シングメディア広報・田ケ原恵美のコラム

映像制作ベンチャーでは異例の「CMO」就任。次に見据える成長戦略とは

シングメディアは創業5年目のいま、新たにCMO・相原を迎えた経営体制となりました。

まさに「時が来た」と話す就任の舞台裏には、一体どんな考えがあったのでしょうか。経営陣3人に聞いてみました。

みんながイメージする「映像制作会社」とは違うことがしたい

田中:シングメディアは今月で五期目に入りました。2025年には「映像業界のニュースタンダード」を作りたいと思っています。期限は「たったの」あと3年です。

掲げたミッションを達成したい。そのためには、ここから組織体制を強化して、もっと新しいことに挑戦する必要がありました。そして実現のために、さらに優秀な人材の採用と、経営に新しい視点を取り入れる必要があると考えていたんです。

会社の知名度やプレゼンスを高めて、自分たちが思いもしなかった方向にも影響を及ばせるためには、次にどんなアクションを起こせるか。その一つのきっかけになるのが、今回の相原のCMO就任でした。

佐藤:ニュースタンダード実現のために必要なのは「破壊と創造」だと考えています。そのうち相原に期待しているのは、「破壊」です。

それは、映像業界だけにいる人が集まる組織になると、どうしても視点が偏ってしまうから。会社を経営していて、かつ映像制作業界とは直接的に関係のない視点から的確なアドバイスや戦略提案してくれる人がいれば、「これまでの常識を変えていける」と思いました。

もちろん、シングメディアとしては従来の映像制作業界にフィットした地続きな成長を順調に続けることもできると思います。ですが、あと3年で渋谷最強のベンチャーになるには足りないことばかりでした。

必要なのはテレビに最適化したコンテンツ制作と受託思想からの脱却

相原:僕自身は、東京で中学時代の同級生2人がチャレンジし続ける姿をみて刺激を受けていました。だからこそ、会社経営、そして特にマーケティング領域での経験を積みながら、ぼんやりと、いつか2人となにかできないかと考えていたように思います。

そして現実的に考えはじめたのが、ちょうどこのタイミングでした。売上や組織規模を徐々に拡大していくシングメディアの成長速度は目まぐるしくもありましたが、従来の映像制作業界の中だけには止まらない新しいチャレンジにおいては苦戦しているように感じるようになりました。

そこで、これまで培ったデジタル領域やマーケティング活動での経験を生かしてインパクトのある事業貢献をしたいと思ったのが、今回の就任に繋がる大きなきっかけになりました。

田中:映像制作会社に「CMO」がいるって、これまで聞いたことありますか? 映像制作の業界はまだまだテレビに最適化したコンテンツ制作を行っていて、レガシーな業界でもあります。

だから、「ニュースタンダードをつくる」であろうがなかろうが、レガシーな業界に現れたスタートアップ企業にマーケの視点が入ると面白くなるんじゃないかと思ったんです。

佐藤:シングメディアがレガシーな映像業界から生まれたスタートアップとして実現すべきことは、業界の「かっこいい」存在になること。真似したくなる挑戦をし続けること。

それを実現するにはどうすべきか? に対する1つの答えが、今回の相原の経営参画だと思います。それがニュースタンダードになるならやろう、という判断です。

実力以上のハードルを設定し超えていく価値

佐藤:業界で新しいことをするって、並大抵のことじゃ難しいのは100も承知です。でも「シングメディアならなんとかしそう!」みたいな、期待値を高めること。それが僕らなりのニュースタンダードのつくり方なのかなと思っています。今回、それができそうな気がしたんです。

相原:実はシングメディアが創業期の頃にはじめてビッグサイトでの展示会に出展したとき、現場で手伝っていました。制作畑で過ごした彼らに、僕の経験が役に立てるなと思った最初のきっかけでもありましたし、結果も残すことができ、いまでも忘れてないんです。

だからこそ、東京で戦い続ける中学の同級生たちと、意義がある勝ち方が実現できたらいいなと思います。

田中:本当、なかなかない共通点だよね。これからも「普通は〜…」をやらないまま、新しいことに挑戦し続けたい。僕らが目指すあたらしい世界って、まだまだこれから。

相原:まずはシングメディアのドリームチーム化を進めたいなと思ってて、例えば各分野で普通は採用できないような副業やフリーランスの人達にプロジェクトに参画してもらうとか。ネット系ベンチャーでは割りと当たり前だけど、映像制作のようなある意味閉じた業界で「制作」をもっと広がりのある「プロジェクト化」していくには経験と実績のあるプレイヤーに参画してもらうのが早い。

そういう意味ではシングメディア内部のイノベーションを促進していって、結果としてニュースタンダードたりえる存在を目指していきたいな。

後編:映像業界に必要なイノベーションとは? DX化の先で目指す新しい業界基準

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WRITTEN BY
田ケ原恵美

1994年生まれ、滋賀県出身。大学在学中、学内で開催されたミスコンテストで準グランプリを受賞。SNSのマーケティングスキルを活かしタレント・インフルエンサーとして活動を開始。卒業後はITベンチャーで広報部の立ち上げを担当。自社PRだけでなく、業界啓蒙やファンベースを生かした広報活動を経験。松竹芸能所属。