hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)

異常に高い再現能力。『蓮等(hustler)』MV撮影前半戦・hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)に密着!【第2話】

MCゆかりん&ちゃんちゃらの二人からなる、ガールズ・ラップ・デュオ「hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)」。

密着ドキュメンタリー第2話は、8th.アルバム『LAST ALBUM 20s』に収録されたリード曲『蓮等(hustler)』のミュージックビデオ撮影の様子をお届けする。

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)にとって大きな転機となるミュージックビデオ撮影で、二人の口から語られたこととは?

全身タイツで登場

撮影当日、そこには白の全身タイツに身を包んだ、ハイパーヨーヨの二人の姿があった。

「これで渋谷を走ります」と笑顔で話すMCゆかりん。

MV撮影前のMCゆかりん

奇妙な姿のまま、真剣にクリエイターたちの話を聞く二人からは、クリエイターを信頼し、自分たちは最高のパフォーマンスをする、そして仕事を誰よりも楽しむという姿勢が見えた。

それが彼女たちが13年に及ぶ活動で培ってきた、ハイパーヨーヨの仕事の流儀なのかもしれない。

MV撮影前の打ち合わせをするハイパーヨーヨの二人

二人の表情には緊張感も見られるものの、笑顔を絶やさず打ち合わせを終え、いざ撮影現場へ。

異常に高いのが再現能力なんですよね

全身タイツ姿のまま、渋谷の街で撮影を開始するハイパーヨーヨ。

シリアスな表情で渋谷の街中を走り、何かを探すようにキョロキョロと辺りを伺うシーンを撮影していく。

MV撮影中のMCゆかりん

印象的だったのは、自分の出番ではなくても、相方の出るシーンをきちんと見守る二人の姿。そこからは二人の深い絆を垣間見ることができた。

相方を見守るちゃんちゃら

撮影シーンでは、難しい演出にもかかわらず、持ち前の呑み込みの良さと再現性を生かし、次々とカットをこなしていく二人。

その能力の高さには、ハイパーヨーヨプロデューサーの江崎マサルさんも、「異常に高いのが再現能力なんですよね。人に何か言われた注文を再現する能力が異常に高いんですよね」と舌を巻く。

プロデューサーの江碕マサル氏

おかげで撮影はスムーズに進み、全身タイツで行うカットは無事終了を迎えた。

「終わり? このカット終わりですか」「あー寂しいなあ」「もうこれ着れないのか」「ずーっとこれでいたいなあ」と残念がっておちゃらける二人の表情は、撮影中のシリアスな表情とは打って変わり、晴れやかな表情だった。

姉妹なんすよ

撮影後の移動中、MCゆかりんに、相方であるちゃんちゃらとの関係について話を聞いた。

相方について語るMCゆかりん

ハイパーヨーヨの二人は同い年で、名前にも共通点があるという。

MCゆかりんの本名は「中島由香利」、ちゃんちゃらの本名は「坂越由実子」で、名前の頭文字が同じ「Y」と「Y」。

さらに漢字表記でも5文字同士で、「画角も似てるんすよ。姉妹なんすよ」と語ってくれた。

一方、ちゃんちゃらが語ってくれたのは、二人の出会い。

二人の出会いを語るちゃんちゃら

「中学生のときにミュージカルで出会って、そこで意気投合して、“やっていこう”って言って、そこから13~14年経ちました」と笑顔で話してくれた。

共通点が多く、多感な時期に出会い、長い付き合いを続ける二人には、いつしか本当の姉妹のような絆が芽生えていたのだろう。

今回の密着はここまで。次回は、撮影後半戦。より深く、ハイパーヨーヨの二人の内面に迫っていく。