hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)

「夢は夢のままじゃ終わらないんだ」hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)に密着!【第4話】

圧倒的なライブ・パフォーマンスで多くの人を魅了する、MCゆかりん&ちゃんちゃらの二人からなる、ガールズ・ラップ・デュオ「hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)」。

密着ドキュメンタリー第4話は、『蓮等(hustler)』のミュージックビデオ撮影ラストシーンに臨む二人の姿と、撮影後に実施したロングインタビューの様子をお届けする。

結成14年目という節目でもあった2018年、果たしてハイパーヨーヨの二人にとってそれはどのような年だったのだろうか。

泣いて夜中にマックに逃げ込みました

ラストシーン撮影のために移動する車の中で、二人に今までで言われて辛かったことは何か、聞いてみた。

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)ドキュメンタリー第4話 画像01

いつもの明るい笑顔とテンション高めな様子とは異なり、悲しい表情を浮かべる二人。

「アタイが泣かされたのなんだっけ」と問うちゃんちゃらに、「お前の稼ぐ金なんかたかが知れてるんだよ!って言われたこと」と、MCゆかりんが答える。

「泣いて夜中にマックに逃げ込みました。私の泣く場所はいつもマックですよ」と続けた。

「なんにも言い返せない。あの頃はそうだったな」と笑顔を浮かべながら、当時の自分の状況に思いを馳せるMCゆかりん。

そして「でも今はちょっと言い返せるようになりましたよ」と笑う。

それは自身が強く成長したことを意味している。その強さは、これまで二人が積み重ねてきた経験と実績に裏付けされたものなのだろう。

ラストシーンの撮影に挑む二人

最後の撮影現場であるホテルに移動したハイパーヨーヨ。これまでのシーンとは一変した、アンニュイな演技が求められるシーンに挑む。

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)ドキュメンタリー第4話 画像02

ベッドに横たわり、物憂げな表情でカメラを見つめるシーンや、まっすぐにカメラを見据えて曲を口ずさむシーンなどが撮影されていく。

順調に撮影が進み、撮影終了の合図が出ると二人の表情は一瞬で満面の笑顔に変わり、クリエイター陣と共に喜びを爆発させた。

撮影を振り返った二人の感想は?

撮影終了後、二人にロングインタビューを行った。

まずは白タイツでの撮影シーンはどうだったか質問。

「あの時はまあ、マックスいってましたね」と、ちゃんちゃら。

MCゆかりんも、「あの時は結構、1000%って感じでしたね」「あとはやっぱり物凄い早朝だったので、いい感じの、ふぅ~って(気分がアガる)感じですよね」と語る。

最初の撮影シーンだったため、二人とも気合が入っていたようだ。

続いて、電車のシーンはどうだったのだろうか?

「電車難しかったっすよ~」と、ちゃんちゃら。

「あれ緊張感はんぱなかった」と、MCゆかりんも同意する。

特にちゃんちゃらのタイミングは相当難しかったようで、

「だってさなんか、電車が閉まって、出発して、私が振り返ってみたいな。電車が均一じゃないんだよね、閉まるタイミングが」とMCゆかりんが話すと、ちゃんちゃらも激しく同意。

一瞬のタイミングが求められる難しいシーンだったが、それでも二人はしっかり期待に応えてくれた。

改めて、撮影全般を通して最高のパフォーマンスを見せてくれたハイパーヨーヨの二人に感謝したい。

夢が一番叶いまくった1年

二人にとって、2018年はどんな年だったのかについても聞いてみた。

「私はでもすごく良い1年でした」と、MCゆかりん。

「もう夢が一番叶いまくった1年で」と、ちゃんちゃらも同意。

具体的にはどのような夢が叶ったのだろうか。

「まずラジオ番組やりたいって夢叶ったし」「そうレギュラー番組ができたんです」「あとRHYMESTERさん主催のフェス『人間交差点』に出たいって夢も叶ったし」「CMソング歌いたいって夢もついに叶って。プレイステーション4の」と、2018年に叶った夢を二人でどんどん挙げていく。

嬉しそうに語る二人の表情から、2018年がハイパーヨーヨにとって相当充実したものであったことが伺える。

NHK紅白歌合戦に出ることじゃないすかね

今後の目標についても質問してみた。

「でっかいとこでやりたいっすね、ライブが」と、MCゆかりん。

ライブは気持ちいいのか聞いてみると、「最高」と答えてくれた。

ちゃんちゃらは、「あからさまに凄いことなんかあればいいすね」と、彼女らしい言動で笑いを誘う。「Mステ出たいなあ」とも話してくれた。

また「NHK紅白歌合戦に出ることじゃないすかね」とMCゆかりんが答えると、「いけると思う」と笑顔でちゃんちゃらが応じる。

紅白歌合戦に出ることはアーティストにとってやはり大きな夢らしく、MCゆかりんは、「何よりもやっぱり親孝行になると思うんですよ」と熱く語った。

近い将来、ハイパーヨーヨの姿を紅白歌合戦で見られる日が来ることに期待したい。

経て、からの、ここ

ではハイパーヨーヨにとって、『蓮等(hustler)』はどんな曲なのだろうか?

「みなさんに凄い良い歌詞ですねって言われたり、自分が日々思ってることだって言われたことが嬉しかったっす。もうそれに尽きます」と、ちゃんちゃら。

「私は自分に対する応援歌になってます。凄い励まされるんですよ本当に」と、MCゆかりん。

二人にとって、『蓮等(hustler)』はそれだけ感慨深い大事な一曲なのだろう。

最後は二人で、「それを経て、からの、ここ」という言葉で締めてくれた。

ミュージックビデオ編はこれにて終了。夢を語ったハイパーヨーヨは、我々にどんな未来を見せてくれるのだろうか。今後も二人の活動に注目し、追っていきたい。

次回は、インストアライブの模様をお届けする。