可能になり、ビジネスチャンスも広がるというわけです。
なお企業VPはリクルート活動の場面においても大きなメリットがあります。
会社案内や説明会の資料を動画にすることで、企業が求める人材を求職者に理解してもらいやすくなったり企業理解が深まったりしますから、結果的に企業と求職者のマッチングも成功しやすくなるのです。
「株式会社cotree|会社紹介映像」より/制作:シングメディア(THINGMEDIA株式会社)
企業VPの効果を高める制作ポイント
目的を達成するためには、いくつかのポイントをおさえて企業VPを制作する必要があります。そこでこの段落では、企業VPの効果を高める制作ポイント4つをご紹介します。
目的や配信媒体を明確にする
事前に企業VPを利用する目的と配信する媒体を明確にしておくことが、動画の訴求力をアップさせるポイントです。
配信媒体ごとにリーチできる層が異なるため、それぞれのユーザー特性をしっかり分析し、自社に合ったものを選ぶようにしましょう。
動画の入稿規定も配信媒体によって異なるため、長さやアスペクト比などを事前に調べておき、その規定内で最大限の効果を発揮できる表現を考えなければなりません。
ターゲットを明確にする
動画を視聴してもらいたいターゲットについても明確にしておくことが大切です。
たとえば商品紹介をする動画であっても、既存顧客を対象とするのか、新規顧客獲得を狙うのかによっても内容は変わってきます。
誰に情報を届けたいのかをはっきりさせることで動画の内容もおのずと決まってきますし、ターゲットを明確にすることでより訴求力の高い動画となるのです。
シナリオ作りに注力する
動画のクオリティを左右するシナリオ作りに注力するというのも大切なポイントです。
目的を達成するために訴求したいテーマやメッセージ、自社の強みなどを事前に整理して明確にしておき、ストーリーを意識してシナリオを作っていきましょう。
画面のイメージやカメラアングル、尺、ナレーションなども含めて絵コンテを作成しておくと、複数のスタッフで作業する場合にもイメージの共有ができ、認識にブレが生じにくくなります。
制作会社に外注する
効果的な企業VPを制作するためには、プロである制作会社に外注するというのもポイントです。
自社で動画制作の知識やノウハウがあれば内製できますが、そうでない場合やクオリティにこだわりたい場合、しっかりと効果を出したい場合はプロに任せたほうがよいでしょう。
企業VPはナレーションも重要!
企業VPにおいて、声で情報を伝えるナレーションは重要な要素です。
耳から入る情報=聴覚情報は、視覚情報の次に人の記憶・印象に残りやすいものと言われています。
そのためナレーションの力によって、視聴者に動画を最後まで見たいと思わせることも可能なのです。
だからこそ企業VPではナレーションにも力を入れる必要があります。具体的には、情報を伝えたい相手や企業のイメージや業種、目的などに合わせたナレーションを入れることが大切です。
イメージに合ったナレーションが入ることで、視聴者に好印象や心地よさを感じさせることができ、印象に残りやすい動画となります。
またナレーションは声の調子をシーンに合わせて変化させることも大切。落ち着いたトーン、明るいトーンなど、シーンにあった声のトーンで話すことにより、視聴者に良い印象を与えることができます。
企業VPでは映像だけでなく、ナレーションも重要な役割を持つということを理解しておきましょう。
THINGMEDIA株式会社(シングメディア)の企業VP制作実績
THINGMEDIA株式会社(シングメディア)では、『JAC AWARD 2016』のプロデューサー部門で最高賞となる「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した佐藤を中心に映像制作を行っています。
サービス紹介動画・会社紹介動画からドキュメンタリー、テレビCMまで幅広く制作可能です。
まとめ
「企業VPについて知りたい」という方のために、企業VPの意味と制作メリットをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
企業VPは企業が自社やサービス・商品などをPRするために欠かせないツールとなっています。
「自社が提供しているサービスを幅広い層に知ってほしい」「商品の魅力を特定の層にピンポイントで訴求したい」「求職者に企業理解を深めてもらいミスマッチが起こらないようにしたい」などの目的や課題をお持ちの場合は、企業VPによって成果を上げることに期待ができます。
みなさんが企業VPを利用して、ビジネスチャンスを広げることができますように。
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