株式会社Voicy(ボイシー)

Voicy初のオンラインサロン「Voicyファンラボ」第1期生卒業式に密着!

今日を彩るボイスメディア「Voicy」初のオンラインサロン「Voicyファンラボ」。その第1期生卒業式にシングメディアが密着!

卒業式の様子や参加したメンバーの声、そしてファンラボに一番身近に接してきたVoicyコミュニティマネージャー・みのりーの想いを映した。

卒業式開始

2018年12月15日、「Voicyファンラボ」第1期生の卒業式が都内某所で行われた。

たくさんの人が集まった会場には花や手作りのオーナメントが飾られ、アットホームな雰囲気。参加者はみんな笑顔で楽しそうだ。

そんな中、Voicyファンラボメンバーの“あべんがる”さんと“えりちゃん”が司会を務め、卒業式が始まる。

最初にスピーチを行ったのは、ファンラボメンバーの“や”さん。

初期のころはメンバー間でコミュニケーションをとることにとても手こずっていたものの、カタリバや勉強会などいくつかの試みは形になったと語る。

そしてファンフェスタというイベントについて、「Voicyっぽい、愛のある世界観になってた」とも語った。リスナーだけでなくパーソナリティーも楽しむことができたと言う素敵なイベントの運営に少しでも関わることができ、「すごい誇らしいことだな」と思ったそうだ。

自分たちで大好きなVoicyを盛り上げていく、それを実現できたことは、彼にとって貴重な体験になったのだろう。

Voicy代表・緒方さんのファンラボへの想い

次にスピーチを行ったのは、株式会社Voicy代表・緒方憲太郎さん。

「一人ずつに聞きたいとこなんですけど、一人ずつ全員には聞けないんで……ファンラボ、今ここ最後に来て楽しめた人~?」と、会場に向けて問いかける。

「ハ~イ!」と手を挙げる参加者。

続けて緒方さんが、「初めちょっと不安だった人?」と問いかけると、多くの人がまた「ハ~イ!」と手を挙げた。

さらに「いまだにちょっと不安な人?」と問いかけると、笑いが起きる。

Voicyファンラボは、Voicy初のオンラインサロンということもあり、1期生は右も左もわからない手探りの状態で活動をスタートした。そのため多くの人が最初は不安だったに違いない。

そんな参加者たちの気持ちを思い、緒方さんはこう話し始めた。

「正直すごい、この4ヶ月は怖くて。一人ひとりが一番Voicyが好きだって言ってくれてる人に、一番初めにお金をもらって、でもその人たちにも動いてもらって、それだけの、それ以上にいい環境を作るっていう、場所と雰囲気っていうものを提供できるかどうかっていうのは、すごい怖いんですね」

そう、Voicyファンラボに参加するには月1万円がかかるのだ。お金を払いながら、Voicyのために活動をしていく。このシステムに緒方さんは不安を感じていた。

ではこの毎月1万円の支払いについて、Voicyファンラボメンバーはどう思っているのか?

メンバーの“もこにゃん”さんは、「ほんとに激務で自分がお金使うことは全くないので、正直。生活していく中で。なのでその中で自分が期待するものに投資することには、すごい価値があると思ってるので、正直1万円安いと思ってます」と答えてくれた。

同じくメンバーの“じゅんやマン”さんは、「何かもらわないと何かしないじゃなくて、自分が何か先に与えてから、その結果何か返ってきたらよりハッピーだよね、みんなハッピーだよねっていうのは改めて思えたのがファンラボかな」と話す。

緒方さんは先ほどのスピーチで、続けてこう語った。

「もしこれができなかったら、一番好きって言ってくれてる人たちが一番嫌いに変わってしまうかもしれないっていうところもあって、それはすごく悩みながらやってました。悩み悩んだんですけど、後半はほっといても勝手に走るっていう感じのチームになってきて、すごいびっくりしました」

「初めはみんなでやるには何をしようとか、みんなこうするべきなんじゃないとか、あるべき論が走ってたなって感じなんですけど、だんだんみんなはいいから私たちがやりたいしやろっかみたいな感じで、けっこう前が走ってる、どんどん着いてくみたいな感じになってきて、あ、コミュニティってこういう風に進んでいくんだなっていう。全員がこうやるべきっていうのを言わなくなったときにコミュニティって一つ走るなっていうのを、すごく感じました」

Voicyファンラボメンバーたちは、自分たちが行ってきた活動の様子についてどう思っているのだろうか?

メンバーの“ちーさん”は、「全然みんな持ってるものが違うんだけど、それがうまく一つに合わさって、いい場ができるっていうのを経験できたのは自分にとって最高の経験だったなと思いますね」と話す。

“あべんがる”さんは、「ファンラボは50人全員で同じ方向向いてやろうみたいなのがあったんですけど、50人いたら50人違うし50人50色だし同じ方向は向けないから、おのおのがやりたいことやって、それがいい感じに組み合わさったら一番面白い色になるなと思ってたんで」と語った。

緒方さんのスピーチでは、そんなファンラボメンバーたちへの感謝の気持ちも語られた。

「ファンラボの存在が社員のめちゃめちゃパワーになっていて、サービスやってるとユーザーの数は見えるしTwitterのつぶやきはたくさん見えるんですけど、実際にこれぐらい嬉しいんだよっていうのは、ここが元気の源になるんですよね。それができたことはすごい感謝してるし嬉しいし、もっといい文化が今後もできていけたらいいなと思っています。これは社員全員の総意だと思っていて、全員がファンラボのメンバーとこの雰囲気にすごい感謝しているので、すごいいい時間を過ごさせてもらって、ありがとうございました」

コミュニティマネージャーみのりーのファンラボへの想い

続いてスピーチを行ったのは、ファンラボと一番身近で接してきた、Voicyコミュニティマネージャーみのりー。彼女がファンラボへ対する想いを語った。

「改めてファンラボっていうのを作って良かったなっていう風に思って。ファンラボのみなさんがこう何かちょっと考え方が変わったりだとか、何か行動するきっかけになったりとか、それだけじゃなくてリスナーの人たちのオフ会も開いたりとかして、他にファンラボじゃないメンバーもどんどん巻き込んでいきながらいろんなことを進めてくださって、いろんな方の考え方を変えてくれて……」

Voicyファンラボメンバー“あめさん”は、みのりーのこの発言について思い当たるところがあり、

「他の人から、あめさんってこういうところすごいよねって言ってもらえるところがあったので、それを気付けたのが、普通の仕事とかとは違う文脈で見つかったのはコミュニティならではなのかな」と話してくれた。

みのりーのスピーチは次のように続く。

「私もVoicyに入って、Voicyに関わるようになって自分の人生変わったというか、すごくいい方向に向かっているなっていうのをすごく実感することがたくさんあるので、そういうことをカタリバの皆さんだったりとかファンラボのメンバーだけじゃなくて、もっといろんなリスナーさんにもその思いが伝わることができてほんとにいいコミュニティになったなと思っています。本当にありがとうございます」

「今、人事とかもやっているんですけど、いろんな人に働くってどういうことだと思いますかとか、どういうことがモチベーションになってますかとか聞いたりするんですけど。逆に自分がどういうことがモチベーションになってるんだろうなっていうのを考えたときに、皆さんがVoicyを使って喜んでくれたりとかそういうことがすごく原動力になってるなっていうのを改めて考えることがすごく多くて……」

ここで、ファンラボからVoicyへサプライズのケーキが登場。そこにはたくさんの喜びや感謝の気持ちが込められている。

みのりーも感激しつつ、「これからもどんどんVoicyさらに伸びていくサービスになるので、Voicyのことを好きでいてくれたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします」と締め、たくさんの温かい拍手が送られた。

最後はみのりーを囲んで、参加メンバーたちの記念撮影。みんなの笑顔がまぶしい。

緒方さんからファンラボへの最後の言葉

卒業式を終え、Voicy本社へ移動したメンバー。

ファンラボ1期生の4ヶ月に渡る活動の様子を振り返る映像を鑑賞する。

その映像を見ながら、溢れそうな感情を抑えるみのりー。目にはうっすら涙が浮かんでいるように見える。

映像の視聴が終わると、大きな拍手が。

映像制作から上映を終えて、ファンラボメンバー“あめさん”が、

「真剣にやったらここまでになってしまいました。式中は流せなかったんで、今見れて良かったです。作っていくうちに、4ヶ月振り返って、確かにこんだけやったんだなっていうのが自分自身で感じられたんで。これ自体が2期の人にも受け継がれていけば……」と、自身の想いを語った。

緒方さんからファンラボへの最後の言葉が送られる。

「すごい感動しました。途中からみのりーが初め、泣きそうになりながらどうしたらいいかわからないって言って、特にみんなの言うこと全部聞いたら私、体散り散りになっちゃうってくらいワーってなっちゃって、パニックになったりとかしてたんですけど、まあ、丸投げてみようっていうことでやってみたんですけど、そこをすごい乗り越えてくれたのも嬉しいし、むしろ彼女を助けようと思ってファンラボのメンバーもすごい動いてくれてたので、勇気を持って任せるっていうのが、僕の中ではけっこう挑戦だったりとかもしました」

「で、今年の後半くらいから、社内がめちゃめちゃ盛り上がってるところに自分がいなくても盛り上がってるのが嬉しくもなったり寂しくもなったりとかで、このファンラボも初め、みんななんとかして作らなきゃってすごい思ってたのに、だんだん勝手に勝手にこう、ドンドン進むようになるのがすごい嬉しかったりもするんですよね」

「社員メンバーが強くなるのにすごく皆さんの役に立っていて、実はこういう記事を書いたりだとか何かイベントをやってくれたりだとかいうことよりも、それもすごい素敵でありがたいんですけど。うちの会社のメンバーをすごく成長させてくれていると思います」

「この経験は他では絶対手に入らないし、他の会社のどこのポジションに行ってもこういうことはできないと思ってるし。このITサービスを使ってユーザーが身内になるってのはなかなかできる経験じゃないんですよね。このサービスを一緒に作っていってVoicyがちょっとでも伸びたって嬉しいって思ってくれる人がたくさんいて、そういう人たちに勇気づけられながらなんとか自分たちも応えたいっていう気でやってるのが、本当に幸せな一日一日をもらってるなっていう風に思ってます」

「すごい僕も勉強させてもらってるし、みんないい環境に、本当に社員が全員感謝してると思います。社員代表してですね、感謝の辞を述べさせてもらいます。ありがとうございました。これで終わりじゃなくて、これからがスタートで、身内が増えたと思ってますんで、ぜひ今後ともよろしくお願いします」

そう述べると、緒方さんの音頭で一本締めを行った。

みのりーにインタビュー

卒業式後、みのりーへインタビューを行った。

「Voicyは音声のサービスを行っている会社です、外から見ると。だけど、VoicyはVoicyの中で働いてる社員みんなを幸せにするための“箱”です」と、まずはVoicyとは何ぞやについて説明してくれた。

その上で、Voicyという組織とファンラボという組織の違いについて語り出す。

「Voicyの組織はトップアップって言ってて、頑張る人だけを引っ張っていくよって言ってるんですけど、確かに私はVoicyの組織としてはすごくそのトップアップのとこに付いていきたいからめちゃ頑張ろうって思うんですけど」

「Voicyを作るファンラボって組織もトップアップでやっていこうっていうのはすごい言ってはいたんですけど、やっぱり会社とはちょっと違うなというか、トップアップではできない部分もあるなとは思ったし。自分はそういうトップアップは向いてない人間だなとは思いました。みんなに対して何かしてあげたいっていう気持ちがあるから、向いてないなと。でもそれを、すごく喜んでくれる人たちもいて、嬉しいですね。結局全員ファンだから、そのやり方は間違ってなかったかな」

みのりーの言う、このファンラボという組織の体制についてファンラボメンバーは、

「難しい中とか、私がレスができない中でも、一応確認の連絡が来る。みのりーさんですけど、してくれたっていうのはすごく温かいなって思っていて。そうやってこう諦めてしまう人に対しても、家族みたいな形で扱ってくれるところは、すごいVoicyのいいところかなって思ってます」と語ってくれた。

「家族のような、おじいちゃん家帰ったときの気分」というのは、他のファンラボメンバーもVoicyの雰囲気について語っていたことだ。

これらを踏まえて、「Voicyファンからみのりーファンになったと聞きました」と伝えると、みのりーは嬉しそうに、「みんなが?」と質問。

「みんなかはわかんない」と伝えると、大爆笑。

とはいえ、「Voicyのことも好きだけど、みのりーのことも好きになった」という人が多いのは事実だ。面接の際に「みのりーが感じ良かったから入った」と言っていた女性も存在する。

そして何より、卒業式の際にも多くのファンラボメンバーからみのりーへ感謝の気持ちが送られていた。メンバーたちにとって、確かにみのりーが支えとなっていたのだ。

みのりーが心掛けていたことを聞くと、

「ボトムアップでもないけど、“みんな”を大切に。みんなアップ」と答えた。

トップアップという体制は会社という組織では当たり前のことだが、コミュニティとなるとそれだけではうまくいかない部分もある。

そのためみのりーは、メンバー全体を気にかけ、全体を後ろから支えていたのだ。

今回卒業したVoicyファンラボ第1期生たちは、みんな口々にVoicyやみのりーへの感謝の言葉、「入ってよかった」などの感想を聞かせてくれた。

1期生たちが築いたこのファンラボというコミュニティを、2期生たちもぜひ引き継ぎ、さらに盛り上げていってほしいと思う。


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