hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)

結成14年目! “今、日本で一番カッコいい女の子たち”hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)に密着!【第1話】

圧倒的な存在感を放つライブパフォーマンスで数々の会場を沸かせてきた、MCゆかりん&ちゃんちゃらによるガールズ・ヒップホップ・デュオ「hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)」。

氣志團の綾小路翔から「今、日本で一番カッコいい女の子たち」と賞賛されるなど、各界著名人に支持者も多い彼女たち。

「ラップっていうものが、きっと上手いし、ああいうラップができる女性の人、あんま日本だといないと思うんで、(プロデューサー以前に)ファンですよね」と、作曲家/プロデューサーの江崎マサルさんも語る。

結成から14年となる2018年、ガールズヒップホップ界屈指の実力派と言われるhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)に、半年間の密着を行なった。

彼女たちがこれから進むべき道はどこなのだろうか。確かなものはあるのだろうか。

密着を通して見えてきた、ヒップホップを愛してやまない二人が抱える光と闇。全10話の密着ドキュメンタリーでお送りする。

今回の第1話では、来月にニューアルバムの発売を控えた2018年11月のhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)に密着。

二人がどんな思いで結成14年目を迎えたのか、ステージ上からの反動が私生活に与えた「反動」とは一体何なのか、『蓮等 -hustler-』に込められた思いとは。新しいスタートを切った二人に、ぜひ注目してほしい。

13年間のスタイルに終止符を打ち、全く新しいhy4_4yhへ

2018年11月のある日、hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)はアルバムのリード曲『蓮等 -hustler-』MVの演出内容を決める打ち合わせに臨んでいた。

演出家やプロデューサーに任せるのではなく、自ら企画書を読み込み、その演出が歌詞に対してどのような意味を持つのか、シーンごとに丁寧に読み合わせる。

MCゆかりんとちゃんちゃら 打ち合わせ風景

今回、『蓮等 -hustler-』のMVにおいて目指したのは、今までとは一線を画す新しいhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)の形だった。

なぜ今、新しいhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)が必要だったのか。

「(結成から14年目で)ここから結構きっちりアーティスト(としての売り方)に振れるなってことは(彼女たちが)10代の頃から思ってたんですよね。やっとここで、いけるかなっていう。今回のアルバムで、テーマがラストって言ってるものの、本当はスタートっていう感じがあって。これまでのことは1回終わらせてここからスタート。そうなると、今までやってきたことをやってもって思って、初めてやることをやってここからスタートっていうところで」とプロデューサーの江崎マサルさんは語る。

ハイパヨプロデューサーの江崎マサルさん

つまり、「13年間続けてきたスタイルに終止符を打ち、全く新しいhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)を見せる。13年を全力で走ってきたからこそ、その判断ができる」というわけだ。

ただしそこに必要なエネルギーが計り知れないことも事実。

だからこそ二人は自分たちのこれまでとこれからが詰まった『蓮等 -hustler-』のMV演出にも熱心に向き合っているのだ。

ステージ衣装の反動で私服はガーリー

打ち合わせで話題に上がったのが、二人の意外とガーリーな私服について。パーカーなどのイメージが強い二人だが、この日の私服はそれぞれ白と黒のシンプルなニット。

ハイパヨ二人の私服

「ステージ衣装はギラギラの派手派手をいつも着てるから、私服はそれの反動で全く真逆のものを選んでしまう」と語る、ちゃんちゃら。

ちゃんちゃら

しかしキャラは反動でおとなしくなることはないようだ。

泥水すすってキレイに咲く

最後に、『蓮等 -hustler-』をどんなMVにしたいか聞いてみた。

「これは私たちの歌なんですけど、ガッツリ今までの活動をどういう気持ちでやってきたかとか、そういうことが赤裸々にリリックになってるんですが、でもたぶん私たちを知らない人はまぁ、どうでもいいことだし、知ってるファンの人はちょっとエモいと思うんですけど、初めて見た方にも、ここは共通点なんじゃないかなあっていう。その人にもすっと入るようなものになったらいいなと」と語るゆかりん。

ハイパヨ新曲MVの想い

そして、「泥水すすって、蓮の花は綺麗に咲くらしいんですよ。なので、そういう蓮の花のようになりたいなあって思ってます。今までにない感じなので楽しみです」と語る、ちゃんちゃら。

MVの意気込みを語るちゃんちゃら

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)にとって、新たなスタートラインとなる結成14年目。その新生hy4_4yhの一発目となる大事な曲『蓮等 -hustler-』のMV制作を担当させてもらえるのは、シングメディアにとっても非常にしびれる体験だ。

次回はMVの撮影現場に密着した様子をお届けする。進化し続けるhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)の姿を、ぜひ一緒に見届けてほしい。